「用賀喧嘩会」は、世田谷区立用賀中学校の出身者たちが集まって結成された不良集団であり、地元の用賀・砧周辺を拠点に活動していました。「ブットバース」は、1990年代初頭頃に、世田谷区や新宿区の番長格の不良少年たちが集まって結成されたドリームチームだったらしく、チーマー狩りや暴走族狩りに勤しむ武闘派集団でした。

本名：伊藤リオン
年齢：1983年生まれ
出身：東京都杉並区
所属グループ：元関東連合、元山口組構成員

伊藤リオンは少年の頃の人間らしい心は現在も完全に失ったわけではないようで、伊藤リオンは筋が通ったワルだと言われています。一般人には理由のない暴力を振るうような人間ではなく、しかし、同じ人種であれば手加減をしない、それが伊藤リオンが恐れられる理由のひとつとされています。

市川海老蔵さんとの暴行事件を起こした後、伊藤リオンの目撃情報が全くなかったため死亡説が浮上していました。しかし、2018年に沖縄で乱闘事件を起こしています。2018年05月30日03時頃、沖縄県那覇市松山の路上で元関東連合の伊藤リオンら男女6人が、飲食店を出た直後に沖縄の暴力団『旭琉會』系組員ら数人に襲撃され、乱闘になる事件が発生、伊藤リオン側の暴力団組員とみられる男が、傷害の疑いで現行犯逮捕され、逮捕容疑は乱闘の際に牛刀1本を持っていたとのことです。

生年月日： 1978年6月9日
所属グループ： 関東連合、MEDUSA（メデューサ・蛇女）
家族構成： 母（父親とは離婚）
特徴： 腕にメデューサの入れ墨

邑井祐介氏さんは国内最大規模の暴走族連合「関東連合」の幹部として恐れられ、事実上のナンバー2と呼ばれた存在でした。ケンカ最強の呼び声高く、喧嘩っ早い凶暴性から「爆弾」と呼ばれていました。関東連合にはケンカの強い猛者がたくさんいましたが、その中で邑井祐介さんがナンバーツーと呼ばれるまでにのし上がれた理由はやはり圧倒的なケンカの強さと凶暴性でした。

邑井祐介さんは2018年4月20日に覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで逮捕されました。事件発覚のきっかけとなったのは邑井祐介さんが行きつけだった渋谷区の飲食店の従業員が「覚せい剤のような粉が入った袋が落ちている」と警察に通報したためでした。

2010年頃にはスクーターでのひったくりを繰り返したとして逮捕されました。捜査３課によると、250ccスクーターでひったくりを繰り返し、昨年７月以降、都内で約50件、計約350万円相当の金品を盗んだと発表しています。

全国17都府県のコンビニのＡＴＭ（現金自動出入機）で2016年5月、約18億6千万円が一斉に引き出された事件で、引き出しは午前5時からの3時間余りで行われ、いずれも南アフリカの銀行が発行したクレジットカード情報を入力した偽造カードが使われた事件です。

井上勇は関東連合のメンバーで、もともとは世田谷出身のチーマーで、伝説のチームとして名高いTOP―Jの初代総長として名が通っており、腕っぷしの強さにものを言わせて、都内各地で抗争事件を引き起こし人物です。成人後の井上容疑者は一時、社会学者の宮台真司氏らと東京大学で討論会を開いたり、IT企業や芸能事務所を運営するなど表舞台に登場。この事務所には小室哲哉(60)が所属していましたが、契約金や原盤の権利で揉めて、井上容疑者が小室側を訴えたこともあります。

2010年に発生し、大相撲横綱の朝青龍さんが引退に追い込まれるきっかけとなった事件です。2010年1月場所の7日目だった、2010年1月16日の未明、都内の飲食店で泥酔して暴れまわり、一般人に暴力を振るって怪我を負わせ、パトカーが出動する騒ぎを起こした事が報じられました。この騒動を、2010年1月22日発売の写真週刊誌「フライデー」がスクープとして掲載したのをきっかけに、現役横綱のしかも本場所中の暴行事件という事で大きな騒動へと発展し、スポーツ新聞やワイドショーなどでも連日報じられました。

