ジャンル：ファンタジー・冒険
作者：十日草輔
出版社：エコーズ（ウェブサイト）
　　　　KADOKAWA（単行本）
　　　　BLIC出版（電子書籍）
掲載サイト：マンガハック

アニメ
放送局：フジテレビほか
放送期間：2021年10月15日 - 2022年3月25日
話数：全23話

舞台は、それぞれの国を統治する「王様」が、その能力によってランキングされた世界。耳が聞こえず言葉も話せない非力な王子ボッジが、初めての友達カゲとともに冒険に出て、成長していくさまを描いた作品です。2017年にWeb漫画投稿サイトで連載を開始し、2018年に書籍化され、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019」第6位、「このマンガがすごい2020オトコ編」第7位にランクインしています。2021年テレビアニメ化されました。

本作の主人公、ボッス王国の第一王子。ボッスとシーナの子で、ヒリングは継母、ダイダは腹違いの弟にあたります。様々なハンディキャップを持つが、それでも強さに憧れ、立派な王様になることを夢見ています。そんなボッジが嫌われている理由は、
・気持ちが優しすぎる
・純粋なのはいいがほどがある
・すぐに人を信用する
・見ていてイライラする
などがあげられています。

ゲスランは、主人公ボッジの親友のカゲと、因縁ともいえる関係にあります。ゲスランはボー国の宰相の地位にいて、王様を補佐する側近的な立場にいました。そんなゲスランが嫌われている理由は、
・文句なしの悪人面
・見るからに憎たらしい
・顔が嫌い
などがあげられています。

冥府の王デスハーの弟でボッジの師匠で、弟にオウケンがいます。ベビンに紹介されたボッジの非力さに当初は戸惑うが、それを逆手に取った戦法を指導することでボッジの隠れた才能を開花させました。そんなデスハーが嫌われている理由は、
・金を目にすると興奮が隠せない俗物
・カゲも呆れるほど弱い
などがあげられています。

ボッス王国四天王の一人の「蛇使い」で、ダイダ王子の剣術指南を担当しています。武器はフランベルジュを使います。そんなベビンが嫌われている理由は、
・ニヤニヤしていて気持ち悪い
・何を考えているかわからない
などがあげられています。

ボッス王国四天王の一人の「王妃の盾」で、その役職通り王妃ヒリングの身辺警護を担当しており、常に彼女の傍に控えています。実力は四天王の中でも最強と称され、真面目で実直な性格からボッス国王からの信頼も厚い。そんなドルーシが嫌われている理由は、
・情にもろく優しすぎるきらいがある
・ボッスの手下という時点で大嫌い
などがあげられています。

ボー王国の伯爵令嬢。帯剣する髭の執事を従えており、蜘蛛のぬいぐるみを持ち歩いています。王国のお抱え暗殺団である「影の一族」討伐の際に、一族の幼子であったカゲを匿い命を救います。そんなポイーズ嬢が嫌われている理由は、
・不気味
・ビジュアルが無理
・子どもらしからぬ行動を見せる
などがあげられています。

シーナは巨人族の女性で、ボッス王国の初代女王です。ボッスの前妻でありボッジの実母にあたります。しかしミランジョの策略によりボッジを無数の矢から守り、息を引き取ります。そんなシーナが嫌われている理由は、
・ミランジョを簡単に許しすぎ
・どこまで人がいいのか
・寛大な性格はいいが、度が過ぎている
などの理由で不人気なようです。

ボッス王国四天王の一人の「王の槍」で、ボッス王の命令を忠実に守る槍の使い手です。そんなアピスが嫌われている理由は、
・ボッスの手下だから
・冷徹に見えて実はかなりの臆病者
などがあげられています。

恐ろしい怪力を鋼のような身体を持つギガンテス族で、通称「鋼の怪物」。かつてデスハーが父サトゥンと勢力争いをしていた頃にデスハーに雇われたが、対するサトゥンはギガンテス軍を引き入れていました。そんなギガンが嫌われている理由は、
・金で雇われるような傭兵やってた
・ボッジとヒリングを襲おうとした
などがあげられています。