『座頭市 THE LAST』は、2010年5月29日公開の日本映画で、『座頭市』シリーズの「最終作」となる一本です。全国238スクリーンで公開され、2010年5月29-30日初日2日間で動員6万9,184人、興収8,512万8,400円になり映画観客動員ランキングで初登場第6位に入りましたが、その後は不調で、香取慎吾と上戸彩を起用したわりには爆死という結果に陥りました。

1983年に放送された橋田壽賀子原作、NHK朝の連続テレビ小説「おしん」を映画化。主人公のおしんを演じるのは、オーディションで約2500人の中から選ばれた、濱田ここね。母・ふじを演じる上戸彩は、極寒の最上川での入水シーンなど、女優魂を発揮して役に挑みました。全国253スクリーンで公開され、上戸彩、稲垣吾郎が出演するなど話題性十分でしたが、興行収入はわずか4億円、あまりの大コケにより4週で打ち切りになりました。

人気作家・米澤穂信による青春学園ミステリーで、アニメ化もされた「古典部シリーズ」の第1作を、「四月は君の嘘」の山崎賢人と「L エル」の広瀬アリス主演で実写映画化した作品です。山崎賢人と広瀬アリスという人気のダブル主演にも関わらず、興行収入1億3000万円、週末興行成績ランキングでトップ10圏外という爆死状態でした。

『トリガール！』は、中村航による日本の小説作品の2017年公開の実写映画で、作者の中村の母校・芝浦工業大学をモデルに、鳥人間コンテスト選手権大会の常連である同大学の人力飛行機チームたちの奮闘を描く青春物語です。土屋太鳳が主演で、間宮祥太朗、高杉真宙といった若手注目株の俳優たちが脇を固めたにもかかわらず、興行収入1億6600万円という大コケに終わりました。

『ガッチャマン』は、2013年8月24日に公開された日本映画です。タツノコプロ原作のアニメ作品『科学忍者隊ガッチャマン』の実写化作品で、同プロの『新造人間キャシャーン』、『マッハGoGoGo』、『ヤッターマン』に続く4番目の実写化作品です。ネット上では製作費80億円とも言われていますが、それに対して興行収入は4億8000万円という散々な結果に終わってしまいました。

堤幸彦監督と中村勘九郎がタッグを組んで大ヒットを記録した2014年の舞台「真田十勇士」を映画化した作品です。製作費10億円以上の超大作と言われており、宣伝も大々的に行っていましたが、まさかの初登場7位。興行収入も6億円で大赤字という大コケぶりでした。

火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」と人類の壮絶な戦いを描いた大ヒットコミックを、鬼才・三池崇史監督のメガホンにより実写映画化したものです。製作費15億円以上をかけた超大作でしたが、興行収入はまさかの7.8億円という爆死作品です。

続編『卒業 セーラー服と機関銃・その後』が『セーラー服と機関銃 -卒業-』の題名で角川映画40周年記念作品として映画化されたもので、原作は赤川次郎『セーラー服と機関銃・その後――卒業――』、橋本環奈が映画初主演を果たしました。全国238スクリーンで公開されましたが、最終的な興行収入は9200万円と大コケしてしまいました。