ベッドタウンとして近年人が多く集まってきている埼玉県。観光地が少なく、これといった名物料理もないイメージを持たれがちです。草加せんべいやゼリーフライなど隠れた郷土料理もありますが、「食べたけど普通だった」と感じている人も少なくありません。海なし県のため、海産物も特別おいしいというわけではないようですね。

鳥取砂丘が有名な鳥取県。47都道府県で最後にスターバックスがオープンしたことや、「スタバ」をもじった「すなば」珈琲が話題を呼びました。「砂丘以外に何もない」と言われがちな鳥取県ですが、食べ物でも「らっきょう以外に何もない」とされています。鳥取に来たからにはこれを食べるべき！といったものがないため、食べ物がおいしいというイメージが湧きづらいのでしょうね。

日本の中でも独自の食文化があり、個性的な料理が多い愛知県。有名なご当地グルメもたくさんありますが、賛否両論分かれているようです。味噌を使った味噌カツや味噌煮込みうどんは味が濃すぎると思う人も少なくありません。また、あんこを使った小倉トーストもメジャーな食べ物。こってりとした味付けが重たいと感じるのかもしれませんね。

海があり、農業も盛んな千葉県。豊富な魚介類や落花生が千葉県の名物となっています。しかし、食べ物がおいしいという点では評価は高くなく、名物料理やご当地グルメがあまりないという印象を持たれているようです。全体的に濃い目の味付けなのもマイナスポイントで、食材の味が薄れてしまっていると思われているようですね。

全国各地から名だたる有名店が集まる東京都。最新のグルメなどもいち早く楽しめますが、東京名物の郷土料理などはなかなか認知されていません。良くも悪くも、どこでも食べられるものばかりといった印象ですね。お店が多い分当たりはずれも大きいのでしょう。また、海鮮や水がおいしくないといった声も上がっています。

信州そばやおやきが有名な長野県の料理は、全体的に素朴で地味な印象を持たれがちです。山菜料理やイナゴの佃煮などクセの強い食べ物も多く、苦手意識を覚える人も多いのだとか。味付けは塩気が多いため、しょっぱさを感じる人もいるでしょう。海がないため魚介類を使った料理の評価が低くなってしまいがちです。

独自の食文化が発展した沖縄県は、本州では見られないような食べ物が多くあります。馴染みのない食材や調味料を使用した料理のため、なかなかおいしいとは感じにくいのでしょう。また、ゴーヤやミミガーなどクセの強い食べ物も普通に食べられているもの。地元の人からしたらおいしいと感じる料理でも、観光客にはハードルが高いのかもしれませんね。

食べ物がまずい都道府県をランキングで紹介しましたが、いかがだったでしょうか。味付けや食文化の違いによって食べ物がまずいと感じやすい都道府県がありました。どの都道府県にもそれぞれ違った魅力があるので、食べ物がイマイチだと感じたところはそれ以外の楽しみ方を見つけてくださいね！