アナボリックステロイドとは

アナボリックステロイドとは

アナボリックステロイドは筋肉増強剤として使用されることが主で、ドーピング薬物として知られています。短期間での劇的な筋肉増強を実現するとともに、常態で得ることのできる水準をはるかに超えた筋肉成長を促す作用から、運動選手らの間で長年にわたり使用されてきました。アナボリックステロイドには強力な筋肉強化作用があり、筋トレをしながら服用すると、通常の10~20倍は筋肉が作られやすいといわれています。

有名ランナーや自転車競技の選手が数多く心疾患で死亡

有名ランナーや自転車競技の選手が数多く心疾患で死亡

アナボリックステロイドには多くの副作用があります。高血圧、血中LDLコレステロールの増加、血中HDLコレステロールの低下により、心血管系の病気を誘発する原因ともなる。特に「心臓の負担」となる過度な有酸素運動と組み合わせると、顕著な心肥大を起こさせるので絶対に組み合わせてはいけない。有名ランナーや自転車競技の選手が数多く心疾患で死亡しています。

ミッチェル報告書に記述された主なメジャーリーガー

ミッチェル報告書に記述された主なメジャーリーガー

・ロジャー・クレメンス
・マイク・スタントン
・ジェイソン・ジアンビ
・マット・フランコ
・カブレラ・アレックス
・ホセ・カンセコ
・バリー・ボンズ

9位:アヘン

アヘンとは

アヘンとは

あへんは、けしから採取した液汁を凝固させたもので、黒褐色で特殊な臭気(アンモニア臭)と苦みがあります。 原料であるけしの栽培やあへんの採取、あへん及びけしがら(けしの麻薬を抽出することができる部分)の輸出入、所持等は「あへん法」により規制されています。

アヘンの効果

アヘンの効果

主に静脈注射によって摂取され、一時的に気分が高揚し、自信が増し、疲労感が取れたように感じますが、効果が切れると激しい疲労感、憂鬱感に襲われます。 繰り返し使用するうちに、中枢神経に異常をきたし、幻覚や妄想におびやかされます。 また頬がこけ、歯が抜け落ちるなど、身体的影響も大きく、大量に摂取すると死に至る場合もあります。

アヘンの怖さ

アヘンの怖さ

副作用として悪心、嘔吐、頭痛、めまい、便秘、皮膚病、排尿障害、呼吸抑制、昏睡など慢性中毒を起こし、乱用すると廃人同様になります。 また、アヘンは麻薬なので習慣性があり、慢性中毒を起こして多量に用いなければ効かなくなります。

8位:LSD

LSDとは

LSDとは

LSDは、リゼルグ酸ジエチルアミドまたはリゼルギン酸ジエチルアミド、ドイツ語「Lysergsäurediethylamid」の略で、非常に強烈な作用を有する半合成の幻覚剤です。LSDは、合成麻薬の一種で、「麻薬及び向精神薬取締法」の規制の対象とされ、形状には、錠剤、カプセル、ゼラチン、水溶液を染み込ませた紙片等があります。

乱用すると死に至るケースも

乱用すると死に至るケースも

LSDを使用すると、幻視、幻聴、時間の感覚の欠如等、強烈な幻覚作用が現れます。特に幻視作用が強く、ほんのわずかな量だけで、物の形が変型、巨大化して見えたり、色とりどりの光が見えたりする状態が8~12時間程度続きます。また、乱用を続けると、長期にわたって精神分裂等の精神障害を来すこともあります。ひどいことになると、飛べると思いこんでビルの窓から飛び降りたり、力がみなぎったような錯覚から、電車を止められると思い込み、電車に飛び込み、死に至るケースもあります。

LSDを使用していた有名人

LSDを使用していた有名人

・ビルゲイツ
・スティーブ・ジョブズ
・今井寿
・いしだ壱成

7位:大麻

大麻とは

大麻とは

大麻はアサ科の一年草で、茎から丈夫な繊維が取れるので、昔から栽培・利用されてきました。一方で、大麻にはテトラヒドロカンナビノール(THC)という、脳に作用する成分が含まれており、使用すると酩酊感、陶酔感、幻覚作用などがもたらされ、依存性があります。現在、日本では大麻取締法によって大麻は厳しく規制されており、無免許の栽培や所持等は禁止されています。

