
都道府県別・地震の危険度ランキング【最新決定版2025】
近年、大地震が再び日本列島を襲っており、どこの都道府県が地震の危険度が高いのか気にある人も多いかと思います。そこで今回は、都道府県別で地震の危険度をランキング形式で紹介します。
都道府県別 地震の危険度ランキングTOP47-41
47位:山口県/山口市
46位:石川県/金沢市

30年以内に震度6弱の確率:6.7%
石川県に被害を及ぼす地震は、主に陸域の浅い場所で発生する地震で発生する地震です。要な活断層は、能登半島に邑知潟断層帯と、その延長上に森本・富樫断層帯があります。また、富山、岐阜県との県境付近に庄川断層帯が、福井県との県境付近に福井平野東縁断層帯があります。また、石川県周辺に震源域のある海溝型地震はありませんが、前述のように、日本海東縁部や南海トラフ沿いで発生する地震で被害を受ける可能性もあります。石川県の震度6弱程度の地震発生確率は全国でも2番目に少ないと言われていたにもかかわらず、2024年1月1日に震度7の大地震が発生。多くの死者を出してしまったことで波紋が広がっています。
45位:長崎県/長崎市
44位:島根県/松江市
43位:佐賀県/佐賀市
42位:群馬県/前橋市
41位:福岡県/福岡市
都道府県別 地震の危険度ランキングTOP40-31
40位:山形県/山形市
39位:北海道/札幌市

30年以内に震度6弱の確率:9.7%
北海道地方で発生する地震の特徴 北海道地方では、太平洋側沖合の千島海溝や日 本海溝から陸側下へ沈み込むプレート境界付近で 発生する地震、陸域の浅い場所(深さ約20km以浅) で発生する地震、日本海東縁部で発生する地震の 三つのタイプの地震の他に、沈み込んだプレート 内の深い地震が発生します。北海道地方のうち、札幌市や苫小牧市より南西側の地域では、火 山が比較的多く分布し、群発地震が発生する。 この地域には、南北に延びる活断層があります。 北海道中央部の大雪山付近から東部の知床半島にかけての地域も、火山が比較的多く、群発地震も 発生。 この地域では知床半島周辺などに活断層が見られます。
38位:青森県/青森市

30年以内に震度6弱の確率:10.7%
青森県に被害を及ぼす地震は、主に、太平洋側沖合の太平洋プレート沈み込みに伴って発生する地震、日本海東縁部で発生する地震、陸域の浅い場所で発生する地震です。主要な活断層は、津軽山地の東側に青森湾西岸断層帯、西側に津軽山地西縁断層帯、県南東部から岩手県にかけて折爪断層があります。また、海溝型地震には、青森県西方沖、青森県東方沖及び岩手県沖北部、青森県東方沖から房総沖にかけての海溝寄りの領域で発生する地震、超巨大地震(東北地方太平洋沖型)、青森県東方沖及び岩手県沖北部から茨城県沖の沈み込んだプレート内の地震があります。県内の16市町村は、日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震によって被害が生じるおそれがあり、「日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進地域」に指定されています。
37位:秋田県/秋田市
36位:福井県/福井市

30年以内に震度6弱の確率:14.7%
福井県に被害を及ぼす地震は、主に陸域の浅い場所で発生する地震で発生する地震です。主要な活断層は、福井平野の東縁に沿って福井平野東縁断層帯が、県南東部から岐阜県にかけては濃尾断層帯が、越前岬付近から滋賀県の琵琶湖北東岸にかけては柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯が延びています。また、敦賀付近から琵琶湖北岸付近では、野坂・集福寺断層帯と湖北山地断層帯が交差するように分布しています。さらに、三方五湖付近から京都盆地にかけて、三方・花折断層帯が延びています。また、滋賀県にある琵琶湖西岸断層帯も、福井県に大きな被害を及ぼす可能性があります。また、福井県周辺に震源域のある海溝型地震はありませんが、日本海東縁部や南海トラフ沿いで発生する地震で被害を受ける可能性もあります。
山口県に被害を及ぼす地震は、主に陸域の浅い地震で、県内の活断層は、県東部には岩国断層帯が右横ずれ断層として分布しています。中国地方では珍しく断層のずれによる地形が連続的にみられ、また、県西部には左横ずれ断層である菊川断層が分布しています。山口県では、1979年のM6.1の地震のように、周防灘、安芸灘や伊予灘など瀬戸内海の西部に発生する地震や島根県の石見地方で発生する地震によって、小さいながら被害を受けることがあります。また、1946年の南海地震(M8.0)では、軽微な被害を出しています。