公開日： 2005年11月8日
監督： ジョン・ファヴロー
原作： ザスーラ

ゲームの世界が現実になってしまう不思議なボードゲームをめぐるパニック・アドベンチャー「ジュマンジ」の原作者クリス・ヴァン・オールズバーグの同名原作を映画化したファンタジー・アドベンチャー大作です。内容の評価がまずまずの高評価だったにもかかわらず、興行輸入がふるわず、結果として赤字を計上してしまいました。

監督ティム・ストーリー
脚本マーク・フロスト/マイケル・フランス

特殊能力をもった4人のヒーローチームが活躍する姿を描き、2005年と07年にも映画化された「ファンタスティック・フォー」を、新たなスタッフ＆キャストで描くSFアクションです。出演陣も、マイルズ・テラーやマイケル・B・ジョーダンなどがキャスト入りしており、ヒットが期待されましたが、製作費1億2000万ドルに対してアメリカの興行収入は5600万ドルと半分にも満たない大コケ作品となりました。

公開日： 2010年5月26日
監督： ジョン・ファヴロー

マーベル・コミックの人気作品をロバート・ダウニー・Jr.主演で映画化した「アイアンマン」の続編。新たなキャストとして、スカーレット・ヨハンソンとミッキー・ロークが参加しています。興行収入的には、成功を収めるも、批判も多く集めてしまった大コケ作品です。

公開日： 2022年4月8日
監督： ジェフ・ファウラー
原作： ソニック

『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』は、セガとソニックチームが開発したゲームシリーズを基にした、2022年公開予定のアドベンチャー・コメディ映画です。しかし予告編の段階からソニックのキャラクターデザインが、酷いと炎上し、公開前の時点でこの映画は先行きが危惧されていました。ところが話題性が良い方向に展開し、予想外の大ヒットとなりました。

監督ロジャー・アレーズ/ロブ・ミンコフ
脚本ジョナサン・ロバーツ/アイリーン・メッキ/リンダ・ウールヴァートン

アフリカの雄大な自然を背景にライオンの王子シンバの成長と冒険を描いたディズニー・アニメの名作「ライオン・キング」を、「ジャングル・ブック」のジョン・ファブロー監督が、フルCGで新たに映画化した作品です。ライオンをCGIで精密に再現しすぎたことが、この映画の最大の難点と指摘され、日本での興行収入は60億円を超えて、大ヒットに至りましたが、結果として多くの批判を集めてしまった作品でもあります。

初公開： 2020年8月26日
監督： ジョシュ・ブーン

マーベルコミック原作の人気シリーズ「X-MEN」のスピンオフ作品。まだ自らの特殊能力をうまく扱うことができない若きミュータントたちが、苦悩や葛藤を抱えがらも過酷な運命に立ち向かっていく姿を描いています。製作の遅れや配給会社の作り直しの依頼などで何度も公開が遅れ、しまいには新型コロナの影響も加わり、日本では公開すらされませんでした。

公開日： 2019年6月7日
監督： サイモン・キンバーグ

マーベルコミック原作の大ヒット作「X-MEN」シリーズの7作目で、原作コミックでも重要な作品として名高い「ダーク・フェニックス　サーガ」を映画化した作品です。X-MENシリーズは、この後にも大きく膨らんでいく企画でしたが、この作品を持ってX-MENが実質的な打ち切りとなってしまいました。これが大コケしてしまった最大の原因と言われています。

公開日： 2018年11月9日
監督： ブライアン・シンガー、 デクスター・フレッチャー

『ボヘミアン・ラプソディ』は、イギリスのロックバンド・クイーンのボーカルだったフレディ・マーキュリーに焦点を当て、1970年のクイーン結成から1985年のライヴエイド出演までを描いた伝記映画です。しかしこの映画、製作の段階から、製作陣と”クイーン”のメンバーとで、映画の方向性に大きく溝があったり、監督を務めていたブライアン・シンガーが撮影途中で降板するなど問題だらけでした。

公開日： 2019年10月11日
監督： アン・リー

ウィル・スミスが現在の自分と若い自分の2役を演じ、「ブロークバック・マウンテン」「ライフ・オブ・パイ　トラと漂流した227日」の名匠アン・リーがメガホンをとった近未来アクションです。120fpsのハイフレームレートを用いて製作されましたが、本来であれば30から60fpsで十分で、余計な経費を計上していると指摘されました。結果、製作費の元は取れましたが、それ以上の利益を出すことはできず、大きな赤字を計上した爆死作品となりました。

公開日： 2017年4月7日
監督： ルパート・サンダース
原作： 攻殻機動隊

士郎正宗のコミックを押井守監督が映画化したSFアニメの傑作「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」を、ハリウッドで実写映画化作品です。日本での興行収入は惜しくも10億円に届かず、話題にはなっていたものの、アメリカでは4千万ドルほどの興行収入しか上げられず、上映期間も2か月で打ち切りとなってしまい、北野武が出演するなど、かなりの超大作映画として製作されていたにも関わらず、結果大コケ映画となってしまいました。、

公開日： 2017年10月20日
監督： ディーン・デヴリン

地球の気候をコントロールすることを可能にした人工衛星が暴走し、世界中が異常気象や大災害に見舞われるなかで、未曾有の危機に立ち向かう人々の姿を描いたディザスターパニックアクション大作です。日本での興行収入は、12億円にも及び大ヒット作となりましたが、アメリカでは製作費1億2000万ドルに対して興行収入はわずか3370万ドルという大コケ映画になってしまいました。

公開日： 2018年12月6日
監督： クリスチャン・リヴァース
原作者： フィリップ・リーヴ
原作： 移動都市

フィリップ・リーブの小説「移動都市」を「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」のピーター・ジャクソン製作、脚本で映画化した作品です。しかし製作費1億ドルに対して興行収入が8300万ドル、日本国内でも興行収入も1億円に届かないという爆死状態に。

公開日： 2007年12月14日
監督： フランシス・ローレンス
原作者： リチャード・マシスン
原作： 地球最後の男

これまでにも2度映画化されたリチャード・マシスンの名作SF小説「地球最後の男」を、ウィル・スミス主演で映画化した作品です。配給会社のワーナーの意向で、本来の完成作品からラストをより分かりやすくハッピーエンドに近いものに改編されました。しかしこれが批判を浴びる原因となり、大コケしてしまいました。