型式番号：NRS-P701
所属：ディアナ・カウンター
分類：支援用モビルスーツ

ディアナ・カウンターが保有する中で最古のモビルスーツの1つ。月のマウンテンサイクルで発掘された機体で、長距離砲撃を目的としています。背部に折り畳み式のレールキャノンを装備しており、両腕部にはマイクロミサイルを搭載しています。∀ガンダムでは、第9話からヤコップとブルーノの搭乗機として登場。ディアナ・カウンターからの脱走後も引き続き使用し、第17話でテテス・ハレからディアナ暗殺を依頼され、移動中のキエルを襲撃するも、ハリーとロランの抵抗を受け、ヤコップ機はキャノン、ブルーノ機はキャノンと左脚を破壊され退却しました。

型式番号：RMS-106
所属：ティターンズ/地球連邦軍/ジオン共和国/ネオ・ジオン
分類：汎用量産型モビルスーツ

地球連邦軍がジオン公国軍から接収したザクII F2型の設計を再考察し、アナハイム・エレクトロニクス社と共同開発した量産型モビルスーツ。一年戦争終結後、既存機のマイナーチェンジではなく、基礎設計から新規に行い開発された量産機の第1号です。機動戦士ゼータガンダム1/2では、リーダーのバットマンと共に略奪行為を行っていたが、通報を受け駆けつけたハーフゼータによって一網打尽にされました。

型式番号：RGM-79[G]、RGM-79(G)
所属：地球連邦軍
分類：陸戦用モビルスーツ

地球連邦軍のMS量産化計画の中でも最初期に開発された、連邦製MSとしては初めて本格的に量産された記念すべき機体です。RX-78-2ガンダムの実働データが得られる前に開発されたため、ガンダムから得られたデータをもとに開発されたRGM-79 ジムとは事実上別の機体となっているそのために本機の設定が誕生した当初は“陸戦用先行量産型ジム”、あるいは“先行量産型ジム”とも呼ばれています。ザクに殺られたり、自称「気化爆弾」で蒸発*4したり核融合炉への誘爆を前提とした坑道突入で仏様になったりと扱いは散々でした。

型式番号：LM111E03
所属：リガ・ミリティア
分類：宇宙用量産型モビルスーツ

量的に多数を誇り、次第に武装強化が進むベスパのモビルスーツに対する優位性を確保する為にリガ・ミリティアが開発したガンイージの改修機。生産は月の秘密工場（コードネーム・テクネチウム）で行われたとされています。機動戦士Vガンダムに登場していますが、多くの機体が破壊されました。

型式番号：MSJ-06II-A
所属：人類革新連盟/地球連邦平和維持軍/カタロン
分類：地上用量産型モビルスーツ

人類革新連盟（人革連）が開発した地上用の量産型モビルスーツです。人革連で広く普及している機体であり、宇宙型など多くの量産バリエーションを有し、一般兵から指揮官までほとんどのモビルスーツパイロットに使用されています。機動戦士ガンダム00（1stシーズン）では、ソレスタルビーイングのガンダムと幾度となく交戦しているが、太陽炉搭載機が相手では自慢の重装甲も通用せず、ほとんど太刀打ちできずに撃破されています。

型式番号：AEU-05/92
所属：AEU
分類：量産型可変モビルスーツ

AEUが開発した量産型モビルスーツです。開発されたAEUヘリオンの内、本機は西暦2292年に就役した初期生産型に分類される機体であり「ヘリオン92年型」とも呼ばれています。加えて後発のAEUヘリオンとの区別のため、「イニティウム（ラテン語で「発端」の意）」とも呼ばれています。機体がやや大型で推力が弱いため、高速での安定飛行はできません。

型式番号：ENG-002
所属：三国同盟軍
分類：汎用量産型モビルスーツ

エスタルドスをベースに南アジアの同盟三国が共同開発した量産型モビルスーツ。各国の機体でカラーリングが異なっており、エスタルド軍は紺色、ノーザンベル軍は茶色と黄色、ガスタール軍は緑色を基調としています。パイロンは機動新世紀ガンダムXに登場しますが、いわゆる「やられメカ」の扱いです。

