関東事変当日、兄・真一郎の墓参りに行った佐野エマは、墓場の外でタケミチと共に話が終わるのを待っていましたが、そこを狙いすました稀咲鉄太が半間修二の運転するバイクに乗って現れ、猛スピードでエマに向かいながらすれ違いざまにバットで頭をぶん殴りました。エマは「バイクにはねられた」と勘違いしていましたが、実際には稀咲鉄太が直前にバットを振りかぶっており、エマの頭を殴打しています。

「黒龍(ブラックドラゴン)」十代目総長。柴八戒と柴柚葉の兄。青髪に白～水色のメッシュを入れ、筋骨隆々とした体型をしている。歴代最狂最悪と謳われる絶対君主。見た目通りの桁違いな暴力センスに加え、カリスマ性とビジネスセンスを併せ持つ。その力を乾青宗に見込まれて黒龍十代目総長に就任し、弱体化していた黒龍を短期間で再興した人物。

2005年12月25日に妹の柚葉に刺されて死亡したといわれています。

｢東京卍會｣弐番隊副隊長。長身と口元の傷が特徴の少年。坊主頭に唐草模様の苅込をしている。柴家の次男で「黒龍」十代目総長柴大寿の弟。姉に柴柚葉がいる。「血のハロウィン」後の現代では金の為に先代総長を殺害して「黒龍」十一代目総長として組織を乗っ取った醜悪な人物と称されていた。

柴八戒は、6回目のタイムリープ後の現代で死亡しています。 マイキーによって拘束され、建物ごと燃やされてしまいました。 柴八戒は最後にマイキーらと昔のように楽しく過ごしたいと言い残して、亡くなっていきます。 柴八戒もマイキーの黒い衝動の被害者といえます。

｢芭流覇羅｣のNo.3にして｢反東卍勢力｣のリーダーである。また、東京卍會創設メンバーの一人。鈴の付いたピアスと首元に施された虎の刺青が特徴の少年。タケミチ達の中学の先輩だが、1年の時に逮捕され2年間少年院に収監されていた。

血のハロウィンで一虎は、マイキーに撲殺されて死亡します。それは稀咲を狙う場地の動向が一虎には「信じていた場地に裏切られた」と映り、場地を「敵」と認識して刺殺してしまったことが原因でした。場地を殺害した一虎はマイキーの激しい怒りを買い、衝動のままに殴り殺されてしまうことに。

東京卍會の総長で「無敵のマイキー」と呼ばれ、周囲から一目置かれる存在です。 どんな相手も一撃で沈める高い戦闘力と、仲間思いの性格から東京卍會のカリスマとして君臨。

佐野万次郎（マイキー）は、2018年1月20日にフィリピンのマニラでタケミチに銃を押し当てているところを、ナオトによって射殺されています。

佐野万次郎（マイキー）の10歳上の実兄。自分より強い者にも平気で挑む無鉄砲で、喧嘩にも女にも弱かったものの、いざという時には頼りになる存在だったらしく、高いカリスマ性で多くの不良達の心を惹きつけていた。「黒龍(ブラックドラゴン)」の初代総長（創設者）であり、東京中の不良を率いて日本一のチームに導いた。真一郎の率いた初代｢黒龍｣は不良界の伝説となって今なお語り継がれている。

不良引退後はバイクショップを経営していたが、窃盗目的で入ってきた場地圭介を偶然目撃し、気が動転した羽宮一虎の手により撲殺されてしまう。憧れの存在である兄を失ったことは、マイキーの心に深い傷を残す出来事となった。主人公のタケミチとは一切面識がないものの、どんなに弱くても強い者に挑んでいく姿が真一郎の面影に重なることがしばしば描写されています。

東京卍會の副総長であり、階級と喧嘩の実力の両面でNo.2の立ち位置。金の辮髪と左のこめかみにある竜をあしらった入れ墨がトレードマーク。体の大きさに見合ったパワーを誇り、雑兵程度であれば100人相手にしても戦い抜くほど強い。

タケミチが瓦城千咒と遊園地デートをしている最中、六波羅単代の下っ端がやってきて、タケミチを狙います。そこにドラケンが現れ、タケミチをかばったところ、銃弾を三発浴びて死亡しています。