大麻の危険度

大麻の危険度

麻酔作用や陶酔効果があり、体内で吸収されると視覚、聴覚、味覚、触覚等の感覚が過敏になり、変調を来したり、現在、過去、未来の観念が混乱して、思考が分裂し、感情が不安定になります。また、乱用が続くと自分の身体がねじれたり、鳥や馬に変身する錯覚に陥ったり、情緒不安定となり、ついには精神錯乱状態になることがあります。

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大麻のリスク

大麻のリスク

特に青少年期の大麻の使用は、正常な成長に悪影響を及ぼし、成人になったときの統合失調症発症リスクを高めるとともに、記憶力や集中力が低下するなど知能にも障害を与えることがあります。 ・呼吸器疾患を起こしやすくなるほか、胎児への悪影響も大麻の煙は発がん物質を多く含むため、肺がんの発症リスクを高めます。

大麻を使用していた有名人

大麻を使用していた有名人

・萩原健一
・内田裕也
・伊勢谷友介
・高樹沙耶
・にしきのあきら
・井上陽水
・長渕剛
・いしだ壱成
・田中聖
・田口淳之介

6位:危険ドラッグ

危険ドラッグとは

危険ドラッグとは

危険ドラッグとは 規制薬物(覚醒剤、大麻、麻薬、向精神薬、あへん及びけしがら)又は、指定薬物に化学構造を似せて作られ、これらと同様の薬理作用を有する物質をいい、また、規制薬物及び指定薬物を含有しないことを標榜しながら、規制薬物又は指定薬物を含有する製品のことをいいます。

危険ドラッグの症状

危険ドラッグの症状

吐き気、頭痛、精神への 悪影響や意識障害など が起きる恐れがある。 摂取した人が死亡した 例がある。 情緒不安定、無気力とな り、幻覚や妄想が現れて、 薬物精神病になり、大量 に摂取すると呼吸困難 となり、死に至ることもあります。

危険ドラッグは依存性が高い

危険ドラッグは依存性が高い

危険ドラッグは、脳を刺激して興奮させる作用、鎮める作用、幻覚を起こす作用などがあります。 そのため「一度だけ」のつもりでも、再び同じ感覚を味わいたくなり、繰り返し薬物に手を出してしまうようになります。 薬物によっては特有の禁断症状が現れるため、禁断症状の苦しさを解消するために、更に乱用を繰り返すことになります。

危険ドラッグを使用していた有名人

危険ドラッグを使用していた有名人

・塚本堅一

薬物の依存性・強さ 危険度ランキングTOP5-1

5位:MDMA

MDMAとは

MDMAとは

MDMAは(methylenedioxymethamphetamine)の略で、カラフルなラムネ菓子のような外見で、ロレックスの王冠マークなど、様々なマークが上部に刻印されていることが多くかなり多まん延している薬物の一つです。内服すると30分程度で多幸感をもたらしその効果が5~6時間続くとされ、「エクスタシー」と俗称されることがあります。

MDMAの効果

MDMAの効果

MDMAは、視覚、聴覚を変化させる作用があり、不安や不眠等をもたらします。 また、強い精神的依存性があって錯乱状態に陥ることがあるほか、心身にも障害を引き起こすことがあり、特に脳機能への悪影響が指摘されているほか、死亡例も報告されています。

精神錯乱や記憶障害を引き起こす

精神錯乱や記憶障害を引き起こす

一時的に陶酔感が得られ幻覚作用もあるが、乱用を続けると精神錯乱や記憶障害を引き起こすことがあります。パーティードラッグ」とも呼ばれ、若い人にも広まっていますが、常用すると耐性ができ、MDMAがきっかけで様々な薬物に手を出すようになったという人が続出しています。

MDMAを使用していた有名人

MDMAを使用していた有名人

・押尾学
・沢尻エリカ

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