型式番号：RGM-86R
所属組織：地球連邦軍
分類：汎用量産型モビルスーツ

ジムIIの後継機として「ジムIII計画」に則り開発された地球連邦軍の量産型モビルスーツで、第一次ネオ・ジオン抗争時に主力機として配備されました。生産性を維持しつつ積極的に新技術を投入した事で、一部スペックではガンダムMk-IIと同等以上のパフォーマンスを獲得しています。機動戦士ガンダムΖΖでは、ダカールを制圧したネオ・ジオン軍への攻撃やダブリンへのコロニー落としの際の戦闘等で投入されましたが、ほとんとが撃破されました。

型式番号：MS-06D
所属組織：ジオン残党軍
分類：地上用量産型モビルスーツ

反連邦系ゲリラ組織が、地球連邦軍から強奪した資材を用いてザク・デザートタイプを改修した機体。統合性能の向上に加え、砂中への潜航機能も追加されています。オプションのジェットスキー・ユニットにより、砂上での移動力は極めて高いが、それ以外では目立った活躍は見受けられません。

型式番号：LM111E02
所属組織：リガ・ミリティア
分類：汎用量産型モビルスーツ

リガ・ミリティアが「V計画（ヴィクトリー・プロジェクト）」の一環として、Vガンダム以前のテスト機をベースに開発した量産型モビルスーツ。開発は月面都市セント・ジョセフの地下工場で進められたとされています。機動戦士Vガンダムでは、第11話でヘレン機が撃墜されたのを皮切りに次々と無残に散っていき、シュラク隊の悲劇の象徴ともなりました。

型式番号：RGM-119
所属：地球連邦軍
分類：汎用量産型モビルスーツ ⇒ 地上用量産型モビルスーツ

アナハイム・エレクトロニクス社が宇宙世紀0120年代に開発した地球連邦軍の正式量産型モビルスーツです。当初よりヘビーガンの後継機種として開発されていたが、一連の小型モビルスーツ化に乗り遅れたアナハイムは、基本設計を終えたジェムズガンの設計変更を迫られることとなりました。極秘プロジェクト「シルエットフォーミュラプロジェクト」から得られた技術を元に設計変更を行い、完成したのがジェムズガンです。低コストで大量生産に適したモビルスーツであったものの、その戦闘力は当初の想定に達しなかったと評価されています。

型式番号：GH-001
所属：海賊部隊/アメリア軍
分類：汎用量産型モビルスーツ

海賊部隊の運用する量産型モビルスーツ。アメリア軍がその所属を明らかにしたくない作戦に従事させる為にジャハナムをベースに開発した機体であり、ベース機とは似ても似つかない外見となっている他、型式番号も通常とは異なるものが割り振られています。劇中に登場したら３機まとめてでてきてワンカットでまとめて倒されるようなやられ役です。

型式番号：OS-07AMS
所属：地球圏統一連合/OZ
分類：空戦用量産型モビルスーツ

黄道十二星座の「おひつじ座（アリエス）」の名を冠するモビルスーツで、本機はOZが軍備の質の向上を目指して開発したもので、リーオーの空戦特化型に位置する機体です。「ガンダム」が登場するまでの軍備で、陸のリーオー、空のエアリーズ、海のパイシーズの一角を担いました。作中では「やられメカ」のひとつと評価されています。

型式番号：RGM-79GS
所属：地球連邦軍
分類：宇宙用量産型モビルスーツ

ジム・コマンドを宇宙用に改修した機体で、アポジモーターの数が増設されており、燃料容量が増加しています。また、背部のランドセルのバーニア数も増やされ、ジェネレーター出力も若干ではあるが向上しています。「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」では、第2話でジオンの陽動部隊と交戦するも、リック・ドムIIやゲルググJの猛攻の前に悉く撃墜されています。

型式番号：GAT-04
所属：地球連合軍
分類：汎用量産型モビルスーツ

地球連合軍が開発した量産型モビルスーツです。主力モビルスーツ群「ダガーシリーズ」の最新型で、ダガーLの後継機に当たる。ストライクガンダムと同等のカタログスペックを有し、こちらが本当の意味でのストライクガンダムの量産機です。従来のダガー系と比べるとで、すでに当時のザフト軍の主力機であったザクがストライク等のGTAシリーズ以上の性能を持っている為、作中ではやられ役となっています。

