発生日： 1988年
場所：東海地方
犯人： 少年K（事件当時19歳）ら6人（少年3人・少女2人＋成人の男1人）
被害者： 6人（うち殺人の被害者は2人）

名古屋アベック殺人事件は1988年2月に、名古屋で発生した殺害事件です。アベックというのは死語で「カップル」の意味で、2人のカップルを犯行当時未成年の不良グループが惨殺。男性を殺害、女性を監禁・強姦・殺害した末、2人を埋めるという残酷行為を行いました。

発生日： 2007年8月
死亡者： 6人（起訴対象は3人）

2007年から2009年にかけてのわずか2年間で木嶋佳苗の周りでは捜査のきっかけとなった男性をあわせて6人もの人間が不審な死を遂げていることが発覚しました。木嶋佳苗の目的はわかりやすく、男たちの持つ金銭でした。 実際に不審死を遂げた男たちは木嶋佳苗に大金を貢いでいます。またそれだけではなくほかの愛人たちからも大金をだまし取っていました。また詐欺だけでなく財布から盗んだり高価な絵画を盗んで売り払うなどという行為も行っていました。 数々の男性を手玉に取っていた木嶋佳苗は、不審死を遂げた男性たちから判明しているだけでも合計1億円近くの金銭をだまし取っていました。

場所： 神戸市須磨区
日付： 1997年2月10日 – 1997年6月28日
犯人： 「酒鬼薔薇聖斗」こと少年A
被害者： 小学生5人（女児4人、男児1人）

神戸連続児童殺傷事件とは、1997年2月 - 5月にかけて兵庫県神戸市須磨区で発生した連続殺傷事件。男子中学生が相次いで小学生5人を殺傷した。犯人の少年が酒鬼薔薇聖斗と名乗っていたことから、「酒鬼薔薇事件」「酒鬼薔薇聖斗事件」とも呼ばれています。中学校の正門前に切断された男児の頭部を放置、放置された口に犯行声明文をくわえさせるなど、その残虐さと特異さからマスメディアを通じて全国に報道され、衝撃を与えました。

日付： 2008年6月8日
犯人： 加藤 智大
死亡者： 7人

秋葉原通り魔事件は、2008年6月8日に東京都千代田区外神田で発生した通り魔殺傷事件です。 加藤智大が2トントラックで赤信号を無視して交差点に突入し、通行人5人を次々とはねた上、降車して通行人や警察官ら17人を次々とダガーナイフで刺しました。一連の犯行によって7人が死亡、10人が重軽傷を負う大惨事になりました。また、この事件は、マツダ本社工場連続殺傷事件、宇都宮市連続爆発事件の容疑者に大きな影響を与えたとされています。

尼崎事件とは、2012年10月に兵庫県尼崎市で発覚した連続殺人・死体遺棄事件です。1987年ごろに発生した女性失踪事件を発端に、主に暴行や監禁などの虐待により死亡したとされる複数名の被害者が確認されています。報道では尼崎連続変死事件などとも呼ばれています。小さな繋がりをきっかけに相手の家庭に乗り込み、美代子による暴力を伴った巧みな心理操作で、家族内での不信感を煽って分断、マインドコントロールともいえる状況下で、互いに密告・虐待を繰り返す結果、次々と死者が出たという特異な事件でした。主犯の角田美代子は、2012年12月12日、兵庫県警本部内の留置場で自殺しています。

場所： 池田市 附属池田小学校
日付： 2001年6月8日
死亡者： 8人（1年生1名＋2年生7名）
負傷者： 15人（児童13名＋教師2名）

附属池田小事件は、2001年6月8日に大阪府池田市の附属池田小学校で発生した無差別殺傷事件。 宅間 守が校内に侵入し、同校の児童8人を出刃包丁で殺害、15人を負傷させた。日本の犯罪史上稀に見る無差別大量殺人事件として、社会に衝撃を与えました。学校は安全対策重視の「閉ざされた施設」に方針転換、防犯ブザーや監視カメラ、集団登校やボランティアの見守りなどが行われる契機となりました。

