PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：31.8

経済の発展に伴い、首都では大気汚染が深刻化しつつあります。季節性の要因ですが、12月～3月のハルマッタンの時期にはたいへん埃っぽくなるので、呼吸器疾患に悩む人が続出しています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：32.2

中央アフリカ共和国は、アフリカの中央部にある内陸国です。 政情が不安定で、国内避難民や他国へ難民として逃れる人が多く、支援が必要な状況です。 国内全域において、教育、保健、水と衛生などの基本的な社会サービスが著しく不足しており、多くの人が厳しい生活環境下での暮らしを強いられています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：32.3

ウガンダ・カンパラ市は大気汚染が進み、PM2.5の濃度はWHO基準（25μg/m3）の6倍以上（162 μg/m3）と高く、呼吸器関連の健康被害が増加している。カンパラ市の人口は増加傾向にあるが、これに伴い自動車・工場等からの排気ガスも今後増加し、大気汚染は一層深刻になると予想されています

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3):32.3

アンゴラはCO2の含有量が高い油田が多いことからco2排出量もそれなりの量になっています。また、中心都市では車の量も多く、排気ガスによる大気汚染の懸念が広がっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：32.6

大西洋に浮かぶアフリカの島国・カーボベルデですが、海洋省は、「残念ながら、海岸からゴミを瞬時に消し去る技術はまだありません。だからこそ、私たちひとりひとりが責任を持って、海を汚さないようにする必要があるのです」と海の環境を守る必要性を訴えています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：32.9

首都リーブルビルに人口が集中し、ガボン人の他に 周辺国からの労働者も多く生活しています 車が多く、歩行者より優先され、危険です タクシーには、古い日本車が多く使われており 走行距離40万㎞以上の車も多く 排気ガスが大気汚染の主な原因となっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：34.1

イランの大気汚染の原因は、自動車などの交通機関に起因する移動発生源が約8割、残りが発電所や工場などの固定発生源とされ、その他に周辺地域や隣国からの砂塵の飛沫も一因とされています。 同国は、日本の支援を通じ、CO濃度削減を目指しています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：35.4

カザフスタンにおける大気汚染は人口の約半数が集中する大都市と工業地帯に特有のも のであり、主な汚染源は、非鉄冶金、火力発電所、製鉄所、石油・天然ガスの採掘及び自動車です。 近年開発が急速に進むカスピ海沿岸の石油・天然ガス採掘においては、石油随伴ガスの燃焼に伴う大気汚染物質の排出が深刻です。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：35.7

ルワンダを含む発展途上国では、料理用の燃料として薪や石炭などを屋内で使用することが多く、これが主に汚染の原因となっています。ルワンダでは、83%以上の世帯が薪を使って調理をしていますが、「キッチンで火を焚くのは、タバコを1時間に400本燃やすようなものだ」と語る学者がいるほどです。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：35.8

オマーン国はアラビア半島の南東端に位置する小さな国です。国はその建築の美しさで知られています。しかし、オマーンがその空気の清潔さに深刻な問題を抱えています。人口4,604,032人のこの国の大気汚染レベルは年間平均35.8μg/m³に達しています。国はまた、年間1.0トン以上の廃棄物を排出しています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：36.2

サントメ・プリンシペは、整備されていない車の往来が激しく、さらに製品をトラックで運ぶことによりCO2を含むディーゼル排気ガスが大気中に排出されており、大気汚染が深刻な問題となっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：36.2

アルメニアの主要都市で発生している大気汚染は、エネルギー消費産業、交通・輸送産業、独特な気象条件、本来これらを吸収・安定化に寄与する森林の破壊などに起因しています。特に、エレバン、ラズダン、バナゾール、アララトの各Marzでは大気汚染度が高い。環境法の制定により、アルメニア政府と認可された地方組織がこの対策・管理に当たることになっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：36.9

カトマンズ盆地内では、その地形的な特徴から大気汚染が深刻となっています。 排気ガス、粉塵、ディーゼル発電機の排気、レンガ工場の排煙などが主な原因とされています。 特に乾期にはPM2.5の値が上昇するため、注意喚起されています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：37.8

コンゴ共和国は、自動車の排気ガスなどによる大気汚染が深刻で、大気汚染による死者数は1025人と言われています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：37.9

トーゴは、大気汚染によって死亡した人数が10万人あたり250人、総死亡者数6800人と世界的に見ても多いと言われています。トーゴのこういった大気汚染の原因は、車やバイクの排気ガスと言われています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：39.0

