首都： ビシュケク
面積： 199,900 km²
人口： 669.2万

キルギスは親日国であり日本語を勉強したり日本にあこがれる国民も多いと言われています。「顔立ちが似ている」というのも親しみを感じる一因のようです。魚の好きな人たちは東の海へ行って日本人となり、肉の好きな人たちは西の草原へ行ってキルギス人となった。つまりキルギス人と日本人は兄弟姉妹と伝えられています。

首都： 北京
人口： 14.12億
面積：約960万平方キロメートル

反日で有名な中国ですが、実は親日国ということはあまり知られていないかもしれません。中国が実は親日である理由は、日本で学ぶ留学生で一番多いのは中国人、観光地や繁華街には大勢の中国人観光客が訪れていることから明らかです。実際、中国に行っても、反日感情を持っている人と出会うことはごくまれで、大多数の人には実際の「戦争の傷跡」の記憶など無く、そもそも無関心であるといえます。「中国人＝反日」と思い込んでいるというイメージだけかもしれません。

首都： ロンドン
面積：24.3万平方キロメートル
人口：6,708万人

1854年に日英約定が締結され、正式に外交関係が成立した。明治時代にはイギリス綿糸企業のコーツが日本に進出するなど経済的関係も深い。ロシアの南下政策に対抗すべく日本と日英同盟を締結。第二次世界大戦では日本とイギリスは敵対関係にあったにもかかわらず、同じ立憲君主制の民主主義国家として、今日まで非常に強固な関係を保っています。

首都： タシケント
面積：44万7,400平方キロメートル
人口： 3492万

紛争多発地帯で危険なイメージがあるウズベキスタンですが、「たまに日本人がいると記念撮影を求められるほど」の、中央アジアでも上位の親日国です。ウズベキスタンが親日国になった背景には、アジア・太平洋戦争終結後に抑留された457人の日本人捕虜と、彼らが首都タシケントに建設したオペラハウス「ナボイ劇場」の存在があります。

首都： アスタナ
面積：272万4900平方キロメートル
人口： 1900万

カザフスタンはとても親日的な国で、、車の大半は日本車で、店でも日本製品が目立ちます。とあるカザフスタン人が言うには「我々は日本が大好き。でも、日本人はカザフに興味がないでしょう？私たちの片思いですね」などと語っています。。

首都： カブール
面積： 652,900 km²
人口： 4010万

アジア大陸の中央に位置し、イランやパキスタンなど6カ国に囲まれた内陸国であるアフガニスタンは親日国として知られています。長年アフガニスタンにおいて、ハンセン病の治療に当たると同時に、現地の劣悪な水事情を解消するべく18年の間、数百～数千本もの井戸を掘り続け、凶弾に倒れた故・中村哲医師の貢献ははかりしれません。

首都： パリ
面積：54万4,000平方キロメートル
人口： 6775万

欧州の中でもフランスは極めて親日的と言われてます。世界の中でもフランスは特に日本の漫画やアニメ、映画などを積極的に取り入れ、高い人気を集めています。また、フランスでは寿司など日本料理が広く受け入れられており、近年は弁当やおにぎりが注目を浴びています。また、すでに亡くなっているジャック・シラク元大統領は特に親日的で、日本に来たときも相撲を観戦しています。

首都： ウランバートル
面積： 1,564,000 km²
人口： 334.8万

日本ではあまり知られていないのがモンゴルの親日ぶりで、東日本大震災が発生した際には、モンゴルの国家公務員全員が給与1日分を義援金として寄付したほどです。モンゴルが共産主義から脱却する際に日本が援助を行ったことや、その後も日本のODAによって経済発展したことが大きく報道されていることもあり、日本に恩を感じている国民は少なくありません。また、近年ではモンゴル出身の力士が日本で活躍していることも、モンゴルの人々が日本に親近感を抱く要因のひとつになっています。

首都： イスラマバード
面積：79.6万平方キロメートル
人口： 2.314億

紛争やテロといった危険なイメージばかりが先行しがちなパキスタンですが、実は大のつく親日国として知られ、パキスタンを走る車の9割が日本車が占めるほどです。背景には、第二次世界大戦後の両国の関係にあります。1950年代、パキスタンが特産の綿花を日本に輸出していたために、日本の商社マンが頻繁にパキスタンを訪れたり、パキスタンへの投資が行われたりするようになりました。人々は、それがパキスタンの発展につながった今でも日本に感謝しているそうです。

