林家こん平さんは、初代林家三平に師事しました。当時の初代三平は二ツ目で弟子を取れなかったのですが、林家こん平さんの熱意に負けて入門することが出来ました。二ツ目時代からテレビ・ラジオに出演するようになりました。また、卓球が得意なことでも知られており「らくご卓球クラブ」を創設しました。2004年から声帯を患ったり、糖尿病、多発性硬化症、脳梗塞等を患い、2020年、12月に誤嚥性肺炎のため亡くなりました。

五代目 三遊亭圓楽さんは1955年2月、6代目 三遊亭圓生に入門し、寛海は「三遊亭全生」と名乗ります。1962年10月に真打に昇進して5代目「三遊亭圓楽」と襲名します。1978年、落語協会を脱退し師匠とともに「落語三遊協会」を立ち上げました。こうして後輩を育てるための場所をいくつか設立しました。その後高座に復帰したり、引退したり等がありテレビ出演も引退されました。

林家たい平さんは、武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業し、1988年8月に林家こん平に入門しました。2000年3月、柳家喬太郎と共に抜擢で真打昇進しました。2008年、芸術選奨大衆芸能部門文部科学大臣新人賞を受し、2010年、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科客員教授に就任されました。2014年6月、落語協会理事に就任しました。

三遊亭小遊三さんは、大学在学中に六代目三遊亭圓生の弟子入りを志願します。その後三代目三遊亭遊三に弟子入りします。1973年9月に二ツ目昇進し「小遊三」に改名します。1980年、文化庁芸術祭優秀賞を受賞し1999年9月、落語芸術協会副会長付に就任し2019年6月、落語芸術協会理事を心房細動不整脈によりカテーテルの手術を受ける等の病気が発症したりする中、退任しました。

林家木久扇さんは、幼い頃は貧しい家庭環境で新聞配達等をしながら家計を支えていました。1960年8月、三代目桂三木助に入門しました。1961年、八代目 林家正蔵門下に移り、林家木久蔵となりました。2007年、林家木久扇と襲名されました。現在はお笑い番組『笑点』で活躍されています。また、画家であり漫画家でもあります。

桂歌丸さんは、笑点で大喜利メンバーとして活躍しました。五代目司会者に就任し、芸術選奨文部科学大臣賞など数多数の受賞歴を持っています。2018年に慢性閉塞性肺疾患のため81歳でお亡くなりになりましたが、その穏やかな語り口とユーモアセンスで、幅広い世代から愛された落語家です。歌丸さんの死後、その功績を称え横浜市中区に桂歌丸記念館が開館するほど日本の落語界に大きな足跡を残した偉大な落語家です。

今回は笑点の歴代メンバーの現在を、衝撃順ランキングで紹介しました。笑点歴代メンバーはさまざまな分野で活躍しています。テレビやラジオなどのメディアで活躍しているメンバーや、芸能以外の分野で活躍しているメンバーもいました。今後の活躍も楽しみですね。