埼玉愛犬家連続殺人事件とは、1993年に日本の埼玉県熊谷市周辺で発生した殺人事件です。 マスコミ報道が先行した事件であり、被疑者の映像が連日映し出された上、完全犯罪を目論んだ残忍な結末が明らかになるなど異常性の高い事件でした。関根は「ボディを透明にする」として、遺体を店の役員の家で解体。肉は数cm刻みにし、骨は灰になるまで焼却し、それらは山林や川に遺棄されました。

場所： 光市
発生日： 1999年
死亡者：2人

光市母子殺害事件とは、1999年4月14日に山口県光市室積沖田の「新日鐵沖田アパート」で発生した殺人・強姦致死・窃盗事件です。 事件当時18歳30日の少年Fが主婦Aと長女Bを殺害し、Aの死体を屍姦した少年犯罪で、その衝撃的な犯行内容は日本中に衝撃を与え、事件そのものへの関心もさることながら、少年法のあり方、弁護団の方針、公判における荒唐無稽な主張などが社会に大きな波紋を呼びました。

闇サイト殺人事件とは、2007年8月24日 - 25日にかけて日本の愛知県名古屋市周辺で発生した強盗殺人などの事件。インターネットの闇サイトで知り合った男3人組が、女性Aを拉致・監禁のちに殺害しました。帰宅途中だった会社員女性A（当時31歳）を拉致し、自動車内に監禁。翌25日未明にかけ、同県愛西市内の屋外駐車場で、被害者Aを脅迫してキャッシュカードの暗証番号を聞き出し、金品を奪ったほか、Aの顔面に粘着テープを何重にも巻きつけたり、金槌で数十回にわたり頭部を殴打するなどして殺害。その後、3人はAの死体を岐阜県瑞浪市内の山中に遺棄し、奪ったキャッシュカードで預金の引き出しを図ったが、Aが生前に教えた暗証番号は虚偽だったため、引き出しには失敗。3人はさらなる犯罪を計画していたが、加害者の1人（「山下」）が解散後に自首したことで事件が発覚した。

勝田清孝事件は、1972年から1983年の約10年間に勝田 清孝が東海地方・近畿地方で8人を相次いで殺害した連続殺人事件である。勝田は1994年に死刑判決が確定し、2000年に執行された。10年間で約300件に及ぶ窃盗・強盗殺人を起こしたが、勝田の犯行とされている事件の多くが、発生当初は別件であると目されていました。

加害者・勝田清孝は1972年から1983年まで約10年間にわたり凶悪犯罪を繰り返し、犯行方法も次第にエスカレートしていった。警察官を違法駐車で呼び出し、駆けつけた警察官を車で轢き、銃を盗むという過激な犯行にもおよび、1982年10月31日から翌日にかけてその拳銃で、高速道路のサービスエリアから強引にヒッチハイクして乗り込んだ車の運転手を射殺、この一連の犯行で警察庁は「警察庁広域重要指定113号事件」に指定した。この取り調べの過程で、これ以外の7件の殺人事件を自供しています。

日付： 1992年3月5日 – 1992年3月6日
死亡者： 4人（Aと母親C・妻D・次女E）

市川一家4人殺害事件は、1992年3月5日夕方から翌6日朝にかけ、千葉県市川市幸二丁目にあるマンションで発生した強盗殺人事件。 少年S・Tが3月5日夕方、会社役員の男性A宅に侵入し、翌朝までに一家5人のうち、4人を次々に殺害しました。10歳代の少年による残忍な犯行として社会に衝撃を与え、その重大性から少年法の在り方などに論議を呼んだ事件でもあります。

発生日： 1994年
死亡者： 4人
負傷者： 1人
容疑： 主犯格3被告人共通 - 殺人罪・死体遺棄罪

大阪・愛知・岐阜連続リンチ殺人事件とは、1994年（平成6年）9月28日 - 10月8日にかけて大阪府・愛知県・岐阜県の3府県で発生した不良少年らによる連続殺人事件です。暴力団に所属した主犯格3人を中心とした犯行で、当時未成年の不良少年らによる凄絶なリンチの末の凶行として社会を震撼させました。