アラブ首長国連邦の大気汚染の原因は、エアロゾルと呼ばれる固体の液体粒子と、車両の排出物からのガス、建設活動、工場、無精ひげと化石燃料の燃焼、山火事などがあげられています。また、気温の高さや砂嵐の多発、急速な都市化が拍車をかけています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：39.6

キルギスにはごみ処理施設がありません。排出されたごみは何の区分もなく埋立地に運ばれます。ごみの山と化した埋立地はその許容量を超えて拡大を続けています。また埋立地ではなく，別の空き地に投棄する，暖をとるために各家庭で燃やす，といったことも未だに広く行われているようです。さらにキルギスでは地域熱供給が大規模に行われており、この発熱の際に出る排気が，大気汚染の一因となっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：40.1

ギニアビサウは、大気汚染による死亡者数が10万人あたり317人、総死亡者数が2500人と言われており、世界でも上位クラスになっています。主に整備不良車の排気ガスによる影響が大気汚染に及んでいると考えられています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：40.2

北京市の発表によれば、PM2.5 の発生源 は天津や河北省からの越境汚染が 25％、自 動車が 22％、発電所やボイラ−等の石炭燃 焼が 17％、道路や建設現場からの粉塵が 16％、自動車や家具塗装などの工業噴射発 揮が 15％、農村の家畜飼養やわらの焼却が 5％となっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：40.5

リベリアでは、12月から3月頃まではハマターンと呼ばれるサハラ砂漠からの砂を含んだ季節風により大気汚染が悪化し、咳き込みや目の痒みの症状が多くなると言われています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：41.4

整備不良車の排気ガスや季節的な粉塵による大気の汚染が見られます。また、有害物質の増加、それに対する改善が遅れていることから、ガンビアにとって大気汚染は重大な懸念事項となっています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：42.2

ダカールでは、整備不良車の排気ガスや例年、乾期(１月から５月)には砂塵など、季節的な粉塵による大気汚染が顕著に見られます。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：42.4

大気汚染を発生させるような大型の工場や事業所は設立されておらず、大気環境に影響する要因としては車両の通行が挙げられています。 市街地への人口集中に伴う交通量の増加から、特に朝夕の通勤時間における車両排出ガス、道路面から飛散する砂塵が大気汚染源として懸念されています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：43.0

南東部の砂漠は、サハラ砂漠と並んで世界で最も乾燥した地域として有名なサウジアラビアのルブ・アル・ハリ砂漠に繋がっています。この砂嵐が大気汚染と関係していると言われています。気象当局によると、気候変動により砂嵐・砂塵嵐の頻度と強度が増しているそうで、砂嵐が農業や健康に与える悪影響が懸念されています。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：43.0

BBCの調査によって見つかったイラク政府の文書によれば、イラク南東部に位置しイラク最大規模の油田地帯をもつバスラ県において、精製施設の近くに暮らす人たちの白血病発症率が、それ以外の地域の人たちに比べて20%も上昇するとのデータが確認されたそうです。これは油田地帯で石油を精製する時に発生するガスを燃やすフレアリングを行った結果、発生する二酸化炭素やメタン、黒煤に人々が日常的に晒されていることが原因と見られています。国連はイラク市民の健康被害を軽視した開発に対して警鐘を鳴らしており、これら精製施設に近い区域をSacrifice Zone（犠牲区域）と名付けました。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：43.3

12月から3月頃まではハマターンと呼ばれるサハラ砂漠からの季節風が吹くため大気汚染が悪化します。 西アフリカのシエラレオネは「アフリカの最貧国」とか「平均寿命が最も短い国」とかとっても不名誉な呼び方をされています。 貧困の原因の一つが1991年から10年もに及んだ内戦。 そのきっかけはダイヤモンドで、紛争ダイヤモンドと呼ばれました。

PM2.5(都市部の年間平均濃度)(μg/m3)：43.9

韓国のNGO、環境運動連合は2001年、「北朝鮮の環境汚染の現況」と題したレポートで、政策的に重化学工業が優先されたことにより、工業地帯で大気汚染、環境汚染が深刻である現実を指摘。さらに、それに対応する資本も技術もないことから対策は皆無であると警鐘を鳴らしています。また、豊渓里（プンゲリ）にある核実験場周辺では、川の水が放射能汚染されているとの噂が後を絶たず、実際に健康被害を訴えている元住民もいます。