ルネサンス佐世保散弾銃乱射事件は、2007年12月14日に長崎県佐世保市名切町のスポーツクラブ「ルネサンス佐世保」で発生した銃乱射事件です。スポーツクラブ会員の馬込政義がクラブの施設内で散弾銃を11発発砲し、男女計2人を殺害、6人に重軽傷を負わせた。この事件の後、馬込政義は自殺。容疑者が自殺したことで動機の解明は難航。容疑者が被害者女性に一方的に好意を寄せていたことからストーカー犯罪ともいわれました。この事件では銃規制の不備が指摘され、翌年、銃刀法が改正されるきっかけとなりました。

1992年3月、栃木県足利市で山岡賢次の応援演説中に右翼の銃撃を受けますが、弾丸は全て外れ、金丸信は助かりました。同年3月25日に世界基督教統一神霊協会教祖、文鮮明が特例措置で14年ぶりに日本に入国した。アメリカで脱税により1年以上の実刑判決を受けているため、それまで出入国管理及び難民認定法の規定で入国できなかったが、「北東アジアの平和を考える会」という国会議員の会合に出席する名目で田原隆法務大臣から上陸特別許可が下りた。法務省入国管理局が金丸から打診があったことを認めたため、金丸が法務省に対する政治的圧力をかけたのではとの疑惑から狙われたとみられています。

長崎市長銃撃事件は1990年1月18日、当時長崎市長であった本島等が右翼団体幹部に銃撃され、全治1か月の重傷を負った殺人未遂事件です。本島が長崎市役所玄関前で公用車に乗り込もうとしたところ、背後から近付いてきた右翼団体正氣塾幹部の若島和美に背後1メートルの至近距離から銃撃された。弾丸は左胸部に命中したが、肋骨に当たったため弾道が変わり心臓や大動脈などを外れ貫通したため、全治1か月の重傷を負ったものの、一命を取り留めた。なお、被疑者は銃撃直後倒れている本島市長に「大丈夫か？」と声をかけています。

赤報隊事件は、1987年（昭和62年）から1990年（平成2年）にかけて「赤報隊」を名乗る犯人が起こしたテロ事件で、記者が政治的テロによって殺害された日本国内唯一の事件です。朝日新聞東京本社銃撃事件、朝日新聞阪神支局襲撃事件、朝日新聞名古屋本社社員寮襲撃事件、朝日新聞静岡支局爆破未遂事件、中曽根康弘・竹下登両元首相脅迫事件、江副浩正リクルート会長宅銃撃事件、愛知韓国人会館放火事件など数々の犯罪を犯しています。

元暴力団員のグループ同士が金銭トラブルなどを端に対立。2009年6月15日に抗争へ発展しました。抗争は、午後1時半という白昼に、住宅地で双方が拳銃を発砲する市街戦へ発展。銃撃戦自体で死亡者は生じませんでしたが、重傷を負った構成員1名は、対立グループ側の自動車のトランクに押し込められ拉致、行方不明となりました。

栃木県警察は、双方のグループを捜査。同年7月に銃刀法違反や凶器準備集合罪で逮捕。行方不明のままになっていた構成員の行方を追った結果、同年8月25日、茨城県城里町の山林から頭部と腕などの遺体の一部が、翌日には大子町の山林から胴体部分が発見。襲撃側のグループの容疑者らを殺人罪、死体損壊罪、死体遺棄の罪などで再逮捕しました。

羽曳野発砲事件は、2010年1月12日に大阪府羽曳野市で発生した銃発砲による殺人事件である。杉浦泰久(49歳)がライフル銃を発砲し、犯人を含め4人が死亡しました。事件当日、羽曳野市河原城にある居酒屋にて離婚について容疑者と元市議会議員の義母と話し合いをしていたが、激高して店を出た後に猟銃を持ち戻って発砲。義母とアルバイト店員の男性が死亡し、居酒屋の大家は重体となっていたがその後死亡。犯人は直後に自殺しました。