発生日： 1988年
容疑： 誘拐・殺人・死体遺棄
死亡者： 幼女4人

宮崎勤が、4歳から7歳までの幼い女児達を誘拐し、後に殺害した事件です。己の身勝手な性欲と自己顕示欲のために年端も行かない女児を殺害し、さらにその後、遺族の感情を逆撫でする行動をとるなど、その犯行は極めて残虐性の強いものでした。本事件の特異性は、遺体にイタズラをしながらビデオ撮影を行い、遺体頭部を野焼きしたうえで、遺族に怪文字などと一緒に同封して返却するといった異常な点にあります。

場所：和歌山県和歌山市園部1013番地の5
容疑： 殺人・殺人未遂・詐欺
死亡者： 4人
犯人： 林 眞須美（冤罪を主張）

和歌山毒物カレー事件は、1998年7月25日夕方に和歌山県和歌山市園部で発生した毒物混入・無差別大量殺傷事件。地区で行われた夏祭りにおいて提供されたカレーライスに毒物が混入され、カレーを食べた67人が急性ヒ素中毒になり、うち4人が死亡した事件です。判決が死刑を言い渡されるまで、林は無罪を主張し続けていましたが、高等裁判所・最高裁判所が上告を棄却したため2021年6月に死刑が確定しました。しかし、林は現在も特別抗告を申請しています。

場所：神奈川県横浜市神奈川区大口通130番地 大口病院（事件当時、現・横浜はじめ病院）
発生日： 2016年9月
死亡者：推定20人以上

大口病院連続点滴中毒死事件とは、神奈川県横浜市神奈川区の大口病院で2016年9月に発覚し、2018年7月、同病院で当時勤務していた看護師の久保木愛弓が逮捕された連続殺人事件です。病院では看護師同士のトラブルも多発しており、日々のストレスが犯行に繋がったとされます。久保木は「20人くらいにヂアミトールを混入させた」と供述したものの、起訴されたのは患者3人と5人分の殺人予備罪でした。結果として、2021年11月に久保木に無期懲役の判決が下りました。

場所： 東京都世田谷区上祖師谷三丁目
日付： 2000年12月30日
死亡者：4人

世田谷一家殺害事件は、2000年12月31日に東京都世田谷区上祖師谷3の住宅で、この家に住む会社員の宮沢みきおさん（当時44歳）一家4人が殺されているのが見つかった事件です。妻泰子さん（同41歳）が自宅で経営していた学習塾の授業料約20万円がなくなっていたことから、警視庁は成城署に「上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件特別捜査本部」を設置。殺害方法が極めて残忍だったことに加え、事件後も現場に居残ってアイスクリームを食べるなど、犯人に数々の異常性がみられることでも社会に衝撃を与えました。現場には犯人の指紋など多くの手がかりが残されていましたが、発生から20年以上たった今も解決していません。

日付： 1994年6月27日 – 1994年6月28日
場所： 長野県松本市北深志の住宅街
死亡者：8人
負傷者：約600人

松本サリン事件は、1994年6月27日に長野県松本市で発生したテロ事件。 警察庁における事件の正式名称は松本市内における毒物使用多数殺人事件。 オウム真理教教徒らにより、神経ガスのサリンが散布されたもので、被害者は死者8人に及びました。

栃木リンチ殺人事件とは、1999年12月4日に栃木県で発覚した複数少年らによる拉致・監禁・暴行・恐喝・殺人・死体遺棄事件です。 無抵抗な被害者を加害者少年らが連れまわして暴行を加え多額の金銭を奪い、被害者家族が警察に相談していることを知ると被害者を殺害に及んだという凶悪・凄惨な少年犯罪です。被害者は絞殺され、遺体はコンクリートに流し込んで山中に遺棄されます。遺体は表皮の80％が火傷しているというひどい状況だったそうで、犯人たちは遺棄後、「追悼花火大会」といって花火をし、「15年間逃げ切ろう」とビールで乾杯したそうです。