「臨死体験」とは、瀕死の状態に陥った時に魂が自分の身体から抜け、三途の川を見たり亡くなった人と会話したりといった不思議な体験をすることを言います。

魂が身体から離れてあの世に近付くことで、いつの間にか三途の川や天国のようなお花畑に辿り着き、川の向こうに亡くなった身内や友人が見え、そちらへ行こうとするとベッドの上で目を覚ますといったパターンの体験をすることが多いとされています。

日本で活躍する数々の芸能人・有名人も自身の臨死体験を語っており、その体験談は常に多くの人を驚かせてきました。
ここでは臨死体験した芸能人・有名人の臨死体験を衝撃ランキングにまとめました。衝撃的な体験談と共に、総勢13名の臨死体験談をチェックしていきましょう！

俳優の保阪尚希は、幼少期に交通事故に遭った際に臨死体験をしました。
事故に遭う前、近所に亀の甲羅に穴を開けて願をかける神社があり、亀が好きだった少年時代の保阪尚希は神社から亀を盗んで家に持ち帰ったといいます。

その翌朝、亀が家の前で車に轢かれて死んでいるのを発見し、その一週間後に今度は保阪尚希が亀の甲羅のようにランドセルを背負った状態で車に轢かれ、意識不明で4ヶ月入院するという経験をしました。

その時、意識不明な中で三途の川のような場所に辿り着き、おばさんから「こっちに来ちゃダメよ」と言われて引き返して意識を取り戻したという臨死体験を語っています。
神社から亀を盗んだことでバチが当たったという衝撃的な臨死体験談でした。

新日本プロレス所属の現役プロレスラー・飯伏幸太は、病気で搬送された際に臨死体験したことを明かしています。

2009年に急性咽頭炎になり自ら救急車を呼んだ飯伏幸太ですが、緊急搬送された際に救急車内での記憶がなく、その代わりに砂漠が見える幻覚が脳裏を過ったことを語りました。

幸い急性咽頭炎は1日半の入院で退院しており、現在もプロレスラーとして活躍中ですが、救急車を呼ぶのが一歩でも遅れれば砂漠の幻覚から帰ってこれなかった可能性もあったかもしれませんね。

元プロレスラーで、自民党の議員として文部科学大臣を務めていた経験もある馳浩。
プロレスラーとして活動していた現役時代の1990年、新日本プロレスの試合で後藤達俊と闘った際にバックドロップの受け身を取り損ね、頭から落下して心肺停止した経験があります。

幸い人工呼吸と心臓マッサージにより一命を取り留めましたが、意識を取り戻す間に臨死体験をしたようで、幽体離脱して倒れている自分の身体を見た他、綺麗な虹が見える場所に行っていたことを蘇生後に語りました。

プロレスの試合中で関係者はもちろん観客も大勢いる中で死の危険に陥った馳浩の臨死体験はプロレスファンの間でも衝撃的な出来事として大きな話題となりました。

国際弁護士の肩書きを持ち、情報番組のコメンテーターとしても活躍する八代英輝。
過去に心臓の手術を受けたことがあり、手術中に数分間の心停止を経験して臨死体験したことを明かしました。

心臓のカテーテル手術の際、枕元の心電図がピーッと鳴って一直線になった瞬間に視界が一気に暗くなり、その直後幽体離脱して手術を受けている自分の身体を手術室の片隅から俯瞰して見ていたといいます。

数分間の心停止の間、八代英輝はお花畑に辿り着き、川の向こうに案内人がいるのを見ました。
八代英輝がこのような臨死体験をするのは2度目で、本能的に「戻らなきゃ」と思ったことで心臓が再び動き出したといいます。
心臓が動き出した後もしばらく意識が戻らなかったようで、院内は騒然となったようですが、無事に意識を取り戻して現在もタレント業を行なっています。

お笑い芸人の千原ジュニアが過去にバイク事故を起こしたことは有名ですが、その時に臨死体験をしたことを語りました。

2001年に1000ccの大型バイクに乗っていた千原ジュニアは、仕事帰りの深夜にバイクで事故を起こし、歩道の石柱に顔面から突っ込みました。
意識不明の重体で病院に運ばれた千原ジュニアは、意識を取り戻す間にお花畑にある三途の川を見たといいます。

そのお花畑では大きな花を身に付けた先輩芸人がスローモーションで走り回って千原ジュニアを呼んでおり、千原ジュニアは「絶対行ったらあかん！」と感じてこの世に戻ってくることができました。

芸能リポーターとして知られる前田忠明は、1990年に胸部に激痛を感じて病院に行き、心筋梗塞と診断されて緊急手術を受けた際に1分間ほど心停止しました。

意識不明だった時間は23時間にも及び、その間に臨死体験をしたといいます。
胸の痛みがなくなった瞬間に身体が宙に浮いたような感覚を覚え、視界に光が差したと思ったらもう一人の自分が現れて別世界へ誘われ、眩しいほどに明るく美しい光の世界で幸福感に包まれたといいます。

他の人が見るお花畑や三途の川とは違い、美しい光の世界や幸福感を感じるという珍しい臨死体験談でした。

ヴィジュアル系アーティストとして知られるGACKTも過去に臨死体験をしています。

GACKTは7歳の時に海で溺れたことがあり、水中で海水を飲み込んでしまい意識を失いました。
その間、一切の音が聞こえなくなり、何かに包まれているような優しい感覚を覚え、生まれてからの記憶が走馬灯のように駆け巡ったといいます。

臨死体験した芸能人や有名人の中でもGACKTの体験談は有名で、GACKTの神秘的な雰囲気も相まって伝説的に語り継がれています。