PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：22.8

中央アメリカ中部に位置するエルサルバドルは、グアテマラ、ホンジュラスと国境を接し、南は太平洋に面しています。 日本の四国と同じくらいの国土に約649万人が暮らす、人口密度の高い国です。 1980年から約20年にわたる内戦で約75,000人が犠牲になり、治安と経済が悪化しました。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：22.9

エチオピアは、アフリカ北東部、アビシニア高原に位置する内陸国です。 エリトリア、ジブチ、ソマリア、ケニア、南スーダン、スーダンと国境を接しています。 アフリカでは、ナイジェリアに次ぐ人口規模を持つ大国で、55の国と地域が加盟するアフリカ連合の本部は、首都アディスアベバに置かれています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：22.9

地理・気候 国土の大部分を砂漠が占め、乾燥した平原地帯となっているアルジェリアは、度々発生する山火事が大気汚染に拍車をかけ、人々に申告な被害を及ぼしています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：23.3

1980年以後の急激な都市の人口増加や人口増加に見合った都市計画の不足により、一部の都市において特に冬季(10月から3月まで)は、深刻な大気汚染を引き起こしています。高濃度の硫黄,亜炭の含まれた灰、化石燃料を使用した暖房装置、不完全な焼却、低レベルな煙突からの排出が深刻な大気汚染の原因となっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：23.5

スーダンでは2019年4月、民主革命により30年間続いたバシール政権が崩壊し、暫定民主政権が形成された。 この暫定民主政権下で最高の意思決定機関であった主権評議会の議長ポストが、軍部から民主派グループに交代時期が迫った2021年10月、軍部によるクーデターが発生し、以降、軍部による実効支配が続いています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：23.7

マレーシアの大気汚染は、都市部を中心とした自動車やオートバイなどの排気ガスによる もの、気候条件や隣国インドネシアの森林火災が原因とされるヘイズ、産業活動などによる 汚染の 3 つに大別される。 このうち最も大きな問題となっているのは自動車などの移動発生源の排気ガスによる大 気汚染です。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：24.0

エリトリアは、アフリカ大陸北東部、紅海に面する1993年に独立した新しい国家です。スーダン、エチオピア、ジブチと国境を接しています。整備不良車の排気ガスなどが大気汚染の原因と言われています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：24.2

フィリピンではマニラ首都圏を始めとする都市部において大気汚染が深刻な問題となっている。 大気汚染の主な原因は、工場等の煙突から排出される硫黄酸化物等の汚染物質と自動車の排ガス に含まれる汚染物質である。 前者の固定発生源について、新設工場では公害防止装置の設置が義務付けられている。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：24.2

タイやラオスなどの東南アジアで煙害による大気汚染が深刻になっています。森林火災や焼き畑農業が主な原因です。一部地域では空気中の微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が世界最悪の水準に達し、呼吸器疾患などの健康被害も広がる。主力の観光業に影響が及び、新型コロナウイルス感染拡大で傷ついた経済の回復が遅れる懸念があります。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：24.4

経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）がこのほど公表した統計によると、韓国の大気汚染による死者数（２０１９年基準）は人口１０万人あたり４２．７人で、ＯＥＣＤの平均（同２８．９人）より約１．５倍多かったそうです。ここ２０年の死者数はＯＥＣＤ加盟国の大半で減少したが、韓国や日本など７カ国は増加したことが分かっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：24.4

レバノンは地中海東岸に位置し、北と東はシリア、南はイスラエルに囲まれる国です。 細長い国土の南北に山脈が走り、夏は高温乾燥、冬は温和な地中海性気候のもとにあります。 そんなレバノンでは交通渋滞や電力供給不足を補う自家発電機の普及・多用により、大気汚染が深刻になっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：24.8

インドの方から汚れた大気が流れて来ていることから、スリランカは大気汚染におかされていると言われています。首都コロンボの大気汚染とごみの散乱状態はかなり酷く、車事情も絡んでいるようです。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：25.3

地中海に面しており、トルコやイラク、ヨルダン、レバノンなどに隣接しているシリアですが、大きな問題となっているのは、5万9000人以上が亡くなったトルコ・シリア大地震によるがれき類から発生する粉塵による大気汚染です。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：25.5

タイの大気汚染の主な原因は、焼き畑や工業汚染、交通量の多さにあると言われています。政府はこれまで、焼き畑を抑制するために農家に補助金を支給したり、電気自動車（ＥＶ）向け支援金を提供したりするなどの対策を講じています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：25.8

