生年月日： 1882年1月25日
出生地： イギリス ロンドン ケンジントン
死亡日： 1941年3月28日

ヴァージニア・ウルフは、イギリスの小説家、評論家、書籍の出版元であり、20世紀モダニズム文学 の主要な作家の一人です。両大戦間期、ウルフはロンドン文学界の重要な人物であり、ブルームズベリー・グループの一員でした。

ヴァージニアウルフは不安定な感情に振り回され幾度も自殺未遂を繰り返し、同性愛や友人や肉親の死を契機に重いうつ状態に陥りました。感情が昇っていると次々と筆を走らせ名作を生みだすことも容易にできていましたが、、いったん重いうつ状態に陥ると仕事が一切手につかなくなっていたそうです。

生年月日： 1913年10月22日
出生地： ハンガリー ブダペスト
死亡日： 1954年5月25日,

ロバート・キャパは、ハンガリー生まれの写真家で、スペイン内戦、日中戦争、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、第一次中東戦争、および第一次インドシナ戦争の5つの戦争を取材した20世紀を代表する戦場カメラマン、報道写真家として有名です。

ロバート・キャパは、まるで死に場所を求めるかのように何度も戦場に足を運び、数々の素晴らしい写真を撮り続けますが、地雷に接触してそのままこの世を去りました。専門家の見解によれば、このようなロバート・キャパの自分自身の命を危険にさらし続ける行為は、境界性人格障害の症状であるとしています。

生年月日： 1854年10月20日
出生地： フランス シャルルヴィル＝メジエール
死亡日： 1891年11月10日

アルチュール・ランボーは、ティボーデによってヴェルレーヌ、マラルメ、コルビエール、ロートレアモン伯爵と並び「1870年の五人の異端者」の一人に数えられた人物です。

同じく境界性人格障害であった中原中也が、ランボーの作品に心酔していたことは有名な話で、幼い頃からとても繊細であったランボーは、16歳になるとたびたび家出を繰り返すようになります。最後は友人の発砲した銃弾によって被弾してしまいます。

生年月日： 1907年4月29日
出生地： 下宇野令村
死亡日： 1937年10月22日

中原中也さんは、日本の詩人、歌人、翻訳家で、30歳の若さで死去してしまいますが、生涯で350篇以上の詩を残しています。

中原中也の親友である小林秀雄は、中也をとても面倒臭い人間であると揶揄していますが、芸術にむき出しの魂で挑み、ごまかしを一切許さない姿勢がそのような印象を与えていた可能性があります。

生年月日： 1961年7月1日
出生地： イギリス サンドリンガム
死亡日： 1997年8月31日

ダイアナは、イギリスの第1位王位継承権者・ウェールズ公チャールズの元妃です。イギリスの名門貴族スペンサー伯爵家の令嬢として生まれ、1981年にチャールズ皇太子と結婚、彼との間にケンブリッジ公ウィリアム王子およびサセックス公ヘンリー王子の2児をもうけました。

チャールズ皇太子の不倫や、エリザベス女王との不仲により精神的に過度なストレスに晒され、リストカットや摂食障害に陥いるなど精神的に不安定だったことは世界中に知られています。

慢性的な鬱状態から脱却し、ホームレスや暴力被害を受けた人々の為に、チャリティー活動に専念し多くの人から賞賛され愛された人物で、その早すぎる死は残念でなりません。

生年月日： 1971年10月29日
出生地： アメリカ合衆国 ミネソタ州 ウィノナ
身長： 161 cm

2016年、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でゴールデングローブ賞ドラマ部門女優賞にノミネートされ、また、本作で全米映画俳優組合賞アンサンブル賞（ドラマシリーズ）を受賞して話題になりました。

『若草物語』『17歳のカルテ』『オータム・イン・ニューヨーク』など数々の名作で活躍しながらも、2001年にブティックでの万引き事件で逮捕された女優ウィノナ・ライダーですが、境界性人格障害だったことがわかっています。

生年月日： 1979年3月12日
出生地： イギリス ヘクサム
身長： 188 cm

イギリス出身のミュージシャン、詩人で、現在はベイビー・シャンブルズのボーカリスト、ソングライターであるが、かつてカール・バラーとともに結成していたザ・リバティーンズでの音楽活動によって最もよく知られています。

ドハーティの深刻なドラッグ中毒は有名で、大量のヘロインとクラックをしっかりと決めてステージで歌うため、目が反転してしまうそうで、1日20万円相当をドラッグに費やす筋金入りのジャンキーです。彼の人生におけるドラッグの影響は、彼が自伝で認めているように、若い頃すでにドラッグ購入のための金を得るため、同性愛者相手の男娼や麻薬ディーラーとして働かざるを得なくなる事さえあるほど強いものでした。

生年月日： 1911年8月5日
出生地： 東京府
死亡日： 1988年4月9日

田宮虎彦は、昭和期の小説家で、『足摺岬』や『絵本』など希望の無い時代の孤独な知識人の暗い青春を描いた半自伝的作品や、弱者に対するしみじみとした愛情に支えられた独特のリアリズム小説を発表し、戦後高い評価を受けました。

作品の中で、小説足摺岬は虐待された子供の自殺について記載がありますが、田宮虎彦本人も船員であった父から激しい暴力を受けて育っていることがわかっています。また、作品の多くが、人であるゆえの絶望感がモチーフとなっており、今も多くの人の心を捉えています。

父からの激しい暴力が、やがて闇となり、作品に反映されているのかもしれません。

生年月日： 1944年3月18日
出生地： 高知県 宿毛市 沖の島
死亡日： 1996年1月21日

横山 やすしは、かつて吉本興業・大阪本社に所属していた漫才師で、西川きよしとのコンビでの漫才は、漫才ブームの到来と共に記録的な人気を博し「やすきよ漫才」として20世紀を代表する天才漫才師と呼ばれるまでになりました。