お笑いタレントの志村けんさん。ザ・ドリフターズのメンバーでもありました。

志村さんはご自身の送迎用にロールスロイス・ファントム VIIを所有していたことがあります。

この車は13年ほど所有していましたが、運転免許を持っていない志村さんは1度も運転せず、専属の運転手を雇っていたそうです。

ロールスロイス以外にも、リムジン、メルセデスベンツ、ダッヂ、キャデラックなどを使用していました。

志村さんの没後、ロールスロイスは一般男性へ、キャデラックはお笑いコンビ「千鳥」の大悟さんに譲渡され、売却して得たお金は付き人3人の退職金として支払われたそうです。

漫才師の北野武さん。漫才師としてはビートたけし名義で、映画脚本家・監督としては本名の北野武名義で活動しています。

北野さんはこれまで、ロールスロイス・シルバーシャドウMPW、ロールスロイス・ファントム VIIを所有していました。

17年落ち中古車で購入したシルバーシャドウは、免許失効後に仮免を取得した際、車体前面に「仮免許練習中」と書いた段ボール紙を掲示して運転したそうです。

また、ウィンドウの故障により窓が閉まらなくなったときは、段ボール紙で窓を塞いでいたのだとか。

また、2021年、ロールスロイスの後部座席に乗りテレビ局から出ようとした際、つるはしを持った男に襲撃されたという事件が起こっています。

ファッションデザイナーのNIGO®さん。ストリートカルチャーの世界的パイオニアとして有名になりました。ファッション以外にも音楽や飲食の分野でマルチな才能を発揮しています。

NIGO®さんは33歳のときにロールスロイス・ファントム VII SWBを購入。車体の色はご自身のブランド「A BATHING APE」のオリジナル迷彩柄。

同じものを2台所有していたそうです。同年にロールスロイス・ファントム VII EWBも購入しています。

37歳でロールスロイス・ファントム　ドロップヘッドクーペを購入。こちらもNIGO®さん仕様にカスタムされていたそうです。

2016年にはご自身のインスタグラムでロールスロイス・ドーンの写真を公開されています。

歌手の美川憲一さん。演歌界の大御所である美川さんは、「オネエキャラ」や「セレブキャラ」としてテレビに出演することもあります。

美川さんは過去にロールスロイスのリムジンに乗っていたことがあるそうです。当時の美川さんのギャラはなんと800～1000万円。3000万円もする毛皮のコートを現金で購入できるほどだったのだとか。

しかし1991年、マネージャーの運転するロールスロイスに乗っていた美川さんは、交通事故に合って顔を6針も縫う大けがをしてしまったそうです。

また、ロールスロイス・ファントムを所有しているという噂も出ています。

元カリスマホストで、現在は実業家として活動されているローランドさん。「ホスト界の帝王」と称されています。

ローランドさんは25歳のときに、ロールスロイス・レイスを購入。黒と銀のカラーリングのこちらは4000万円もしますが、現金一括で衝動買いしてしまったそうです。

また、27歳のときにはロールスロイス・ファントム VIIを購入。「黄色はラッキーカラー」だというローランドさんは、黄色とグレーの車体色を選びました。

どちらにも「ROLAND」のステッカーやロゴを入れているそうです。

お笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼さん。芸能界でもかなりの車好きとしてしられています。

矢作さんは2012年、ご自身の冠番組である『おぎやはぎの愛車遍歴』の企画で、ロールスロイス・シルヴァーシャドウ IIを購入しています。

こちらは日本に現存するのは約10台と超希少。乗り心地・状態共によく、衝動買いしてしまった矢作さんでした。

演歌歌手の北島三郎さん。数々のヒット曲があり、サブちゃんの愛称で知られる、日本を代表する演歌歌手の一人です。

実はカーマニアとしての顔もある北島さん。

フォード、マスタング、キャデラックなどアメリカ車がお気に入りで、本人曰く「世界で一台しかない」というクレネのカスタムカーも所有しています。

また、車種は不明ですが、ロールスロイスに乗っていると雑誌に掲載されたこともあるそうです。

世界的なホテルチェーン・ヒルトンホテルの創設者の曾孫娘である、パリス・ヒルトンさん。「お騒がせセレブ」として世界中の注目を集めています。

パリスさんは2010年、ベントレーでカーショップに現れ、2300万円のロールスロイス・ゴーストに試乗したところをパパラッチされています。

また、ジュエリーブランド「ブリス」のテープカットセレモニーのために来日した際は、ロールスロイスに乗って会場まで現れたそうです。

歌手の小林幸子さん。紅白歌合戦での派手な衣装が、毎年注目を集めています。
小林さんは57歳のときに、ロールスロイス・ゴースト Series Iを購入。「駐車場に入れるのがもの凄く大変」だと語っています。

また、62歳のときに、ロールスロイス・ゴースト Series IIを購入。こちらはご自身のYouTubeチャンネルにて公開されています。

4500万円もするロールスロイスですが、なんと小林さん本人は、本体価格を知らなかったそうです。

超大物芸能人は、買い物の仕方が違いますね。

世界中のセレブや超有名人に愛される、ロールスロイス。

「完璧」を追求した格式高い車ですが、それを所有するオーナーも、ロールスロイスを持つにふさわしいステータスを所持していました。

選ばれた人間が持つ特別な車の一つだということを感じさせられますね。