ヨルダンの石油精製産業に近接する住民は、呼吸器問題、皮膚疾患および健康不良の認知を含む健康に有害な影響を及ぼしています。こうした大気汚染が人々の健康に及ぼす影響が問題視されています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：26.2

１世紀以上にわたる累積した環境汚染は深刻であり、原油掘削・精製・関連化学工業による土壌・水質・大気汚染のほか、産業・一般廃棄物や排水による土壌・水質汚染、車輌排ガスによる大気汚染等、多くの課題を抱えている。いまだ同国ではこれら問題に対する諸対策を策定するに至っていません。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：26.4

トルクメニスタンで火山調査していた科学者チームが、付近のガス製造施設からメタン（CH4）が大量に漏出しているのを偶然発見しています、米地球物理学連合の学会誌「地球物理学研究レター」で科学者らは、2018年2月から2019年1月の間に約140キロトンのメタンガスが放出されたと推算しています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：26.9

ボリビアは南アメリカ大陸のほぼ中央部に位置する国で、ペルー、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、チリに囲まれた内陸国です。 2023年11月14日ボリビア東部サンタクルス県政府は広範囲での森林火災により大気汚染が深刻化しているとして健康上の注意喚起を発しました。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：27.1

赤道ギニアはギニア湾のビオコ島と大陸のリオ・ムニ、そしてアンノボン島など周囲の島々からなる国です。 1990年代に油田が発見されて以来経済成長が著しく、近年インフラの整備も急速に進んでいる半面、貧困率は7割に上るとされ、所得格差が大きいという課題があります。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：27.8

大規模な重工業地帯はありません。しかし近年の急速な民主化によって、車の輸入規制が緩和され、今日のヤンゴン市街はいまや中古車の大渋滞です。中古車の中にはエコカーもあったのかも知れませんが、古い車が増えることで、大気汚染が深刻な問題をはらんでいます。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：28.3

リビアは，緑のある北の地中海沿岸地域とサハラ砂漠に繋がる南の内陸部を抱え，国土の90％が砂漠と岩山の国です。人口は首都トリポリをはじめ地中海沿岸地域に集中し，他は内陸部のオアシスに点在しています。トリポリの気候は，地中海性気候に属するとはいえ，夏期（5月～9月）は暑熱が厳しく気温は摂氏50度を越えることもあり，一方冬期（11月～3月）は雨が多く，気温も下がり，天候は不安定で強風や雷雨，時には雹や霰に見舞われます。また，3月から9月にかけては，サハラ砂漠よりギブリと呼ばれる熱く乾燥した砂嵐が吹き荒れ，気温は急上昇し15～20度も高くなることがあります。砂が漂い視界が遮られる程にもなり，屋内にも多量の砂埃が舞い込みます。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：28.4

労働人口の約90％（2010 年）、GDP の約50％以上（2010 年）を農業が占めていますが、内戦による農地荒廃、和平進展を受けた難民の大量帰還等により、食料・土地不足が深刻な問題となっています。 また、資源の乏しい国土に高密度の人口を抱えているうえ、長期間続いた内戦の影響により大気汚染が止まらず、経済基盤が弱体化しています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：28.7

首都スコピエは欧州で最も大気汚染指数の高い都市のひとつで、特に気象条件や暖房のために冬季には注意が必要と言われています。大気汚染と霧によって視界が悪化し、空の便が大幅に乱れるなど都市機能がほぼまひすることもありました。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：29.7

サラエボは山に囲まれた盆地のため空気が滞留しやすく、その上、近年は高い建物が増えて空気の流れが悪くなり、さらに古い車両からの排気ガスや石炭暖房の排気などにより、大気汚染が年々悪化しています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：31.3

パキスタンの金融中心地カラチでは大気汚染が深刻な問題となり、小規模ではあるが、完全電動バスの運行が始まった。自動車や工場、発電所やれんがの焼き窯、ごみ焼却によって発生する大気汚染の悪化を削減する政府の対策の一環です。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：31.7

公式調査によると、ペルーはラテンアメリカの住民が呼吸する空気の質が最も悪い国のリストをリードしていると言われています。ラテンアメリカでは、化石燃料、廃車からの排気ガスによるエネルギー生産の増加、低所得都市での熱源としての固体燃料の使用の増加、大気質に関する政府の規制がないことが、大気質の悪化の一因となっています。