本社所在地：中華人民共和国
設立：2015年7月
主なEV：理想智造ONE、理想L6

CHJオートモーティブ（北京車和家信息技術）は、中国の電気自動車（EV）メーカーで、2018年には自動車大手である力帆汽車を買収して、EVの開発や販売の一貫体制を構築。現在は「理想汽車」という社名とブランド名で事業を展開しています。しかし、2024年1～3月期のEVの販売台数が想定を下回っていることが報じられるなど人気はいまひとつのようです。

本部所在地： 愛知県 豊田市
設立： 1937年8月28日
主なEV車：bZ4X、クラウン、プリウス、シー・ポッド

愛知県豊田市に本社を置く世界トップクラスの自動車メーカーで、日本の全業種の中でも最大級の規模を誇ります。世界初の量産ハイブリッドカー・プリウスや次世代自動車として注目される燃料電池自動車など、多種多様な自動車の製造・開発・販売を手掛けています。しかしトヨタは22年欧州10カ国の市場でシェア0.8％の7,554台のEVを売るのにとどまってっています。背景としては充電施設不足と高い価格などが指摘されています。

本社所在地： 中華人民共和国 合肥市
設立： 2014年11月
主なEV車：EP、ES、EC、ET

上海蔚来汽車（NIO）は、中華人民共和国の自動車会社で、創業以来、電気自動車（EV）のみを発売しており、中国新興EVメーカーの「御三家」の一角とされています。2021年8月12日、高速道路でES-8（SUVタイプ）を運転していた実業家が衝突事故を起こして死亡していますが、NIO独自のナビゲーション補助機能を稼働させていた中での事故で話題になりました。

本部所在地： 中華人民共和国
設立： 2015年12月
主なEV車：S01、TO3、C11、C01、C10

零跑汽車（Leapmotor）は、中国の浙江省杭州市に本社を置く自動車メーカーで、電気自動車（EV）の開発、製造および販売を専門としており、2015年に設立されました。赤字が続いている同社ですが、2023年の新車引き渡し台数は前年比29.7%増の14.42万台で、2024年の1月～2月の合計台数は1.88万台となっています。しかし他社に比べると人気はまだまだと言われています。

本社所在地： 中華人民共和国
設立： 1986年9月
主なEV車：SX5GEV、 Dfsk Ec36、Seres E1

Sokon（ソコン）は、中国の重慶小康汽車産業集団（Chongqing Sokon Industry Stock Group Co.,Ltd.）の自動車ブランドです。そんなSokonのEV車の販売債数は全く伸びず、人気が無いと言われています。

本社所在地： 中華人民共和国 合肥市
設立：1964年5月20日
主なEV車：江淮X8 Eファミリー、T9 EV

江淮汽車（JAC）は、中国の自動車メーカーで、スマート、安全、スタイリッシュなデザインの車両を製造しています。電動軽トラックの普及を推進しており、物流業界のグリーン転換を支援しています。しかし動力電池問題で4248台のリコールを出すなど、不人気な理由がチラホラあります。

本社所在地：青島、ビターウィンター、中国
設立：1953年
主なEV車：BEIJING-EU5、BEIJING-EU7、BJ40レンジエクステンダー版、 享界S9

北汽集団（BAIC）は、北京市に本社を置く中国5大自動車グループの1つで、2023年10月に、TURING株式会社と提携し、日本市場に高度なインテリジェント運転製品を提供することを目指しています。販売台数は16年に113万台を記録するも17年に米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム（THAAD）配備問題で中韓関係が悪化したことで、その後は販売が低迷。販売不振を受けて、北京現代は20年に62億8000万元（約1200億円）、21年に50億元の最終赤字を計上しています。

本社所在地：イギリス・ホイットリー
設立：2008年
主なEV：JAGUAR I-PACE

ジャガーとランドローバーは、英国を象徴する二つのブランドからなる企業です。ランドローバーは最もプレステージの高いSUVとして英国王室ファミリーをはじめ、世界中の著名人にも高く評価されています。一方、ジャガーはドライビング・パフォーマンスとエレガンスが見事に表現された歴史あるスポーツカーブランドで、両ブランドとも、ダイナミックかつ独自の個性をもつ車を世に送り出し続け、輝かしい伝統と伝説的な地位を築き上げてきました。しかし一部の人たちからは、リセールバリューの悪さやデザインのウケが悪い、故障が多いなどなどと言われています。

本社所在地：インド・ムンバイ
設立：1945年
主なEV車：Punch.ev、ネクソンEV、ナノ

タタ モーターズ（Tata Motors）は、インドの3大財閥のひとつであるタタ グループの主要企業のひとつ。インド最大の自動車会社であり、とくに商用車部門では圧倒的なシェアを誇っています。ナノが2009年7月の初出荷以降発煙・発火事故が計6件起こり、原因はいまだ解明されていません。その後もナノの売れ行き不振、めぼしい新型車が投入されないなどの事情により、経営難に陥りました。

本社所在地：東京都港区南青山二丁目1番1号
設立：1948年9月24日
主なEV車：Honda e、N-VAN e、Honda 0シリーズ、Honda PROLOGUE

クルマやバイクはもちろん、陸・海・空のモビリティ、ロボット、バッテリー、水素電池など、様々な製品・技術を持っているホンダは、2040年に世界での販売の全てをEVとFCEVとする目標を掲げています。しかしHonda eは、販売計画台数が年間で1000台とかなり控えめでしたが、実は3年間で売れたのはわずか1800台と言われています。そのため生産を終了し、さらに充電サービス「Honda Charging Service」への新規加入を23年9月末に停止し、25年3月末でサービス提供を終了するとしています。