設立： 2003年, アフガニスタン カブール
本部所在地： アフガニスタン カブール
ハブ空港： カーブル国際空港

カーム航空はアフガニスタンのカーブルに本拠を置く航空会社で、国内線およびヨーロッパ、中東、アジア諸国への国際線をそれぞれ定期運航しています。2005年2月3日、アフガニスタンで激しい吹雪の中を飛行していたカーム航空のB737がチャペリ山に墜落し、乗員乗客105人全員が死亡した事故が発生するなど危険な航空会社と言われています。

設立： 1987年
本部所在地： パプアニューギニア ポート・モレスビー

PNG航空は、パプアニューギニアのポートモレスビーにあるジャクソン国際空港を拠点とする航空会社で、国内線および国際線の定期便を運航し、企業のチャーター契約を結んでいます。その主な拠点はジャクソン国際空港です。PNG航空1600便は、パプアニューギニア国内を飛行中に両方のエンジンが爆発して壊れ、グライダーと化した旅客機が不時着。この事故では、障害物があり河岸に不時着し、ほぼ全員が死亡しています。

設立： 1999年11月15日, インドネシア ジャカルタ
本部所在地： インドネシア 中央ジャカルタ
ハブ空港： スカルノハッタ国際空港; ジュアンダ国際空港; ハサヌディン国際空港; ングラ・ライ国際空港

ライオン・エアは、インドネシアのジャカルタを本拠地とする格安航空会社で、近年成長が著しいインドネシアの航空市場に支えられ急成長を遂げ、国内線のシェアはトップを誇ります。しかし2013年4月13日、904便がデンパサール国際空港手前の海に墜落。さらに設計上の問題やパイロットのシステムに対する理解不足、整備の不具合などが原因でボーイング737MAXが墜落するなど危険な航空会社として知られています。

設立： 2009年, ネパール カトマンズ
本部所在地： ネパール カトマンズ
ハブ空港： トリブバン国際空港

タラ・エアは、ネパールのカトマンズに本社を置く航空会社で、定期便だけでなく、穀物、医薬品、救援物資など、奥地に不可欠な物資を輸送したり、救助のためにチャーター便を運航することもあります。過去にヒマラヤ山脈への墜落や23人が犠牲になったジョムソン空港への墜落事故などがあり、危険性が指摘されています。

設立： 1958年7月1日, ネパール カトマンズ
本部所在地： ネパール カトマンズ
ハブ空港： トリブバン国際空港
保有機材数： 11機
就航地： 23都市（国際線9都市）

ネパール航空は国際線に関していえば1970年にデリーで乱気流による事故を起こして以来、50年近く死亡事故を起こしていません。それでもここまで安全性評価が低い理由は、ネパール国内の空港にあります。短くて狭い滑走路、変わりやすい気候、レーダー等の機器の導入の遅れといった問題のために、ネパールの空港の離着陸はとても難易度が高いと言われています。一例としてルクラにあるテンジン・ヒラリー空港は「世界一危険な空港」と呼ばれてます。そのため、ネパール国内線では数年おきに乗客が死亡する事故が起き続けています。