おじさん構文と違って下心はほぼ感じられませんが、当時のデコメ文化を今でも「若者らしい」と思っているため、どこかチグハグな印象を与えていｒおばさん構文。そんなおばさん構文が気持ち悪い理由にあげられているのが「必死さ」です。絵文字・小文字の多用や、無駄に高いテンションから「私って、まだまだイケてるでしょ？」という本心が透けてみえるというのです。

おばさん構文でよくあるのが「世話焼き感」。送ってる本人にしてみればまったくそんなつもりはないかも知れませんが、受け取った若者は少なからず困惑しているようです。歳をとるとどうしても若者の世話を焼きたくなり出しゃばることが多くなりますが、一歩引いてみるのもいいかもしれません。

ひと昔前はに流行った「ぁぃぅぇぉ」が小文字やギャル文字ですが、いくつになっても可愛いと思い込んで使ってしまってる女性は、おばさん構文と呼ばれてしまうようです。「こんにちゎ」「私ゎ」「おはょぉ」などのメッセージは、読みにくいたけでなく、もはやオワコン。そろそろやめておいたほうが良さそうです。

若い世代にとって、三点リーダーは困っている様子を表すもので、返信に困ったとき、リアクションに困ったときに「…」が使われています。しかしおばさんはちょっと違うようで、「そうかも…」「〇〇だったりして…」など、余韻を表現するような使い方をしています。使い方が違うことで、おばさん構文と区別されてしまうようです。

「明日は、楽しみにしてるね。」「体調には、十分気をつけてね。」など、どんなに短くても句読点のある文章はおばさん構文と呼ばれてしまいます。若者からは「LINEで句読点なんて使ったことない。句読点つけてくるのは母親くらいかな」「バイト先のおばちゃんは文節ごとに点を打ってくる（笑）もしかして息継ぎのタイミング？」などと思っているようです。

チャットのようにLINEでもテンポのよいやりとりを好んでいる若者にとって、ダラダラ長い長文を読むのは苦痛ですよね。しかしおばさん構文の特徴に「一文が長い」という指摘が多くされています。若者からすれば長文を見ると「ウンザリする」「返事を送るタイミングを掴みにくい」と思うそうです。

LINEのやりとりに絵文字や顔文字が多い女性は、若者たちの世代から「絵文字ってそんなにたくさん使うもの？ 私の周りでは使わないのが普通だから2個も3個も重ねて使われると戸惑う（笑）」などとおばさん構文の烙印をおされてしまいます。ガラケー時代のメールをする感覚で、絵文字を連投するのはNGです。