場所：神奈川県 東海道新幹線新横浜駅-小田原駅間を走行中ののぞみ号車内
日付：2018年（平成30年）6月9日 21時45分ごろ
死亡者1人
負傷者2人

2018年6月9日21時45分頃、神奈川県の新横浜駅 - 小田原駅間を走行中の東海道新幹線「のぞみ265号」（N700系G32編成） (東京発新大阪行き)の12号車において、犯人の小島一朗 (当時22歳)が女性人を鉈で切りつけ重傷を負わせると、止めに入った男性を殺害した事件です。小島は、アスペルガー症候群の診断があり、両親や職場と不和に陥っていました。ホームレス生活を送り始めた小島は、「刑務所に入りたい」「無期懲役になりたい」と考えるようになります。「見事に殺し切りました」と語っていた小島は、無期懲役の判決が下った時、「ばんざーい！」と叫んだそうです。

場所： 三菱銀行北畠支店
死亡者： 5名（犯人、銀行員2名、警察官2名）

三菱銀行人質事件は、1979年1月26日に三菱銀行北畠支店に猟銃を持った男が押し入り、客と行員30人以上を人質にした銀行強盗および人質・猟奇殺人事件です。女性行員を全裸にして人間バリケードを築く、行員同士で耳を削ぎ落とさせるといった残虐かつ猟奇的な犯行と凶暴性、最後は警官隊の突入で犯人が死亡する幕引きも含め世間に与えた衝撃は大きく、数多くの関連本や、犯人を題材にした映画も作られました。

場所： 相模原市 知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」
日付： 2016年7月26日
犯人： 植松 聖
被害者： 計45人

相模原障害者施設殺傷事件は、2016年7月26日未明に神奈川県相模原市緑区発生した大量殺人事件です。 神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」の元職員であった植松 聖が、「重度の障害者は安楽死させるべきだ」などという動機から、同施設に刃物を所持して侵入し入所者19人を刺殺、入所者・職員計26人に重軽傷を負わせた、戦後日本で発生した殺人事件の中で人数が最も多く、日本社会に大きな衝撃を与えた事件となっています。

日付： 2017年8月23日 – 2017年10月23日
場所： 神奈川県座間市緑ケ丘六丁目のアパート
死亡者：9人

座間9人殺害事件は、2017年10月30日に行方不明になっていた女性を捜査する過程で発覚し、翌31日までに9人の遺体が見つかった死体遺棄事件であり、その後、犯人の白石隆浩の逮捕後尋問にて白石隆浩が単独実行したことが発覚した連続殺人事件です。白石はTwitterで「首吊り士」という名を語り、自殺志願者に自殺を仄めかしたり、積極的にコンタクトをとっていました。後に白石は「金銭・性的暴行目的」で彼女達をおびき寄せた事を自供しています。この事件がきっかけで、Twitter社の運営法人は「自殺、自傷行為をほのめかす投稿を発見した場合、助長や扇動を禁じる」と運用ルールを追加することになりました。

日付： 1938年5月21日
死亡者： 30名（即死28名、発見時重傷であったが後に死亡2名）
負傷者： 3名

1938年5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重（現・津山市加茂町行重）の貝尾・坂元両集落で都井睦雄によって引き起こされた事件で、刃物以外にも銃を使用して村民30名を約2時間で惨殺し、最後は都井の自殺で終わった。都井は集落の比較的ゆとりのある家に生まれであり、成績優秀ではあったが持病の肋膜炎で夢を絶たれ、さらに農作業ができなくなった時期があったことや理解者だった姉の結婚などを機に次第に引きこもりがちになっていった。都井は徴兵検査で結核を理由に丙種合格（事実上の不合格）になってから、それまで関係のあった近辺の女性たちにも塩対応をされるようになり、次第に都井は村人への殺意を抱くようになり、犯行に及びました。この事件は後に「八つ墓村」のモデルとして有名になります。