首都： オタワ
面積：998.5万平方キロメートル
人口： 3825万

カナダは日本が国際社会に参加することを後押ししてくれた親日国です。第二次大戦後、日本は連合国に完膚なきまでに叩きのめされてしまいます。当然、本来であれば世界から孤立してしまってもおかしくない日本でしたが、国際社会へ復帰できるよう支援してくれたのがカナダでした。また、1956年の国連加盟、1963年のOECD加盟の際も支援してくれたのはカナダでした。

首都： ワシントンD.C.
面積：9,833,517平方キロメートル
人口： 3.319億

米国と日本は太平洋戦争で戦い、日本は米国から広島と長崎に原爆を投下され、焼け野原の敗戦国から戦後をスタートさせた両国ですが、日本の戦後の経済成長を支援してきたのは欧米で、日本と米国は外交的に良好な関係を維持、発展させてきました。また、東日本大震災の際には真っ先に災害救助・救援および復興支援にかけつけ、トモダチ作戦を展開しています。

首都： ブラジリア
面積： 8,510,000 km²
人口： 2.143億

ブラジルが親日国になった理由は、明治時代に移住した日本人たちがブラジル人の信頼を勝ち取ったこと、その移住した日本人たちの子孫が政界などで要職についていることが挙げられます。 また、ブラジル国内で暮らしている日系人が多いこともあり、日本に対して親しみを抱きやすい環境にあると言われています。

首都： ブエノスアイレス
人口： 4581万
面積：278万平方キロメートル

アルゼンチンとは戦争中に海軍同士の交流が盛んに行われたことが親日国の理由の一つと言われています。また、明治時代にアルゼンチンへと居住の地を移した日本人が、非常にまじめに働き、地域の発展に貢献したことも要因にあげられています。

首都： ローマ
面積： 302,100 km²
人口： 5911万

電通が2018年に行った「ジャパンブランド調査2019」によると、イタリアの日本に対する好意度は、89.3%に及んでおり、親日度は高いと言われています。背景には、日本のポップカルチャーの影響が強く、特にアニメの「キャプテン翼」や「セーラームーン」などは、イタリアでも高い人気を誇っています。また2015年には、ロボットアニメ「鋼鉄ジーグ」をモチーフにした実写ヒーロー映画「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」が大ヒットしています。

首都： ジャカルタ
人口： 2.738億
面積：約192万平方キロメｰトル

インドネシアの代表的な国民食「ナシ・チャンプル（インドネシア風お惣菜御飯）」のチャンプルという言葉は、実は沖縄の「チャンプルー（混ぜこぜにする）」とつながりがあるというのは有名な話です。また、映画「おしん」がインドネシアで爆発的な人気を誇り、最近ではkiroroの歌もインドネシア中で大ヒットしました。ジャカルタのローカル向けの本屋には、日本が誇る名作「ドラゴンボール」や「名探偵コナン」などの漫画が所狭しと並んでいるなど、ここからもわかるようにインドネシア世界でも上位の親日国です。

首都： ニューデリー
人口： 14.08億
面積：328万7,469平方キロメートル

インドが親日国と言われる背景には、日本が歴史的にインドの独立運動を支持していたことに加え、日本は長年インドに対して経済的、社会的な支援を続けてきたことがあります。 また、日本とインドは直接戦争をしたこともなく、両国関係は長年良好といえます。

面積：約720平方キロメートル
人口：約569万人

シンガポールは今でこそ親日国として知られていますが、第二次大戦中は日本による占領を受けていたこともあり、1970年代まではむしろ反感の方が多く持たれていました。1980年代に入り日本企業の進出が進み、現地での接触が増え、ローカルなつながりを通して日本人に対して徐々に親しみを覚え、現在は若い年代層ほど親日の傾向が強く、日本の製品やサービス、親切さなどに対して大きな信頼を寄せています。

面積： 1,114 km²
人口： 741.3万

日本と香港の本格的な関係の始まりは、幕末ごろにさかのぼるとされています。第二次大戦では敵国関係になりますが、戦後は再び交流が始まり、多くの日本企業が進出していきます。ビジネスに加え、ポップカルチャーの分野でもお互い影響し合う関係で、香港映画が日本で人気になる代わりに、香港では日本のアニメ・マンガなどが人気を博しており、観光客も増加傾向にあります。

首都： ヘルシンキ
人口： 554.1万
面積：33.8万平方キロメートル

フィンランドも北欧で一番の親日国とされています。かつて日露戦争時にフィンランドとスウェーデンのあいだで起こっていたオーランド諸島の領有権争いを新渡戸稲造が解決したというエピソードがあります。 この一件による新渡戸稲造への感謝から親日に発展したと考えられています。