サルはシカやイノシシとならんで日本人にはなじみ深い動物の１種です。サル、エテ公、マシラなど呼び名もいろいろあります。また様々な物語にも登場しますし、ことわざや慣用句にもサルに関連する物がたくさんあります。そんなサルが嫌われる理由としては「街に出没して迷惑行為を働くから」「狂暴で怖い」「報道などでもいいニュースで登場しない」などがあげられています。

世界で一番小さなネズミと言われているハツカネズミ。人家に発生しやすい上にペットとして飼うこともできるため、実は私たち人間に最も身近なネズミです。そんなハツカネズミが嫌われる理由としては「噛みついてくる」「歯にウイルスなど病原体がついていたり不衛生」「繁殖率がヤバイ」などがあげられています。

トカゲは爬虫類の仲間で、その種類は知られているだけでも約4,500種類。 さまざまな環境に適応し、世界各地に生息しています。 日本でも暖かい季節になると身近に見かける、ニホントカゲやニホンカナヘビもトカゲの仲間です。そんなトカゲが嫌われる理由としては「爬虫類の代表的存在だから」「顔が怖い」「とにかく気持ち悪い」「変な走り方だから」などがあげられています。

カエルは、無尾目（むびもく）に属する両生類。両生類は、進化の過程で魚類から派生して陸に上がり、四肢を備えたグループです。サンショウウオやイモリなど尾を持つものは「有尾目」（ゆうびもく）、カエルのように尾のないものは「無尾目」に分類されます。そんなカエルが嫌われる理由としては「見た目が気持ち悪い」「ヌルヌルしてそう」「ジャンプするから」「両生類がそもそも嫌い」などがあげられています。

2億5千万年前には存在していたといわれる最古の有翅（ゆうし）昆虫。多くの人が最も嫌いな害虫として挙げる、嫌われ者です。ゴキブリは見た目が不快なだけではなく、病原菌の媒介やアレルギーの原因にもなります。ゴキブリが嫌われる理由としては「黒光りしていて足が速いから」「向かってくるような動きが嫌い」「生理的に受け付けない」「動きが予測不能で速い」「生命力が強すぎる」などがあげられています。

世界中の民族の間で、再生と不死身のシンボルとしてあがめられるヘビは、古代ギリシャでも健康のシンボルと考えられていました。そんなヘビは多くの人たちから嫌われています。京都大学霊長類研究所のチームが、生まれてから一度もヘビを見たことがない3～4歳の幼児を対象に実験を行なった。花やヘビなど複数の写真の中からヘビだけを素早く見つけ出すことから、本能に基づくものであることを明らかにしています。