島田紳助さんがスペシャルコメンテーターとしてスタートし、1分でいい話を聞くという新しいスタイルが好評だった「人生が変わる1分間の深イイ話」。現在は当初の1分とは程遠い密着企画やVTRを見て誰かを当てるクイズなどのコーナーができるなどネタ切れ感が否めません。また「人を小馬鹿にしたようなナレーションがイライラする」という声が多く寄せられました。

前進となる番組から合計すると29年半というゴールデンタイムでは歴代バラエティ番組2位という記録を持つ「とんねるずのみなさんのおかげでした」。「食わず嫌い王決定戦」のコーナーには豪華ゲストも登場し高視聴率をキープする人気番組でしたが、とんねるずのハラスメント的な芸風が徐々に時代に受け入れられなくなってきた事が主な要因です。

過去に何度か単発で放送され、2019年からレギュラー放送が開始した「クイズ！あなたは小学5年生より賢いの？」。ゲストが助っ人小学生の力を借りながらクイズに挑む、海外の人気番組のリメイク版です。こちらは「見ていてハラハラドキドキしない」「1問にかける時間が長く飽きてしまう」など番組の演出に関する厳しい意見があがりました。

桂文枝と山瀬まみが新婚夫婦をゲストに迎えトークを繰り広げるご長寿バラエティ番組です。大阪弁で暴走する桂文枝師匠を山瀬さんが巧みに操りながら展開していきます。ゲストの新婚夫婦は変わっていたり、ぶっ飛んでいたりする事が多く、好き嫌いが分かれるポイントかもしれません。台本を意識した素人のトークにもイライラするという意見もありました。

開始当初はみのもんたさんと久本さんの司会でスタートした「秘密の県民SHOW」。現在はみのさんに代わって田中裕二さんがMCWO務めています。その土地だけの習慣や行事、県民性を紹介する番組で、スタートした際は高視聴率をマークする人気ぶりでした。ですが最近はネタ切れ感が否めず、内容もゲストもマンネリ気味に。そろそろ終わっても良いのでは？との声も。

今年で36年を迎えた「アッコにおまかせ!」大御所ご意見番の和田アキ子さんが世間の時事ネタにコメントしていく情報バラエティです。低評価の理由としては「特に目新しい情報がある訳でもないし見なくてもいいかな」「ゲストがアッコさんのお気に入りの人で固められ、アッコさんに気を使い過ぎてつまらない」「アッコさんの高圧的な話し方が苦手」といった意見があがりました。

大御所芸人の明石家さんまさんがMCを務める長寿番組「踊る!さんま御殿‼︎」。この番組への出演をきっかけにブレイクした芸能人も多数存在する、登竜門的なトークバラエティ番組です。長寿番組がゆえ、さんまさんのマシンガントークに少し飽き飽きしている視聴者が居るのも事実。その辺りがワースト3にランクインしてしまった理由かもしれません。

番組開始当初は弁護士軍団が日常で起こり得る法律問題について解説したり、見解の違いからバトルが起こったりと法律バラエティ番組として支持されていました。ですが現在は法律に関するコーナーはほとんど無くなり単なるトーク番組となってしまった事が不評の原因のようです。出演者が内輪だけで盛り上がり、番宣だらけの内容にガッカリしている声が多く聞かれました。

嫌いなバラエティランキング1位に選ばれたのは「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」となりました。その理由として圧倒的に多かったのが「やらせ感」です。「やらせ感満載でスタジオの反応もわざとらしく、見ていて不愉快。」「ありえないシチュエーションやカメラの位置など気づいていない訳がない！」という意見や「人を騙してその反応を見るという行為自体が嫌」などなど。「やらせ」を分かった上で楽しめる人でないと見るに耐えない番組なのかもしれません。

歴代の嫌いなバラエティ番組についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？
ランキングでは、1位にニンゲン観察バラエティ モニタリング、2位に行列のできる相談所、3位に踊る!さんま御殿‼︎、がランクインしました。

歴代の嫌いなバラエティ番組の中には、意外にも長寿番組や高視聴率の人気番組も多くランクインしている印象ですよね。ここに名前が挙がるということは良くも悪くも有名な番組だと言うことではないでしょうか？

番組の好き嫌いは個人の好みや年齢、性別などにも大きく左右されるので、参考程度に留めて自分が面白いと思った番組は堂々と楽しんでくださいね。