著者： 西尾維新、 VOFAN
リメイク作品： 化物語 (2009年)、 傷物語〈I 鉄血篇〉 (2016年) · もっと見る
イラスト： VOFAN
ジャンル： 青春怪異小説
作画： 大暮維人
刊行期間： 2006年11月2日 -

「100パーセント趣味で書かれた小説です。」が売り文句で、主人公・阿良々木暦がヒロインたちとともに「怪異」と戦うストーリーを基軸をしながら、西尾が得意とする言葉遊びが過剰かつ饒舌に盛られており、キャラクター同士の掛け合いやパロディにもウェイトを置いているのが特徴で、「講談社BOX」創刊から一貫して続く、レーベルのヒット作となっています。

『業物語』の一編「第零話・あせろらボナペティ」で語り部を務めた吸血鬼デストピアの眷属で、かつて魔術師の家系に生まれた人間であったが、デストピアによって吸血鬼とされた人物。一部の人たちからは「顔が嫌い」などと言われています。

「つばさタイガー」で夏休み明けの羽川翼の前に突如現れた怪異で、燃え盛るかなり大きな虎。羽川の「嫉妬」を司る存在であり、彼女が嫉妬を抱いた存在や場所を焼きつくすという性質で活動します。

北白蛇神社で祀られている神で、白い蛇の姿が特徴。撫子からは「クチナワさん」と呼ばれています。蛇惨殺の償いとして、撫子に自身の失われた体（神社の神体）を探すよう要求しています。一部の人たちからは「言葉遣いに品がない」などと言われています。

初登場は『憑物語』。人形使いで、不死身の怪異を専門をする専門家。「神様が作らなかったもの、人間が作った怪異という存在を美しい」とする感性の持ち主。一部の人たちからは「うだつの上がらない人」などと言われています。

神原駿河、日傘星雨が所属していた直江津高校女子バスケットボール部のOG。「忍物語」にて、日傘の家でパジャマパーティを開催した際にはベビードール姿で参加します。一部の人たちからは「このキャラいらないよね」などと言われています。

シリーズの主人公こと阿良々木暦の母親で、職業は夫婦共に警察官。揺るぎ無い正義感の持ち主で暦の人格形成に多大な影響を与えた反面、放任主義の教育方針のせいで息子が連日家に帰らず外で夜遊びをしようが、吸血鬼に襲われ人外になろうが、事情すら把握していないように本編に関わりのない人物。

『物語シリーズ』第20巻『業物語』の登場人物で、『業物語』の1編「第零話・あせろらボナペティ」にて語り部を担う。自称・決死にして必死にして万死の吸血鬼。一部の人たちからは「キスショットもそうだけど、なんでこんなに名前が長いの？」などと言われています。

「つばさキャット」、「つばさファミリー」、「つばさタイガー」で登場する羽川翼のもう一つの姿で、障り猫を元に翼が創り出した新種の怪異。一部の人たちからは「容姿がエロすぎてソッチ系の漫画みたい」などと言われています。

忍野忍が吸血鬼であった頃の名前で、「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」。「怪異の王にして最強の怪異」。「怪異殺し」とも呼ばれる。目を奪われる程の白い肌と金髪・金眼、27歳相当の容姿で、妙に時代がかった口調で話す女性。しかし一部の人たちからは「言うほど美人でもない」などと言われています。

物語シリーズが誇るロリヒロインの１人として、主人公・阿良々木暦にセクハラされまくっていた式神童女。その正体は人間ではなく、100年以上生きた人間の死体をベースにした付喪神、要するに人間によって作り出された怪異。一部の人たちからは「つまんないキャラ」などと言われています。