いわき2人射殺事件とは2003年に日本の福島県いわき市で発生した殺人事件です。2003年にいわき市内の飲食店の経営権を巡って、住吉会系暴力団に所属する建設業者と他組員とトラブルになったことが原因で、10月下旬に住吉会系暴力団組員の岡田孝紀が他組員の面川昌功ととび職Zの計2人に殺害計画を持ちかけ、広野町上浅見川の山林に穴を掘るなど計画的に殺害の準備を進めた上で、11月24日に建設業者A（当時26歳）と建設業者に雇われていた従業員B（当時24歳）を射殺し、建設業者が所持していた鞄に入っていた現金30万円を奪い、2人の遺体を乗用車で運び、広野町上浅見川の山林に遺棄した。主犯が岡田、殺害を実行したのが面川でした。

黒瀬建設社長銃撃事件とは、2012年1月17日に発生した、建設会社の社長が暴力団の組員に銃撃された事件です。2012年1月17日午前5時半頃、福岡県中間市の黒瀬建設中間支店前の路上で、同社社長（当時53歳）が男に腹や腕を銃撃され、全治約1カ月の重傷を負った。男は40歳ぐらいで、黒っぽい服とニット帽にマスク姿をしており、徒歩で逃走した。黒瀬建設は、下請け業者を選定する際にまとめ役となる「名義人」を務め、銃撃された社長は暴力団排除活動に参加していたことから、暴力団による犯行の疑いで捜査が進められ、2012年12月6日、工藤会系組幹部の2人（当時38歳と35歳）が銃撃事件に関与したとして殺人未遂と銃刀法違反の容疑で逮捕されました。

永山則夫連続射殺事件とは、1968年10月 - 11月に東京都・京都府・北海道・愛知県の4都道府県で発生した拳銃による連続殺人事件です。永山則夫（各事件当時・19歳少年）が在日アメリカ海軍・横須賀海軍施設から盗んだ拳銃を使い、男性4人（警備員2人・タクシー運転手2人）を相次いで射殺した事件で、一連の事件は警察庁により警察庁広域重要指定108号事件に指定されました。

中野会副会長射殺事件とは、平成14年4月20日に、沖縄県那覇市で、指定暴力団・五代目山口組、天野組組員が、指定暴力団・中野会副会長・弘田憲二を射殺した事件です。沖縄県那覇市山下町の国道331号で、指定暴力団・五代目山口組、天野組組員が、オートバイに乗ったまま、弘田憲二の乗った車に向けて、ブラジル製38口径拳銃で、1発発射した。弘田憲二は胸部を撃たれた。犯人は、北九州ナンバーの400ccのオートバイに乗っていた。弘田憲二の車を運転していた知人女性は、オートバイを振り切ろうと、車の間を縫って、他の車に接触しながら、ジグザグ走行した。犯人は、オートバイで、弘田憲二の車を追跡した。弘田憲二の車は、那覇市繁華街の路地で追いつかれた。犯人は、弘田憲二の車に向けて、4発の銃弾を撃った。弘田憲二は、胸や腹などに2発の銃弾を受けましたが、弘田憲二の知人女性は無傷だった。犯人は、ブラジル製の拳銃を捨てて、逃走。弘田憲二は病院に搬送され、その後に死亡しました。

中野会会長襲撃事件は、1996年7月10日、京都府八幡市の理髪店で、五代目山口組若頭補佐・中野太郎が、四代目会津小鉄系組員に銃撃された事件で、中野は無傷であった。「京都事件」とも呼びます。この際、中野太郎のボディガードが拳銃で応戦し、会津小鉄系組員2人を射殺しています。山口組と会津小鉄の抗争によるものでした。

前橋スナック銃乱射事件は、2003年1月25日に群馬県前橋市三俣町の住宅街にあるスナックで起こった住吉会幸平一家Y会の暴力団組員による銃乱射事件です。前橋スナック銃乱射事件は2003年1月25日に群馬県前橋市三俣町の住宅街にあるスナックで起こった住吉会幸平一家Y会の暴力団組員による銃乱射事件である。本事件は対立する元暴力団組長Aを標的に起こされ、一般市民3名を含む4名が死亡、Aを含む2名が重傷を負い、暴力団の抗争の巻き添えで一般市民複数名が死亡する初の事件となりました。

宅見若頭射殺事件とは、1997年8月28日、五代目山口組のナンバー2にあたる若頭の宅見勝が、同じく五代目山口組中野会の組員に射殺された暴力団の内部抗争事件です。事件の発端となったのは、前年の1996年（平成8年）7月10日に起きた中野会会長襲撃事件とされます。