
男女格差が酷い国ランキング100選!ジェンダーギャップ指数【最新決定版2025】
世界では多くの国で男女不平等が問題として取り挙げられています。そこで今回は、ジェンダーギャップ指数をもとに男女格差が酷い国をランキング形式で紹介します。

16位:サウジアラビア
ジェンダー指数:0.637
サウジアラビアのジェンダー指数は0.637で世界131になっています。サウジアラビアはイスラーム教の中で最も厳格なハンバル学派のシャリーアを国法としている。また一夫多妻制が認められている国でもある。サウジアラビアは1978年採択の女子差別撤廃条約を批准しているが、「シャリーアに反しない限り」という留保をつけている。国際連合人権理事会では留保の下に条約は遵守されているという見解を示されている。1990年の「湾岸危機」で、女性を含む米軍兵士が多く駐留し、これをきっかけに、女性の権利拡大を求める声が国内で拡大したという説がある。また、近年女性の権利が徐々に拡大しているといわれ、アラブの春の影響も指摘されています。

11位:モロッコ
ジェンダー指数:0.621
モロッコのジェンダー指数は0.621で世界136位となっています。モロッコではこれまで、そして今でも、「女性は家の中」という家父長制に基づくジェンダー規範が強固です。都市部では1930年代から働きに出る女性が増えましたが、そのような女性の労働は家政婦や農地・工場の単純労働者といった低賃金労働であり、あくまで「家計の補助」にすぎませんでした。それは現代にも続いており、特に十分な教育を受けられなかった女性には、彼女自身が大黒柱として稼がなければならないとしても、「家計の補助」用の低賃金の仕事しか見つけられないという実情があります。それが、シングルマザーや単身の女性の貧困につながっています。
まとめ
ここまで男女格差が酷い国ランキング100選を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。1位は、アフガニスタンでした。日本の順位の低さに驚いた方も多かったのではないでしょうか?今後日本もさらにジェンダーへ取り組みを意識し、上位に名を連ねるまでになるといいですね。
ジェンダー指数:0.649
モルディブのジェンダー指数は0.649で世界124位と言われています。モルディブでは、2008年から、女の子に対する性的暴行をはじめとするあらゆる形態の暴力が、増加の一途をたどっています。政府によると、2008年時点、196件だった子どもに対する暴力の発生件数は、2011年には261件に増加。家庭内暴力、いじめ、セクシュアル・ハラスメントの問題も増加しています。