「荒」という苗字の人は、福島県、北海道、東京都、宮城県、神奈川県など全国におよそ7,800人いるそうです。この「荒」という漢字は、草原に打ち捨てられた死体の頭髪の残っている様子が語源となっているようです。このように、とても怖い漢字なため、調べてはいけないと言われています。

「円間」という苗字の人は、全国に約60名いるそうで、福井県、石川県、大阪府などにみられます。読み方は「えんま」で、その響きが「閻魔」大王のように聞こえることから、周囲に驚かれることも少なくないそうです。他にも同じ「えんま」の呼び方で「塩満」「円満」「円馬」という苗字があるそうです。

「取」がつく苗字は、「取手」「梶取」「神取」などがありますが、問題はこの「取」の意味です。戦場で討ち取った兵士の左耳を切り取る様子を描いていると言われています。「みみ」には献馘と言って戦功を証明するために兵士の左耳をとって献上することという意味があるそうです「取」は耳と又で出来ています。「又」は右手そのものをさします。だから左耳なんですね。恐ろしいのでこれ以上は調べないほうがよさそうです。

「久」という苗字は、全国におよそ1,200人いるそうで、読み方は、「ひさ」「ひさし」「きゅう」だそうです。この「久」という字体は、死者が起きるように添え木で支える様を表しているという説があることから、怖い漢字のひとつに数えられています。また、また死体→死後の世界→久遠という意味を導きだすこともあります。これ以上は調べないほうがいい漢字です。

「方」という苗字は、東京都、神奈川県、兵庫県、大阪府、沖縄県を主に、全国におよそ270人いるそうで、読み方は「かた」「ほ」「ほう」などです。この「方」は、木に吊るされる人の姿に例えられることから、怖い漢字と言われています。古代中国では厄よけや、敵への威嚇として村や城塞都市の近くに人間の死体を吊るしておいたそうです。調べてしまうと同じようなことが起こるかもしれないと言われています。

「不死川」という苗字は、大阪府、奈良県を中心に全国にわずか10人しかいないという珍しい苗字です。読み方は「しなずがわ」「ふじがわ」で、人気アニメ鬼滅の刃に登場する風柱「不死川実弥」で知られています。大阪府羽曳野市に流れる東除川（ひがしよけがわ）＝通称「しなずがわ」が由来とされています。 近くに住んでいた僧侶が「しなずがわ」に別の漢字を当てようと考え、「不死川」になったようです。漢字の意味は恐ろしそうなので調べないほうが良いかもしれません。

「目倉」という苗字は、全国にわずか10名程度しかいない珍しい苗字で、北海道に存在するそうです。読み方は「めくら」ですが、「めくら」とは、明らかに障害者の人格を否定する差別的な表現としてとらえられています。そのため、アクセントを間違えると、差別発言を疑われてしまうので注意が必要な苗字といえます。漢字の意味については、これ以上は調べないほうが良いかもしれません。

「霊」という苗字は、主に奈良県を中心に全国でわずか10人ほどしかいないといわれる珍しい苗字です。読み方は「みたま」で、誤って「れい」さんと読んでしまう方も多いそうです。「みたま」というと「御霊」をイメージしてしまいそうです。漢字の意味は怖そうなので、調べてはいけないと一部で言われています。

「大波加」は、「おはか」と読むそうで、全国におよそ70名いるそうです。現富山県である越中発祥ともいわれ、近年、富山県高岡市に多数みられます。漢字の意味としてはそれほど悪い意味はないようですが、読み方が「お墓」を思わせるため、初めて挨拶されるとビックリされることが多いそうです。読み方からして怖そうなので、これ以上は調べてはいけないと一部で言われています。