軍事費：59億ドル（約8,000億円）
兵力：70万人
戦車：953両
装甲戦闘車量：1713両
戦闘機：60機
戦闘ヘリ：106機

ウクライナはロシアの侵攻への対応と、同盟国から武器などの軍事的支援を受けていることから、ランク数を挙げています。ロシアは2022年2月にウクライナに侵攻し、数日でウクライナを占領するつもりでしたが、ウクライナ軍の猛攻にあい攻めあぐんでいる状況です。この結果、ウクライナの軍事力が再評価されています。

軍事費：37億ドル（4,000億円）
兵力：47万人
戦車：2,200両
戦闘機：210機
潜水艦：8隻

エジプトは、現役軍人の総数、民兵組織の戦力、予備役の総人員、航空機の戦力などの分野でトップ10にランクインしています。戦車に関してはM1エイブラムス 1005両、M60パットン 1435両、T-62 550両、T-54/T-55 500両、ラムセス2世 260両など4000両近い数を保有しています。

軍事費：76億ドル（8,000億円）
兵力：80万人
航空機：451機
戦闘機：41機
戦車：315両
主要艦艇：221隻

インドネシアは、兵役可能な総人口、兵役年齢に達する総人口、洋上巡視船とコルベット軍艦の総数などの分野で世界トップ5にランクインしています。インドネシアの軍事力の高さは、国民の人孔の40％にあたる1億1200万人が兵役に就くことができるマンパワーにあります。

軍事費：270億ドル（約3兆円）
兵力：30万人
戦車：430両
戦闘機：43機
潜水艦：7隻
ヘリコプター空母：1隻

ブラジルは兵役可能人口、総輸送能力、総空港数などの分野でトップ5にランクインしています。空港数は4000以上で世界第2位、港湾・貿易ターミナル数は17で第5位となっています。潜水艦は計8隻になるように建造予定と言われています。

軍事費：204億ドル（2兆2000億円）
兵力：41万人
戦車：3,200両
戦闘機：200機
潜水艦：13隻

トルコの軍用機保有数は1065機で、航空機の保有数、輸送機の保有数、ヘリコプターの保有数などの項目でトップ10にランクインしています。グローバル・ファイアパワーは、トルコが｢間違いなく軍事大国として台頭し、陸・海・空で同じように防衛要件を満たすために、地元産業にますます依存している｣としています。また、トルコのドローンがロシア・ウクライナ戦争で使用されたことで、トルコの軍事技術の高さが評価されています。

軍事費：280億ドル（約3兆円）
兵力：32万人
戦車：200両
戦闘機：94機
潜水艦：6隻
軽空母：2隻

イタリアは2023年1月時点で、58機の攻撃ヘリコプターを含む404機のヘリコプターと、「カブール」など2隻の空母を保有し、空中給油機の保有数、ヘリコプターの総戦力、攻撃機の戦力、空母の総数などの分野でトップ10にランクインしています。「カブール」には、F-35B戦闘機を格納庫に10機、甲板に6機駐機できます。

軍事費：560億ドル（7兆6000億円）
兵力：21万人
戦車：410両
戦闘機：270機
潜水艦10隻
航空母艦：4隻

フランスは、空中給油機の総数、ヘリコプター総数、駆逐艦・戦艦数などの分野でトップ10に入り、輸送艦隊の総戦力も相当高いと言われています。空軍は、69機の攻撃ヘリコプターを含む438機のヘリコプターと10隻の駆逐艦・戦艦を保有しています。また、原子力空母「シャルル・ド・ゴール」や原子力潜水艦を保有するなどその軍事力はヨーロッパで1位と評価されています。

軍事費：500億ドル（約6兆8000億円）
兵力：24万人
戦車：1,004両
戦闘機：217機
ヘリコプター：566機
潜水艦：21隻
駆逐艦：36隻
ヘリコプター空母：4隻

日本は航空機の保有数、ヘリコプターの保有数、装甲戦闘車両の保有数でトップ10にランクインしています。また、1400機以上の軍用機、11万1000台以上の車両を保有しています。さらに、最新鋭ステルス戦闘機F-35Aを配備しています。

