
太平洋戦争の戦犯ランキング12選!A級戦犯多数【最新決定版2025】
太平洋戦争は、1941年から始まったその後の日中戦争を含む戦争で、第二次世界大戦の局面の一つです。多くの要因が絡んで起こってしまった太平洋戦争ですが、戦犯が誰なのか知らない人も多いかと思います。そこで今回は、太平洋戦争の戦犯をランキング形式で紹介します。
太平洋戦争とは

アメリカの日本に対する経済制裁
その後さらに日本がフランス領インドシナの南部にまで軍を進めると(南部仏印進駐)、アメリカは態度を硬化させます。日本に対しフランス領インドシナ、そして中国からの軍の撤退を強く要求し、石油やくず鉄の輸出を禁じる経済制裁を発動したのです。石油の7割をアメリカからの輸入に頼っていた日本にとっては、大変な衝撃でした。経済的な打撃と同時に、艦隊や軍用機が動かせなくなるため、軍事的にも大きな打撃を受けることになるからです。海軍の作戦計画を担う軍令部のトップは、このまま石油がなくなれば艦隊を動かせなくなるとして「むしろこの際、打って出るのほかなし」と昭和天皇に伝えました。また、日中戦争では十数万の死者が出ていたことから、東條英機陸軍大臣(開戦時は総理大臣)は、「米国の主張にそのまま服したら支那事変の成果を壊滅するものだ」と、アメリカが求める中国からの撤兵に反対しました。日本とアメリカは外交交渉をつづけていましたが、1941年11月、アメリカからさらに厳しい要求が出されると、日本側は交渉妥結の見込みはないと判断して、最終的に開戦を決定します。

降伏
戦争を始めた日本でしたが、アメリカ・イギリスの二大大国と戦って勝てるという明確な見通しをもっていませんでした。昭和天皇に「絶対に勝てるか」と問われた海軍軍令部のトップは「絶対とは申しかねます」と返答しています。多くの指導者たちは、日本軍が優勢を保っている間に、ドイツがイギリスに勝利すれば、有利な条件で講和できるだろう、と考えていたのです。実際には、日本が戦端を開いたことにより、アメリカが全面的にヨーロッパ戦線にも参戦、1941年6月に始まっていたドイツとソビエト連邦の戦争でも、ソビエトが攻勢に転じるなど、日本のもくろみは崩れていきました。最終的には日中戦争も含めておよそ310万人の死者を出し、アメリカなどの連合国に降伏することになります。
太平洋戦争の戦犯ランキングTOP12-11
12位:松井石根
11位:本庄繁

概要
日本の陸軍軍人で、第10師団長・関東軍司令官・侍従武官長を歴任し階級は陸軍大将正三位勲一等功一級男爵に至ります。軍を退いてからは軍事保護院総裁や枢密顧問官を務めています。1931年(昭和6年)8月1日、菱刈隆大将の後を受けて関東軍司令官に就任。1933年(昭和8年)3月23日勲一等瑞宝章を受章、4月から侍従武官長となり、6月には陸軍大将に親任される。7月28日、満州事変の功により功一級金鵄勲章を受章。1934年(昭和9年)4月29日、勲一等旭日大綬章受章。この他満州国から大勲位蘭花大綬章を受章、1935年(昭和10年)12月26日には日露戦争・第一次世界大戦・満州事変の功により男爵を授爵し華族に列せられます。。二・二六事件後の1936年(昭和11年)3月、待命となり翌4月に予備役編入。軍を退いてからは1938年(昭和13年)4月に新設の傷兵保護院総裁、1939年(昭和14年)7月から軍事保護院総裁となり、1945年(昭和20年)5月からは枢密顧問官に就任。同年9月から「財団法人遺族及び傷痍軍人並退職軍人補導会」理事長を兼ねています。
太平洋戦争の戦犯ランキングTOP10-6
10位:武藤章

武藤章中将
武藤章中将は、1913年5月、陸軍士官学校(25 期)を卒業後、1938年7月北支那方面軍参謀副長に就任、現地軍代表として天津問題解決に当たります。これは、1939年4月9日天津英租界で発生した中国官吏へのテロ事件に際し、英国が容疑者を引渡さなかったことから、6月14日北支那方面軍が英仏租界と外部との交通を遮断、租界内の治安維持や通貨をめぐる日英間の係争に発展した問題です。7月15日より現地軍代表を招致した日英会談が東京で開催され、22日有田八郎外相とクレーギー駐日英大使との間で原則的了解に達します。しかし26日米国の日米通商航海条約廃棄通告により英国の対日宥和策は転換し、爾後会談は行き詰ります。

A級戦犯として死刑を宣告
1939年9月陸軍省軍務局長に転出した武藤は、1942年5月、初めての軍隊指揮官となる近衛師団長に着任、スマトラ島の防衛に任じます。1944年10月5日、米軍の太平洋反撃作戦が勢いを増すなか、第14方面軍参謀長に就任、山下方面軍司令官のもとで比島防衛作戦を実施しますが、1945年9月3 日米軍に降伏。終戦後は、極東国際軍事裁判において、A級戦犯として死刑を宣告され、絞首刑に処せられます。この史料は、巣鴨拘置所に収容された武藤が、獄中において記した「比島戦の実相」です。この中で武藤は、「比島の戦闘がどんなものであったかを、書き残す必要を痛感した。それが、私に課せられた義務でさへある」と記しています。
9位:山本五十六
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年月日:1941年12月8日 ~ 1945年9月2日
場所:アジア、太平洋(太平洋諸島、東南アジア、中国、日本列島、インド洋、マダガスカル島等)
結果:連合国側の勝利。日本の降伏、占領。