毒物事件40選・凶悪な犯人ランキング【最新決定版2024】
オウム真理教が起こしたサリンを使用した様々な事件や、一時代をにぎわせたトリカブトなど様々な凶悪事件が発生しています。そこで今回は、凶悪な犯人による毒物事件をランキング形式で紹介します。
毒物事件 凶悪な犯人ランキングTOP40-36
40位:毒入りオレンジ事件
39位:東大助教授毒殺事件
ウィスキーから青酸カリが検出
日付:1950年(昭和25年)1月8日
場所:石川県小松駅
東大助教授毒殺事件とは、1950年(昭和25年)に発生した部下の逆恨みによる毒殺事件です。1950年(昭和25年)1月8日、北陸線武生発上野行きの夜行列車に乗っていた東京大学医学部歯科口腔外科教室の助教授(当時39歳)が、小松駅到着直前に持参したウイスキーを飲んだ直後に急変。小松駅に停車後、直ちに駅長室に運ばれ、医者の手当てを受けるも死亡しました。ウィスキーから青酸カリが検出。また助教授の遺体解剖により、青酸カリ中毒死であることが判明。助教授の指導下にある東大医学部小石川分院歯科医員が浮上。2月15日、犯行を告白して逮捕されました。
38位:本庄保険金殺人事件
自分の店を会場に記者1人に対して3000-6000円の入店料を徴収する有料の記者会見で話題に
発生日: 1995年
場所: 日本・埼玉県本庄市
本庄市内で金融業(街金融)を営む主犯の八木茂が、自身の経営するパブ・スナックのホステスと常連客を偽装結婚させた上で薬物を使っての保険金殺人を3度実行させた。うち殺害を免れた第3の事件の被害者が1999年7月にマスコミに告発したことで、保険金殺人疑惑として大きく報道された。前年に和歌山毒物カレー事件が発生して1年足らずの状況であったため世間の注目は高く、八木は疑惑発覚から逮捕までの約8ヶ月間、自分の店を会場に記者1人に対して3000-6000円の入店料を徴収する有料の記者会見を203回実施し、総額でおよそ1000万円を得るという前代未聞の行動をした。
37位:品川トランク詰殺人事件
青酸カリ入りの寿司を食べさせ殺害
日付:1956年7月17日
場所:東京都品川区
1956年7月17日、東京都品川区の運送店の運転手から、死体らしきものが入ったトランクを杉並区のアパートに配送したと警視庁大井警察署に届出があった。捜査本部が捜索したところトランクの中から男性の腐乱死体が発見された。男性のシャツのネームから6月28日に会社の銀行預金80万円を引き出しに行った後で消息を絶った男性(当時60歳)と判明した。勤務先の会社は男性が持ち逃げしたと疑っていたが、最悪の形で潔白が証明された。またトランクに死体を詰める猟奇性が話題になりました。警視庁は被疑者として殺害された男性の元同僚のA(当時31歳)とその愛人B(当時23歳)を全国に指名手配した。
Aは千葉県出身で結婚し三児の父親であったが、酒場の女給をしていたBと知り合い、子供が出来たことから夫婦同然の生活をしていた。6月28日にAの元の勤務先で顔見知りであった被害者の男性が会社の預金を引き出した事を知り、おびき出した上で、睡眠薬入りの牛乳を飲ませた。その後品川区に借りていたアパートに連れ込んで、6月30日に青酸カリ入りの寿司を食べさせ殺害し、トランクに死体を入れて転居予定のアパートに運送屋を雇って運び入れていました。
36位:パラコート連続毒殺事件
毒物事件 凶悪な犯人ランキングTOP35-31
35位:浅草青酸カリ殺人事件
青酸カリによるシアン化物中毒
日付: 1935年11月21日
場所:東京台東区浅草の喫茶店
