体を鍛えるのが趣味で、引き締まったボディが目を引く岡田准一さん。俳優として、アクションの多い演技をされているシーンをよく目にします。映画『エヴェレスト　神々の山嶺』では山岳カメラマンの役を演じました。

プライベートでも山岳部を作り登山を楽しんでいる岡田さんは、エヴェレストで撮影できるのが非常に嬉しかったそうです。出発前も特別なトレーニングを行ったおかげで、現地にいるあいだ高山病にならずに済んだと語っています。

また、このロケ中に監督から「重い荷物を持っても苦しそうに見えない」という理由で、5,200ｍもの高地で20㎏の岩を持ったまま撮影したそうですよ。

プライベートで登山をするときは、ほとんど休憩なし。しかも無言で山登りをするというのだから驚きです。普段からストイックに体を鍛えている岡田さんならではの、衝撃的なエピソードですね。

将棋・釣り・楽器・サーフィンなど、幅広い趣味を持つつるの剛士さん。俳優や歌手、タレントとしてマルチに活躍されています。2022年現在、二男三女の父親として、育休をとるなど積極的に育児に励んでいるそうです。イクメンタレントの代表的存在であり、テレビで育児について語る姿もよく見られます。

そんなつるのさんは登山もお好きで、ＳＮＳにお子さんたちと登山しているところを頻繁に投稿されています。投稿された写真のお子さんたちは、いつも非常にいい笑顔をしています。「自分の好きなことを子どもと一緒に楽しみたい」と語るつるのさん。とってもいいパパですね。

その一方で、「危険を身をもって感じ取れるように」という思いも持ち合わせているそう。たしかに登山には危険がつきもの。危険なものを子どもに教えてあげるのも、親の務めです。親としての責任をしっかり果たしている面も見受けられ、ますます好感度が上がりますね。

元チェッカーズとして活躍し、現在はミュージシャンとして活動されている藤井フミヤさん。音楽以外にもアート方面でその才能を発揮しています。そんなフミヤさんは、登山歴10年以上の登山マニアで、過去に一人で屋久島を訪れたのがきっかけで、登山にハマったそうです。

実は八ヶ岳のとある山小屋には、フミヤさんのサインが置いてあります。ご自身の名前を冠したBSの登山番組で、北八ヶ岳に挑戦されたそうです。こちらの様子はＤＶＤにも収録されています。

お忙しいからか、普段は一人で日帰りのトレッキングを楽しんでいることが多いそうです。山でフミヤさんの鼻歌が聞こえてきたりしたら、癒されること間違いなしですね。

昭和の名俳優・宍戸錠さんの息子である俳優の宍戸開さんは、日本だけでなく世界各地の名峰を踏破してきました。初めて山に行ったのは福島県の磐梯山。家族で出演したＣＭのロケ地でした。そこで初めてスキーをし、登山の「いろは」を学んだと語っています。

本格的なトレッキングに挑戦したのはヒマラヤが最初。番組のロケで行きましたが、雨や風がひどく、大変な道のりだったそうです。近年ではカメラを持って山に行くことも増えたそうで、特に雪山の写真を撮るのが好きらしく、人間の力を超えた生命力を感じるそうです。

宍戸さんは五影開の名義で写真家としても活動されており、いくつかの写真集を出版されています。

俳優になる前はスキー競技に夢中だった宍戸さん。高校時代にはスキー回転競技でインターハイに出場したこともあるそうです。とあるインタビューでは、「登山の醍醐味を1番感じるのは雪山。雪山登山こそ冒険」との発言も。ワイルドな宍戸さんには雪山がとても似合いますね。

登山やクライミング、自転車などの趣味を持ち、アウトドア好きで有名な高橋一生さん。海外の名峰を登ったり、数日間の縦走をしたりと、なかなか本格的な登山家です。

そんな高橋さんが登山をする理由は、「何もしない」を「する」ため。自然の中で他のことを考えず、何もしないでいる時間が好きで自然の中にいるときに、生きていると実感できるのだそうです。

ちなみに7位に挙げた岡田准一さんとは親友で、高橋さんが岡田さんに山登りを進めたというエピソードも。岡田さんからは「山登りの先生」とも呼ばれています。山岳部を作るほどのめり込ませることができるとは、高橋さんのプレゼン力も素晴らしかったのでしょうね。

俳優の瑛太さんも登山好きを公言しています。過去にトレイルランの大会にエントリーしていたり、最近はご家族でハイキングもされているほど、自然が大好きだそうです。そんな山好きの瑛太さんですが、あるテレビ番組で九死に一生を得たエピソードを語っています。

冬の北岳に登った瑛太さんは、下山中に近道をしようとしたところ、雪解けの道で何度も落ちそうになったとのことです。

登山道具も何も持っていなかったため、お尻で滑るように慎重に下っていきました。2時間ほどかけやっとの思いで安全なポイントまでたどり着くと、別の登山客に「この時期はここで何人も死んでいる」と言われ肝を冷やしたそうですよ。

この危険な体験から、「山をなめちゃいけない」と気を引き締めたという瑛太さん。登山をする際は、どれだけ山に慣れた人でも事前の準備と厳重な注意が必要ですね。