ウルトラシリーズは、日本の特撮テレビドラマシリーズで、2013年に「最も派生テレビシリーズが作られた テレビ番組」としてギネス世界記録に認定され、2015年にその記録を更新しています。1966年、TBSは円谷特技プロダクション制作のテレビ番組『ウルトラQ』の大ヒットを受け、武田薬品の提供によるこの番組枠で、次作品『ウルトラマン』以降の同枠の作品群をマスコミに対し「ウルトラシリーズ」と銘打ってシリーズ化。一大社会現象となった「怪獣ブーム」の牽引役となりました。

平成第1期ウルトラシリーズ
放送期間：1996年9月7日 -
　　　　　1997年8月30日
放送時間：土曜 18:00 - 18:30
出演者：長野博（V6）、高樹澪、大滝明利、吉本多香美

ウルトラシリーズ生誕30周年記念作品。『ザ☆ウルトラマン』に次ぐ、M78星雲やウルトラ兄弟といった既存の設定や要素を一部の例外を除いて使用しておらず、昭和シリーズの続編ではない2つ目の作品であり、特撮作品では初となる。一部のひとたちからは「担当脚本によって登場人物のキャラにブレがある」などと言われています。

第1期ウルトラシリーズ（空想特撮シリーズ）
放送期間：1967年10月1日 - 1968年9月8日
放送時間：日曜 19:00 - 19:30
回数：49
出演者：中山昭二、森次浩司、菱見百合子、石井伊吉

宇宙の侵略者から地球を守るウルトラ警備隊と、ウルトラ警備隊をはじめとした地球人に協力するヒーロー・ウルトラセブンの活躍を描いた物語。自然現象の一部としての怪獣出現が主なテーマだった『ウルトラマン』に対し、本作品では明確な侵略の意図を持った知的生命体＝宇宙人との対立が物語の中心となりました。一部のひとたちからは「子供には難解な内容からか視聴率はそれほど高くなかった」などと言われています。

第2期ウルトラシリーズ
放送期間：1973年4月6日 - 1974年4月5日
放送時間：金曜 19:00 - 19:30
回数：53
出演者：篠田三郎、名古屋章、東野孝彦、三谷昇

ウルトラマンシリーズ第5作目。『ファイヤーマン』や『ジャンボーグA』同様、円谷プロ創立10周年記念番組として製作された特撮テレビ番組。前作で初登場したウルトラの父に続いて今作ではウルトラの母が初登場しており、「ウルトラファミリー」の構想を確立させ、他シリーズとの橋渡しを担うキー作品となった。一部のひとたちからは「明るいのではなく能天気、その場しのぎのノリで作成された底の浅いドラマ」などと言われています。

第1期ウルトラシリーズ（空想特撮シリーズ）
放送期間：1966年7月17日 - 1967年4月9日
放送時間：日曜 19:00 - 19:30
回数：39
出演者：黒部進、小林昭二、桜井浩子、二瓶正也

怪獣や宇宙人によって起こされる災害や超常現象の解決に当たる科学特捜隊と、それに協力するM78星雲光の国の宇宙警備隊員であるウルトラマンの活躍劇。テレビシリーズがスタートするや否や『ウルトラQ』を凌ぐ人気番組となりました。しかし一部のひとたちからは「主人公の魅力が薄い」などと言われています。

平成第2期ウルトラシリーズ （ハイコンセプト・ウルトラマン）
放送期間：2006年4月8日 - 2007年3月31日
放送時間：土曜 17:30 - 18:00
回数：50
出演者：五十嵐隼士、仁科克基、斉川あい、渡辺大輔

キャッチコピーは「未来は無限大(メビウス)だ!」(前期) 「ともに戦え!未来のために!!」(後期)。『ウルトラマン80』以来となるM78星雲光の国の続編作品でもあり、昭和に登場したウルトラ戦士や怪獣・宇宙人の客演が最大の特徴。一部のひとたちからは「単体としてのメビウスの面白さが少なかった」などの理由で不人気なようです。

令和第1期ウルトラシリーズ（ニュージェネレーションヒーローズ）
放送期間：2020年6月20日 - 12月26日
放送時間：土曜 9:00 - 9:30
回数：25+特別編
出演者：平野宏周、松田リマ、黒木ひかり、青柳尊哉、橋爪淳

『ウルトラマンZ』は、2020年6月20日から12月26日にかけてテレビ東京系列で毎週土曜 9時 - 9時30分に放送された令和第1期ウルトラシリーズで、キャッチコピーは、「新ヒーローはゼロの弟子！ 熱血戦士ウルトラマンゼット！」、「ご唱和ください我の名を！ウルトラマンゼット！」。一部のひとたちからは「販促に寄り過ぎている印象がある」などの理由で不人気なようです。

平成第1期ウルトラシリーズ
放送期間：1998年9月5日 - 1999年8月28日
放送時間：土曜 18:00 - 18:30
回数：全51
出演者：吉岡毅志、高野八誠、渡辺裕之、平泉成、宇梶剛士

平成ウルトラマンシリーズ第3作目。シリーズ過去作の伝統を大胆に撤廃し、様々な新機軸を多数盛り込んだ、シリーズ内で見てもかなり独自性の高い作品となっており、重みのあるテーマとは裏腹な明るくハイテンションな作風が最大の特徴になっています。一部のひとたちからは「主役二人の演技力は素人目に見ても高いとは言えない」などと言われています。