若大将と呼ばれて愛される歌手・俳優の加山雄三も若い頃に臨死体験したことを語りました。

19歳の時、スキー場で風邪をひいて注射を打った際にアレルギー反応を起こして心肺停止し、再び心臓が動き始めるまでの3分間に臨死体験が起こりました。
加山雄三は心臓が停止してからも自分が薄れていく意識があり、細胞が死んでいく感覚や苦しさを感じ、どんどん暗くなる恐怖感に襲われていたといいます。

お花畑や三途の川など天国に行くような臨死体験ではないものの、続けて明かされた不思議なエピソードが衝撃的でした。
それは加山雄三が15歳の時、超能力を持った老人が家に来て、加山雄三の母親に「あの子は19歳で死ぬ」と言い出し、「これを1日も手放すな」と数珠を渡したのだそうです。

そしてその老人の言った通り19歳で心肺停止となった加山雄三ですが、母親が数珠のことを思い出して首にかけたところ、たちまち息を吹き返したのです。
加山雄三は数珠をかけられた瞬間から身体が温かくなって意識を取り戻した感覚も鮮明に覚えているようで、他の人とは少し異なる不思議な臨死体験談が語られました。

元プロレスラーで、政治家やタレントとしても活躍する大仁田厚は、過去に喉頭炎を悪化させ急性肺炎と急性腎不全、さらに敗血症を併発して危篤状態になったことがあり、その時に臨死体験をしました。

意識がない間に見ていた映像は、友人たちとスナックで酒を飲んでいる時にふと裏口を開けると川に浮かんだ屋形船があり、船に乗った瞬間に場面が切り替わって様々な国を渡り歩いていたというものです。

最後は雪山で2メートルほどの巨大グマと闘い、殴り倒された瞬間に意識が戻ったという元プロレスラーの大仁田厚らしい臨死体験で、まるで夢を見ているような体験談だと話題になりました。

お笑い芸人の加藤茶は過去に入退院を繰り返していた時、投薬治療の薬が体に合わず死の危険に陥ったことがあり、その時に臨死体験をしました。

意識不明の間、気付いたら河原で石を積んでいたようで、ふと川の向こうを見ると亡くなったはずのいかりや長介の姿が見えたといいます。

これはまずいと感じて慌てて引き返したところ息を吹き返したようで、いかりや長介がいなければそのまま三途の川を渡っていたかもしれないという衝撃的なエピソードが語られました。

お笑い界の重鎮であるビートたけしは、1994年に事故に遭った際に臨死体験をしました。
深夜にスクーターを運転していたビートたけしがカーブを曲がりきれずにガードレールに激突し、頭を強打して意識不明で病院に搬送されました。

顔は血まみれ、さらに右側頭部頭蓋骨陥没骨折、脳挫傷、右頬骨複雑骨折という全治1ヶ月の重傷を追い、普通であれば即死、良くても植物状態という危険な状態だったといいます。
瀕死の状態から回復したビートたけしはその後、緊急手術を受けている時に手術台に横になる自分を上から俯瞰して見ていた記憶があることを明かしました。

さらに、暗闇を歩いている場面で着ぐるみが落ちているのを発見し、覗き込んだところ傷だらけでボロボロになった自分だったようで、驚きながらも「嫌だけど、たけしに戻るか」と思い自分の着ぐるみを着てみると、その瞬間に意識を取り戻し病院のベッドに寝ていたのだといいます。

また、すでに亡くなっていたフリーアナウンサーでタレントの逸見政孝と出会ったことも明かし、親友が〝まだこっちに来るな〟と言いに来てくれた気がするという臨死体験談も語りました。
様々な要因が重なり奇跡的に意識を取り戻したビートたけしは、事故後もお笑い界・映画界を牽引し、現在も活躍を続けています。

映画「人間革命」や、ドラマ「鬼平犯科帳」などで知られる俳優であり、心霊研究家としても活躍していた丹波哲郎。
彼は過去、二度にわたり臨死体験をしたことがあります。

最初の臨時体験は小学1年生の時、腐った饅頭を食べてしまい赤痢となり、病院で意識を失っている間にベッドに寝ている自分を上から見ていたという幽体離脱の状態になったといいます。

二度目は2005年の83歳の時で、インフルエンザ・肺炎・盲腸を併発して入院した際、意識を失い身体から魂が抜けて壁を通り抜けられるようになり、気付けば大海原で巨大な船に乗って航海していたのだといいます。
見知らぬ誰かに船の行き先を聞いたところ、聞いたこともない知らない場所の名前を告げられ、その瞬間に意識を取り戻して目を覚ましました。

一度ならず二度までも臨死体験をした芸能人・有名人は珍しく、丹波哲郎は心霊研究家として心霊学や霊界の研究をしていたことから、幽体離脱や臨死体験など不思議な体験を引き寄せることが多かったのかもしれませんね。

映画「青春残酷物語」などで知られる俳優・川津祐介は、臨死体験をした芸能人・有名人の中でも最も臨死体験の回数が多い人物です。

最初の臨死体験は19歳の時、敗戦後の日本に失望して自殺未遂を起こし、意識不明の間に真っ暗な世界に引き込まれそうになり、地獄に堕ちるような恐怖を覚えたことを明かしています。

二度目は34歳の時、映画の撮影中にアクションシーンで事故があり頭蓋骨に怪我を負い、入院中に幽体離脱をして周りの人間の心の声を聴いたといいます。

三度目の臨死体験は60歳の時で、心筋梗塞で心臓左心室壊死という病気になり、医師から余命3週間、長くて3ヶ月と診断されました。奇跡的に手術が成功して復帰しましたが、この手術中にも臨死体験をしたといいます。

さらに76歳の時には四度目の臨死体験を経験しました。心臓の手術中に虹色に光る場所に迷い込み、自身が繭のようなボートに乗っていることに気付いたといいます。
この時のことを「神様の治療を受けているような気分」だったと語っています。

一回二回で終わらず四回に渡り臨死体験をした体験談は世間に衝撃を与え、余命宣告されながらも奇跡的に生き延びて現在も存命という生命力を持った川津祐介が芸能人・有名人の臨死体験衝撃ランキング第1位に輝きました。

死に接しながらも奇跡的に回復した芸能人・有名人の驚きの体験談をお楽しみいただけたでしょうか。
以上、臨死体験した芸能人・有名人の衝撃ランキングをお届けしました。