当初の報道では、朝青龍さんから暴行を受けたのは朝青龍さんのマネージャー男性だとされていましたが、同年1月28日発売の週刊誌「週刊新潮」が「水商売男性の鼻骨を叩き折った『朝青龍』」のタイトルで、朝青龍暴力事件の続報記事を掲載し、当初の報道に嘘がある事を暴露して事態が一変します。

朝青龍さんから暴力を受けた飲食店の経営者男性というのが、実は暴走族の集合体でその当時すでに、暴力団をも恐れぬ半グレ集団と化していた「関東連合」の大物OB・川名毅でした。通常であれば即被害届を出しそうな事件ですが、川名毅はあえて被害届を出しませんでした。当時の朝青龍さんは横綱として全盛の時期にあり、事件化して引退に追い込まれる事は絶対に避けたいはずと考えた川名毅は、多額の示談金をふんだくれると踏んで、3000万円とも5000万円とも言われる金額を要求したということです。

川名毅は自身のアウトロー人脈を駆使して、暴力団関係者の力も借りて追い込みをかけようとしましたが、朝青龍の「タニマチ（支援者）」には、アウトロー世界の大物も大勢おり、朝青龍サイドは、川名毅との示談金交渉の席に、アウトロー世界の超大物を連れてきたことから朝青龍サイドの提示した示談金で示談が成立したかに思えました。しかしすでに大事になっていたことから、相撲協会から引退勧告か解雇という最も重い処分が下り、これに朝青龍が激怒。身の危険を感じた川名は示談金を持って逃亡してしまいます。

日付2010年11月25日
概要十一代目市川海老蔵が暴行を受け、負傷。
原因不明（原因の食い違いが発生）
攻撃手段手拳等による暴力
攻撃側人数1名（但し、被害者の記者会見では食い違いが発生）
死亡者なし
負傷者11代目市川海老蔵

十一代目市川海老蔵暴行事件とは、2010年（平成22年）11月25日に十一代目市川海老蔵が元暴走族の男に暴行された事件で、「関東連合」の存在が世間に広く知られるきっかけとなった有名な事件です。

2010年11月24日、海老蔵は午後11時ごろから歌舞伎役者の仲間らと飲食し、その後日付が変わった25日明け方に知人たちと別れて独りで飲んでいたところ、石元ら数人とトラブルになり、殴られたとみられています。海老蔵は、「飲食店で知り合った仲間と飲んでいて、その後酔いつぶれた人を介抱していたらいきなり殴られた」としているが、その後の報道などで、テキーラを灰皿に注いで飲ませようとしたり、髪を引っ張る、頭を叩くなどの行為に及んだとする証言が浮上しました。

関東連合側は、「海老蔵が石元にした頭突きに対応した」と過剰防衛を主張した。裁判所は「被害者の行動が犯行を誘引したことも否定できない」と海老蔵の落ち度を認めたが、「状況から（被害者による）頭突きを認めることは困難」とした上で「仮に頭突きされたためだったとしても、被害者がさらに攻撃を加えようとした事実はない」として過剰防衛を否定した。さらに暴行の程度については、「被害者に相当量の出血があり、意識不明に陥った場合は窒息死する可能性もある、危険な犯行だった」と認定しました。

海老蔵のケガは左頬陥没骨折、前歯の損傷、左目内出血、鼻、顔全体の腫れなど顔面の重傷で、その後血尿が出るなどしたそうです。会見に臨んだ際、整復の痕はほとんど見られませんでしたが、骨が5つに割れしびれがあると語り、左目は充血していました。会見では自身の症状について、「前頭部左側頭部打撲、左上顎骨粉砕陥没骨折。それによる三叉神経の知覚障害と上顎洞血腫、左眼球打撲による結膜下出血。2本の前歯の骨折。内臓打撲による血尿などの全身多発外傷で全治2カ月と診断されました」と話しています。

この事件で最も有名人になったのが関東連合の黒い狂犬こと伊藤リオンです。「先輩がバカにされてる」そんな現状を目の前で見ていた伊藤リオンは、さすがに我慢の限界を超えてしまい、顔面、頭、腹部と関係なく殴り続けたそうです。身の危険を感じた海老蔵さんは命かながら非常階段から逃げ、瀕死状態でやっとタクシーに乗りこみ家へ向かったということです。