浅草青酸カリ殺人事件とは1935年(昭和10年)11月21日に浅草(現・東京都台東区)の喫茶店にて発生した日本初の青酸カリを使った殺人事件です。浅草区柳北小学校の増子菊善校長(当時48歳)が入店、待ち合わせの相手の男が合図をすると、校長はこの男の前に座った。男は紅茶2つを注文しており、校長は男が既に置いていた紅茶を飲んだ。2口3口飲んだ後、校長が「少し苦い、色が変だな」と言うと男は「じゃあ、捨てましょう」と店員に命じて代わりにコーヒーを注文、コーヒーを待っている間に突然校長は唸り声を上げながらその場に倒れ、男は校長を介抱すると見せかけて風呂敷包みを抜き取り、どさくさにまぎれて逃走した。事件後に遺体が解剖され、青酸カリによるシアン化物中毒による犯行だと判明しました。
34位:同僚殺害硫酸樽遺体損壊事件
工場事務所で飲酒していたところ、口論になり犯行に及ぶ
日付:1956年3月1日
場所:東京都足立区千住緑町にある日本皮革の工場事務所
同僚殺害硫酸樽遺体損壊事件とは、日本皮革(現:ニッピ)工場構内で昭和31年に発生した殺人及び遺体損壊事件です。1956年3月1日、東京都足立区千住緑町にある日本皮革の工場事務所で同社の技師A(当時28歳)が「殺人をした」との遺書を残し自殺を図った。それによると2月28日に同僚の技師B(当時35歳)と工場事務所で飲酒していたところ、口論になり興奮しBを金槌で撲殺してしまい、遺体を同社試験工場にある原皮処理用の硫酸樽に入れ「証拠隠滅」を図ったという。通報を受けた警視庁千住警察署と鑑識課が調べたところ、被害者Bの遺体の「一部」を硫酸樽から発見。警察がコバルト色に染まった樽内の液体を抜いたところ、軟組織が溶解したコバルト色した被害者の頭蓋骨や背骨が残っていたそうです。
33位:那覇毒入りウイスキー殺人事件
32位:女性連続毒殺魔事件
31位:茨城・徳宿村精米業一家殺害事件
「帝銀事件の蒸し返し」として衝撃が走った
発生日: 1954年
場所:茨城県鹿島郡徳宿村(現・鉾田市)
茨城・徳宿村精米業一家殺害事件は、1954年10月10日に茨城県鹿島郡徳宿村で起きた強盗殺人事件である。犯人は最終的に自殺した。 事件当時、地元集落には「帝銀事件の蒸し返し」として衝撃が走りました。茨城県鹿島郡徳宿村の農業兼精米業の男性方から出火し、住宅や納屋などが全焼、焼け跡から9人の死体が発見された。警察は焼死体に不審な点があったことから、9人の死体は司法解剖に付された。捜査の結果、「白衣の怪人」の関与が疑われ、毒殺放火容疑に切り替える。その中である男が浮かび上がった。最終的にMは2重底の仁丹ケースに入れていた青酸カリで自殺しています。
毒物事件 凶悪な犯人ランキングTOP30-26
30位:アクリフーズ農薬混入事件
29位:宇都宮毒入りジュース事件
容疑者が狙っていたのは自身の父親
発生日: 1962年4月6日
場所:栃木県宇都宮市
宇都宮毒入りジュース事件とは、1962年4月6日に栃木県宇都宮市で起こった殺人事件です。 父親の毒殺を企む青年が用意した毒入りのジュースを全く無関係の一家が飲んでしまい、子供3人が死亡しました。被害者の嘔吐物や残りのジュースからは、有機リン系統の毒物が検出され、さらにジュースの袋には注射針を差し込んだような穴が発見されました。容疑者は近隣の農家の長男で、彼が狙っていたのは自身の父親でした。農業を嫌がるCはサラリーマンになりたがっていたが、頑固で専制的な父に強制され、仕方なく家業を手伝っていたようで、農業を辞めたかったというのが動機だったそうです。
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毒入りオレンジ事件(どくいりオレンジじけん)は、週刊文春がスクープしたプロボクシングの試合に関する謀略事件。協栄ボクシングジム会長の金平正紀が、同ジム所属の具志堅用高と渡嘉敷勝男の対戦相手に薬物入りの食品を与えようとしたことが発覚、さらに協栄ジムの裏金や脱税、恐喝、審判買収、報酬搾取など様々な疑惑が持ち上がり、政界や各メディアを巻き込む一大スキャンダルとなりました。