吾峠呼世晴による漫画「鬼滅の刃」の登場人物。物語序盤のラストを飾った「那田蜘蛛山編」で登場し、当時の炭治郎と伊之助を大苦戦させた鬼です。伊之助との交戦中に駆けつけた冨岡義勇の水の呼吸 肆ノ型 打ち潮で頚を斬られて死亡しています。

蜘蛛鬼である累の兄。白髪で左右の目の色が異なる人間の頭と蜘蛛の身体を持つ異形の鬼。蜘蛛を介して毒を打ち込み、相手を四半刻（30分）で顔から脚が生えた蜘蛛に変化させる血鬼術を持つ他、触れたものを溶かす溶解液『斑毒痰』を発射する。善逸と交戦。気を失って覚醒した善逸の雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 六連で頚を斬られ死亡しています。

蜘蛛鬼である累の「母」。小さい蜘蛛を操り、蜘蛛の糸を結んだ相手を操り人形のように使役させる血鬼術を使う。操っている相手の意志とは関係なしに体を動かすため、骨が折れようと関節が外れようとお構いなしに攻撃を仕掛ける。炭治郎が現れると自ら頚を差し出し、干天の慈雨で頚を斬られて死亡しました。

吾峠呼世晴による漫画『鬼滅の刃』の登場人物。「鼓屋敷」の主である鬼で、屈強な肉体に肩・腹・両腿から鼓が生えたような怪人。実は背中にももう一つあったが失くしてしまった。炭治郎と交戦するが、隙の糸を嗅ぎ取られて頚を斬られて死亡しています。

角鬼は響凱が支配する家に現れた鬼で、伊之助と戦闘を行っています。暴走気味暴れ回っている伊之助に遭遇してしまい、伊之助の獣の呼吸 参ノ牙 喰い裂きで頚を斬られて死亡しています。

稀血の系統である清を巡り、元・下弦の鬼の一角であった響凱らと争っていた異形の鬼の1人です。鼓屋敷に現れた際、清を食べようとするが善逸の霹靂一閃で頚を斬られて死亡しています。

毬を投げて遊ぶ鬼の少女で、時代がかった古風な口調で話す。「キャハハ」とよく笑い、無邪気そうに見えてもやはり鬼らしく残忍であり、投げる毬での破壊や殺戮を楽しむ。浅草で無惨が炭治郎を殺す刺客として放たれますが、珠世の白日の魔香で無惨の名前を口にしてしまい、無惨の呪いによって死亡してしまいます。

浅草で炭治郎と遭遇した鬼舞辻無惨に、「耳に花札のような飾りをつけた鬼狩りの頚を持って来い」と命じられ、無惨に血を分け与えられた上で朱紗丸と共に彼を追跡する。しかし、自身の血鬼術紅潔の矢を利用され、炭治郎に頚を斬られて死亡しています。

沼鬼は、炭治郎が鬼殺隊に入隊して初めての任務で赴いた町に現れた鬼です。炭治郎と禰豆子に追い詰められ、炭治郎に「無惨について知っていることを話してもらう」と問い詰められる。無惨の呪いがあるので無惨について話すことはなかったが、炭治郎に頚を斬られて死亡しています。

鬼殺隊に入隊するための試練「最終選別」が行われる藤襲山にて長年生き延びていた鬼で、巨大な体躯に何本もの太い腕がまとわりついた、それまでの鬼とは一際異なる奇怪な姿が特徴です。炭治郎との戦いに敗れて消滅しました。

炭治郎が初めて遭遇した鬼。狭霧山への道中にあるお堂で人を喰べていた。
血の匂いを嗅ぎつけ駆けつけた炭治郎を襲います。頭を飛ばされ斧で固定されたまま朝を迎え、太陽の光で消滅してしまいます。

我妻善逸の回想にて存在が示唆されていた彼の兄弟子で、元“柱”の桑島慈悟郎の下で共に雷の呼吸の流派の修行を積んでいた間柄。無限城での戦いで善逸との戦いに敗れて死亡しています。

鬼舞辻無惨配下の精鋭、十二鬼月の一人にして“上弦の伍”の数字を与えられた上級の鬼であり、その席位に従い上目に「上弦」、下目に「伍」の文字が刻まれている。刀鍛治の里での戦いで無一郎と戦闘。真の姿を披露するが、痣を発現した無一郎に頚を斬られて死亡した。