型式番号：ZGMF-1000
所属：ザフト軍
生産形態・分類：汎用量産型モビルスーツ

ザフト軍が開発した「ニューミレニアムシリーズ」の量産型モビルスーツで、一般兵用の標準機で、単に「ザク」と呼ばれる機体は本機を指すことが多い。最大の特徴はバックパック換装機構「ウィザードシステム」を搭載している事で、数種類のオプションユニットを用途に応じて換装する事で、様々な局面に対応可能となっています。

型式番号：EB-06
所属：ギャラルホルン
生産形態・分類：主力量産型モビルスーツ

ギャラルホルンが開発した量産型モビルスーツ。同組織の最新鋭主力機であり、グリムゲルデのヴァルキュリア・フレームの基本構造を踏襲しつつ再設計し「ゲイレール・フレーム」を挟んで開発された「グレイズ・フレーム」が採用された機体です。MSとしての完成度は高いと評価されていますが、ガンダム作品における量産機らしく、「やられ役」として数多く撃破されています。

型式番号：ZM-S08G
所属：ザンスカール帝国/ベスパ
分類：地上用量産型可変モビルスーツ

ザンスカール帝国のベスパがゾロアットをベースに開発した地球侵攻用可変モビルスーツで、ビーム・ローターを装備し、大気圏内で優れた飛行能力を発揮します。分離形態による対地攻撃を重視しており、ザンスカール戦争緒戦における地球侵攻作戦を成功に導きました。分離・合体機構の採用は整備性の低下を招き、対MS戦で十分な能力を発揮出来なかった事から、後継機であるトムリアットやゾリディアが登場した事で徐々に姿を消していきました。

型式番号：MS-11
所属：ジオン公国軍
分類：試作型モビルスーツ

ザクIIの設計をベースに、ザク系の正常進化をコンセプトにペズン計画によって開発された機体。型式番号のMS-11は元々ゲルググに与えられる予定であったが、ゲルググの開発の遅延によってこちらに譲られた経緯があります。ザクの設計をブラッシュアップし、統合的な運動性の向上を目的として開発されており、統合整備計画の影響を受けたとされ、生産性の高い設計が導入されています。『機動戦士Ζガンダム』劇中では、ロザミア・バダム中尉の搭乗するギャプランの随伴としてベースジャバー3機に2機ずつ搭乗する形で6機が登場、共にアウドムラに追いすがったがガンダムMk-Ⅱと百式に殆どを撃墜されています。

型式番号：MSA-005
所属：エゥーゴ
生産形態・分類：宇宙用試作型可変モビルスーツ

エゥーゴのΖ計画により、アナハイム・エレクトロニクス社で開発された初の可変モビルスーツです。可変機構を検証する為のトライアル機としての性格が強く、胴体部も上半身と下半身を繋ぐシリンダー・フレームが露出しているなど、実戦投入を想定していない事を端的に物語っています。可変機構の恩恵で機動性こそ高いものの、MSとしての性能は決して高くはなく、特に近接白兵・格闘戦は貧弱な機体構造も有って不得手です。

型式番号：XM-01
所属：クロスボーン・バンガード
生産形態・分類：格闘戦用量産型モビルスーツ

クロスボーン・バンガードがデッサ・タイプをベースに独自開発した小型モビルスーツ。格闘型に区分される接近戦重視の主力機であると同時に、クロスボーン・バンガードの機体の中で最初期に完成した機体である為、後続機の開発ベースとして戦力整備にも大きな役割を果たしています。クロスボーン・バンガードが開発した機体の中では初期の機体のため性能は低いとされています。

型式番号：XM-03
所属：クロスボーン・バンガード
生産形態・分類：偵察用量産型モビルスーツ

クロスボーン・バンガードが制式化したモビルスーツの内、初の偵察型MSにあたる機体で、デッサ・タイプを原型としつつ、デナン・ゾンよりも更なる小型化を実現し、高度な情報収集・分析能力を備えています。偵察型MSという仕様上、エビル・Sは戦闘を重視した機体ではないが、威力偵察、遭遇戦、敵機のデータ収集、低強度状況での戦闘などに対応する為、多数の武装を備えています。耐久力の低さが欠点で、防御力はほぼ無いともいわれています。