公開日： 2016年9月9日
監督： アレックス・プロヤス

「アイ，ロボット」のアレックス・プロヤス監督による冒険スペクタクルアクションです。当時は典型的な主人公キャラクターとして、人気を博していたブレントン・スウェイツが主役を務め、ヒットは間違いないと期待されましたが、製作費1億4000万ドルに対して興行収入は1億5000万ドルという大コケ作品となってしまいました。

公開日： 2009年4月10日
監督： ジェームズ・ウォン
原作： ドラゴンボール

鳥山明原作の人気コミックをハリウッドで実写映画化。7つ集めればどんな願いでも叶うというドラゴンボールをめぐって、永遠の若さを手にして地球制覇を企てるピッコロ大魔王と、悟空たちが激しい争奪戦を繰り広げます。『ドラゴンボール』のハリウッド映画化として期待されましたが、世界中から酷評を受け、興行収入も、4500万ドルをかけて製作されたにも関わらず5700万ドルという爆死状態でした。

公開日： 2020年1月24日
監督： トム・フーパー
撮影： クリストファー・ロス

1981年にロンドンで初演されて以来、観客動員数は世界累計8100万人に達し、日本公演も通算1万回を記録するなど、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔「キャッツ」を映画化した作品でしたが、製作費の回収すら及ばず、100億円の赤字となってしまうなど大コケしました。

公開日： 2011年9月10日
監督： マーティン・キャンベル

さまざまな星の選ばれし勇者が集う宇宙警察機構「グリーン・ランタン」。銀河の平和を司るその組織に、自信過剰でお調子者の地球人が選出される。彼は苦悩しながらも、宇宙を守るために迫りくる強敵に立ち向かっていきます。これまでまだ大ヒット作がなく、燻っていたカナダ出身の俳優で、満を持してのヒーロー映画の主演でこれを機にブレイクしたいと、意気揚々と主演したライアン・レイノルズでしたが、結果として自身でも『デッドプール2』でネタにするほどの爆死作となってしまいました。

公開日： 2011年10月22日
監督： ジョン・ファヴロー
原作： カウボーイ ＆ エイリアン

ダニエル・クレイグとハリソン・フォードの豪華共演で贈るSF西部劇アクション。西部開拓時代のアメリカを舞台に、記憶喪失で正体不明の主人公が、突如襲来したエイリアンを前に対立していたカウボーイたちと手を組み決死の戦いを繰り広げるさまを迫力のアクション満載で描いています。しかしストーリーは物足りなさしか残らず、興行収入で製作費の回収はギリギリ出来たものの、それ以外の広告費などの費用回収までは至らず大赤字となってしまうなど大コケした作品です。

監督ダニー・キャノン
脚本ディック・クレメント/イアン・ラ・フレネ

『GOAL!』は2005年に公開されたダニー・キャノン監督の映画で、日本では2006年5月27日に公開されました。デビッド・ベッカムほかプロサッカー選手がゲスト出演している話題作です。3部作構成の1作目で、スポーツとしてアメリカでのサッカー人気が低いことも起因し、1作目のみの1発屋的作品となってしまいました。

初公開： 2007年2月9日
監督： ジャウム・コレット＝セラ

FIFAの全面協力で、サッカー界のスーパースターが豪華に出演していることでも話題のサッカー映画3部作の第2弾です。”銀河系軍団”レアル・マドリードに移籍し、ヨーロッパクラブチームの頂点を争うUEFAチャンピオンズ・リーグを舞台に新たな挑戦を始める主人公の奮闘を描いていますが、サッカーよりも人間ドラマになり、興行収入的にも大失敗してしまいます。

初公開： 2008年11月6日
監督： アンディ・モラハン

『GOAL!3』は、2009年に公開されたサッカー映画。この作品は国際サッカー連盟公認により2005年に公開された『GOAL!』、2007年公開の『GOAL!2』の続編で、全3部作の最終章です。3作目では、代表選手として、W杯での活躍を描くはずでしたが、目も当てられないほどの駄作になってしまいました。

公開日： 2010年3月19日
監督： ポール・ワイツ
原作者： ダレン・シャン

「アバウト・ア・ボーイ」のポール・ワイツ監督が、全世界ベストセラー児童文学を映画化したダーク・ファンタジー。主演は新星クリス・マッソグリア、共演にジョン・C・ライリー、サルマ・ハエック、ウィレム・デフォー、渡辺謙などが登場します。日本版では倖田來未がタイアップし主題歌を提供していたにもかかわらず大コケした作品で、製作費の回収すらできなかった爆死作です。

公開日： 2008年3月1日
監督： クリス・ワイツ
原作者： フィリップ・プルマン

フィリップ・プルマンの同名原作を「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのニューライン・シネマが映画化する冒険ファンタジー超大作です。ハリーポッターシリーズ、ロード・オブ・ザ・リングシリーズ、ナルニア国物語シリーズ、などファンタジー映画ブームの最中に、満を持して公開された作品でしたが、映画の内容に、子供に無神論を助長させるなど炎上に陥り、デモにまで発展し、社会問題化してしまいました。そのため当初は三部作で製作されるはずでしたが、その計画も無期延期になってしまいました。

初公開： 2017年7月20日
監督： アダム・ウィンガード
原作： DEATH NOTE

『Death Note/デスノート』は、大場つぐみと小畑健による同名の漫画を原作とし、アダム・ウィンガードが監督を務めた2017年のアメリカ合衆国の超自然的スリラー映画です。大人気作品「Death Note」のハリウッド映画化と大きな期待を背負ってNETFLIXが製作に至ったジャンプ漫画作品でしたが、駄作認定を受けるなど全てにおいて酷いものになってしまいました。原作ファンにとっては、もはや黒歴史レベルな爆死作品となりました。