軍事費：70億ドル（約7,700億円）
兵力：現役654,000人
　　　民兵組織500,000人
戦闘機：363機
戦車：3,742両
潜水艦：9隻

パキスタンは2023年1月時点で3700台以上の戦車、1400機の軍用機、9隻の潜水艦、65万4000人の現役軍人を抱えています。兵役可能人口、現役兵力、航空機保有数などの分野でトップ10にランクインしています。

軍事費：500億ドル（約6兆8000億円）
兵力：60万人
戦車：2,331両
戦闘機：402機
ヘリコプター：739機
フリゲート艦：18隻

韓国の現有総兵力は約60万人、うち陸軍約46万、海軍約7万人（海兵隊2.9万人含む）、空軍6.5万人、予備役310万人です。韓国は13万3000台の車両と739機のヘリコプター（112機の攻撃ヘリコプターを含む）を保有しており、これは世界5位にランクインしています。また近年、海軍力の強化をはかっています。

軍事費：683億ドル（9兆円）
兵力：15万人
戦車：330両
戦闘機：130機
潜水艦：10隻
航空母艦：2隻

イギリスは先進的技術を持つ非常に強力な包括的軍事力を世界中に配備しています。世界的に見ても、軍隊は自動運転車やドローンを導入する方向へ舵を切りつつある中、2030年までに3万体近くのロボット兵士を軍隊に投入する予定だそうです。また、核弾頭ミサイル（ICBM）を発射できる原子力潜水艦、空母クイーンエリザベスと空母プリンス・オブ・ウエールズを保有しています。

軍事費：760億ドル（約10兆円）
兵力：145万人
戦車：4,200両
戦闘機：520機
潜水艦：14隻
航空母艦：2隻

インドの強みは兵力の多さで、現役兵力145万、民兵組織252万人でいずれも世界2位です。また、原子力潜水艦を保有しており、SLBM（潜水艦初者ミサイル）の開発に成功したと言われ、深海から中国本土を射程に入れたとも言われています。

軍事費：2,900億ドル（約39兆円）
兵力：234万人
戦車：5,800両
戦闘機：1,500機
潜水艦：70隻
航空母艦：2隻

利用可能な人的資源と海軍の艦隊の強さで世界ナンバーワンを誇る中国は、経済でも膨大な人的資源でも、明らかに優位に立っており、海、空、陸の戦力を高めることに重点を置いています。ウクライナ侵攻で予想外の展開に陥っちるロシアよりも軍事力は中国のほうが上と分析する専門家も多くいます。

軍事費：660億ドル（約9兆円）
兵力：115万人
戦車：1,800両
装甲戦闘車量：13,680両
戦闘機：1,200機
攻撃ヘリ：399機
潜水艦：58隻
航空母艦：1隻

ロシアの軍事力は、連邦軍、連邦保安庁国境警 備局、連邦国家親衛軍庁などから構成される。 連邦 軍は3軍種2独立兵科制をとり、地上軍、海軍、航 空宇宙軍と戦略ロケット部隊、空挺部隊からなります。航空機の総戦力と輸送機の総戦力を含む分野でロシアは世界2位を誇ります。ウクライナ侵攻以来、戦車をはじめとする大量の装備を失い、軍事的な後退に直面していますが、空軍と海軍は余り被害を被っていません。

軍事費：7,126億ドル（約96兆円）
兵力：134万人
戦車：6,300両
駆逐艦：92隻
空母：11隻
航空機：1万3300機
攻撃ヘリ：983機

グローバル・ファイアパワーのランキングに入った世界142か国の軍隊の中で現在最も強いのは米軍です。 米軍には航空機が大量にあり、防衛予算は7617億ドルと圧倒的に多く、2位の中国（防衛予算2300億ドル）の3倍以上で、世界最大と言われています。 米空軍は、第5世代戦闘機F-22ラプターとF-35ライトニングⅡ、および攻撃ヘリコプターの保有数は世界トップレベルです。