逮捕されたのは星島貴徳で、事件2日後の4月20日に被害者の父親とエレベーターで乗り合わせた際に「大変なことになりましたね」と声を掛けたほか、マンションの管理会社に対し電話で「監視カメラが足りない」などとクレームを入れたり、マンションの外で待ち構える多くのマスメディアのインタビューに応じて自分が殺害した女性の失踪を心配するそぶりを見せたり、事件と無関係を装っていました。これらの行為はサイコパスを臭わせています。

場所：兵庫県神戸市須磨区
日時：
1997年（平成9年）2月10日（第一の事件）
1997年3月16日（第二の事件）
1997年5月24日（第三の事件）
死亡者：2人
負傷者：3人

神戸連続児童殺傷事件とは、1997年（平成9年）2月 - 5月にかけて兵庫県神戸市須磨区で発生した連続殺傷事件（少年犯罪）です。男子中学生（事件当時14歳：神戸市立友が丘中学校3年生）が相次いで小学生5人を殺傷、犯人の少年が酒鬼薔薇聖斗（さかきばらせいと）と名乗っていたことから、「酒鬼薔薇事件」「酒鬼薔薇聖斗事件」とも呼ばれました。

酒鬼薔薇聖斗（さかきばらせいと）は当時14歳で、精神鑑定結果は、完全な責任能力はあるが、成人の反社会性パーソナリティ障害に相当する行為障害があり、鑑定医の意見としては、行為障害の原因を除去して、酒鬼薔薇聖斗の性格を矯正し、更生するためには、長期間の医療的処置が必要との提案がされました。これは完全なるサイコパスです。

場所：神奈川県横浜市金沢区横浜港
日時：2009年（平成21年）6月18日 - 6月19日
死亡者：2人
犯人：7人

横浜港バラバラ殺人事件とは、2009年（平成21年）6月に神奈川県横浜市金沢区で発覚したバラバラ殺人事件で、犯行グループはベトナムなどから覚醒剤の密輸を行っており、本事件において起訴された人数は7人に上っています。2009年6月18日から19日にかけて、前述の犯行グループのIと共犯者は、歌舞伎町の麻雀店経営者の男性と会社員の男性を千葉県船橋市内のホテルに呼び出して監禁した。池田容之は「家族に電話させてほしい」「殺さないでくださいせめて殺してから切ってください」と懇願する経営者の首を、「動いちゃ駄目だろ、切れないじゃないか」と生きたまま電動のこぎりで切断、殺害し、共犯者に「人形みたいでしょ」と語った。会社員の男性は刺殺された後に遺体は解体され、横浜港や山梨県の山中に遺棄されました。

主犯格の池田容之は、命乞いをしている被害者2人に対して、楽しそうに笑いながら生きたまま、チェーンソーで首を斬り取り、「何か30秒位しか掛からなかったなぁ。けど人形みたいだなぁ♪」と言って、その後バラバラにして、横浜港を始め、他の場所に部位を遺棄するなど、サイコパスともとれる犯行を行っています。

場所：兵庫県尼崎市
日時：2012年10月に発覚

「尼崎事件」とは、2012年に兵庫県尼崎市で発覚した殺人事件で、1987年辺りから発生していました。主犯の角田美代子は、事件が発覚するまで血縁関係にない男女らと共同生活を送り、その中で殺害・虐待などをさせていたそうです。角田美代子は、人を信じ込ませる術に長けていたようで、自分に心酔する者を集め、把握しきれないほどの疑似的な家庭環境を築いていました。事件は未だ解明されていませんが、角田美代子は2012年12月12日に自殺したため、真相究明は困難な状況となりました。

夜を徹して家族会議を行い、なぜか角田美代子への忠誠を誓い合いました。命じられるままに、他人の見ている前で夫婦がセックスをする。逃げても逃げても、毎回必ず連れ戻される。家族同士で殴り合いをさせられ、やがて殺し合いへと発展する。その後は死体の解体作業までもを、表情一つ変えずに行うなど、ここまで服従させるのは角田美代子はサイコパスであると言われる理由になりました。

場所：栃木県
日時：1999年12月4日
死亡者：1人
犯人：萩原克彦他

「栃木リンチ殺人事件」は1999年12月4日に栃木県で発生した、主犯格・萩原克彦らによる須藤正和さんに対する拉致監禁、暴行恐喝、殺人と死体遺棄事件です。萩原克彦らは無抵抗な須藤正和さんからお金を巻き上げ、2ヶ月間に渡り暴行加え、須藤正和さんの家族が警察に相談していることを知ると殺害。また、須藤正和さんの両親から9度にわたる捜査依頼を受けながら理由もなく拒絶しつづけた栃木県警の失態も発覚した事件であり、「桶川ストーカー殺人事件」とともに当時警察の信用を失墜させた事件でした。

主犯格の萩原克彦は、は幼稚園に通っていた頃から、他の園児に無理矢理草を食べさせようとしたり、池につき落としたりと乱暴な面が目立ち、小学校に上がると近所の犬に石を投げつけたり、蹴飛ばすなど虐待する姿がよく目撃されていました。そうした問題を起こすと謝罪にまわっていたのが父親であり、母親は1度たりとも息子の悪事について信じる事はありませんでした。そんな父親は警察官であり、県警捜査一課の外国人犯罪対策室を経て、事件当時は氏家警察署の交通課に勤務していたようです。このような溺愛された幼少期時代が影響しているのかもしれません。

場所：長崎県佐世保市
日付：2014年7月26日
死亡者：1人
犯人：高校1年の女子生徒

佐世保女子高生殺害事件は、2014年7月26日に長崎県佐世保市で発生した殺人事件で、被害者は佐世保市の公立高校に通う女子生徒でした。遺体が発見されたマンションに住む、同級生の女子生徒が緊急逮捕されました。逮捕容疑は、被害者を自宅マンションにて後頭部を鈍器のようなもので数回殴り、ひも状のもので首を絞めて殺害した疑い。長崎県警察によると、遺体は首と左手首が切断されていました。

犯罪者は高校1年の女子生徒で、「体の中を見たかった」「人を殺して解体してみたかった」などと供述しています。実母の死をきっかけとして母親のいる被害者に憎悪を抱いたのでは？とも言われていますが、サイコパス的な犯罪として議論になりました。

場所：愛知県および岐阜県
日時：2007年（平成19年）8月
24日23時10分ごろ（拉致）[1] – 25日1時ごろ（殺害）
死亡者：1人
犯人：3人

インターネットの闇サイトで知り合った男3人が、互いに共謀した上で、夜道で帰宅途中の女性を拉致して金品を奪い、殺害することを計画。名古屋市千種区内で帰宅途中の被害者Aを拉致し、金品を奪った上で殺害します。

犯罪者らはいずれも闇サイトで出会った当時から、互いの素性を知らないまま、偽名を使っていたり、相手から馬鹿にされないように「暴力団に関係していた」と虚勢を張ったり、虚実ないまぜに過去の犯罪歴を自慢し合ったりしました。それが次第にエスカレートし、最終的には強盗殺人を起こすに至ったそうです。

場所：奈良県奈良市/生駒郡
日時：2004年（平成16年）11月17日15時20分ごろ
死亡者：1人
犯人：小林薫（事件当時35歳・毎日新聞販売店従業員）