イギリスのスタッフォードシャー・ブル・テリアがアメリカに渡った犬種で、闘犬として訓練されてきた犬種である為、闘争心が強く、獰猛と有名です。愛情深く訓練してきちんとコントロールをすれば、飼い主に忠実で友好的な犬と言われています。独占欲が強めで、飼い主がほかの犬と遊んでいるとヤキモチを焼くこともあるかわいい一面を持ちます。

遊び好きで明るく、飼い主さんといっしょに遊ぶことを好むチャイニーズ・クレステッド・ドッグは、ヘアレスとパウダー・パフタイプの２種類がいますが、頭部と足の先、しっぽなど体の一部分にだけ長い毛が生えたヘアレスタイプが認知度も人気も高いと言われています。

ボーダー・テリアは、小さな体ながら、猟犬としてのスタミナを備えたタフな小型犬です。「カワウソに似ている」ともいわれる素朴な表情が特徴で、もともとはキツネ狩りで活躍していた古い歴史をもつ犬種ですが、かわいくて人懐こく従順で、家庭犬としてもとても人気があります。

まず目を引くのは、独特のドレッドヘアをした容姿で、その姿から、運動が得意そうに見えないかもしれませんが、じつはとても活発な犬でもあります。また、牧羊犬として活躍する犬だけにとても賢く、飼い主さんに愛情深く接してくれます。そのユニークな容姿がかわいいと人気を誇っています。

ラサアプソはチベット原産の愛玩犬に分類される犬種のひとつで、幸福をもたらす犬として大切にされています。アーモンド形のくりっとした目や大きくて黒い鼻が非常にチャーミングで、ぬいぐるみのようなかわいらしいルックスが人気です。

横から見るとスクエア型な体型と、ブラック＆タンの巻き毛をもち、愛らしい表情のウェルシュ・テリア。陽気で人懐っこい性格で、人と一緒にいることが大好きなので、できるだけそばにいられる人に向いています。人を喜ばせることが大好きなかわいい犬種です。

「アーフェン」とは、ドイツ語で「猿」という意味です。アーフェンピンシャーは、その名の通り猿によく似た顔立ちをしており、「モンキードッグ」の別名も持ちます。好奇心旺盛でいつも動き回っており、遊んだり、いたずらをしたりするのが大好きなかわいい犬種です。

数百年もの間、チベットの僧院で大切に飼育され、歴代のダライ・ラマにも寵愛されてきたチベタン・スパニエルは、飾り毛が豊富で、羽毛のようなふさふさとした尾が特徴のかわいらしい犬種です。

アメリカン・スタッフォードシャー・テリアは、引き締まった筋肉質の体つきと、さまざまなバリエーションのある毛色が魅力で、闘犬がルーツのため、噛む力など破壊力は高い犬種です。頼りがいのある外見は日本でも人気があります。長い名前を略して「アメリカン・スタッフィー」などと呼ばれ親しまれているかわいい犬種です。

立ち耳と愛らしい表情が魅力的なノーリッチ・テリアは、脚が短くコンパクトな体型で、テリアの中でも小さな体をしています。明るく活発で、飼い主さんへの愛情が深い性格も魅力です。コロコロと走り回り、飼い主に甘えてくるかわいい犬種です。

アフガン・ハウンドは、アフガニスタン原産の長毛サイトハウンド。古代の原始的な狩猟犬の姿を残す犬種とされ、アフガニスタンで実用犬として用いられる一方で、華やかで優美な姿から20世紀にヨーロッパでショードッグとして改良され、人気を得ました。

ブリュッセル・グリフォンは、ベルギー原産の小型の犬種で、赤茶色のワイヤーコートを特徴としています。ベルギーのマリー・アントワネット王妃に愛されていたことで有名になりました。19世紀ごろにヨークシャー・テリアやパグ、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなどとの交配によって現在のようなかわいい姿になりました。

ノーフォーク・テリアは一般的に家庭犬として飼われていますが、イギリスでは現在でも愛玩犬の他に狩猟犬としても活躍しています。好奇心旺盛で行動力がある反面、飽きっぽくてマイペースなど、まるで人間の子供のようなかわいさがあると言われています。

シュナウザーの中でも最大の大きさを誇るジャイアントシュナウザーは、日本では珍しい犬種といわれています。同じスタンダードシュナウザーをルーツに持つミニチュアシュナウザーと比べると、知能が高く、しつけもしやすい犬種です。

畑を荒らすキツネやネズミを駆除するために農村で飼われ、ネズミが住居にしていた積み石に入り込んで駆除したことから、積み石（ケアーン）の名前が付けられました。オズの魔法使いのトートー役としても有名な犬種です。ウエストハイランドホワイトテリア（ウエスティ）とは祖先が共通していると考えられていて、実際に容姿も似ていますよね。顔の周りに飾り毛があるため、キツネのような風貌になっているのが特徴です。

丸い頭蓋骨にはっきりしたストップがあり、厚すぎず長すぎないマズルが特徴で、垂れ耳で、目はダークブラウンのアーモンド形のかわいい犬種です。現在では愛好家の努力によって日本でも増加してきてはいるものの、依然として本国オランダ以外では非常に希少な犬種となっています。

原産国はイギリス。 キツネを追うことを目的とするフォックス・テリアのうち、19世紀後半から品種改良が進められる中で、スムース・フォックス・テリアと本種が確立され、1955年には国際畜犬連盟に登録されました。折れた耳長いマズルと、スクエア型で足の長い体型が特徴で、元気いっぱいで遊び好きな愛らしい犬種です。

もともと立ち上がった毛並みはいつでもふわふわで、まっすぐの脚で軽快に走る様子がとてもキュート。毛色はピュアホワイト一色のみで、長めにカールした縮れ毛が特徴です。小型犬にありがちな気の強さや臆病さが少なく、おだやかで素直な性格です。

都会の生活にもなじみやすいよう、ブル・テリアを小型化して作り出されたのがミニチュア・ブル・テリアは、ブル・テリアと同じく、ユーモラスな顔立ちとがっしりとした力強い体型が魅力です。飼い主に忠実で、そばにいるとかわいくてたまらなくなります。

映画『101匹わんちゃん』で有名なダルメシアンは、イヌの品種の一つで、白地に黒もしくは茶色のブチを持った特徴的な毛色を持ちます。飼い主さんや家族にとてもフレンドリーで、ときにフレンドリー過ぎるところも憎めないかわいい犬種です。

黒光りした引き締まった無駄な贅肉の無い体。見る者に2本の角を連想させる鋭くとがった形に整形された耳。この容姿から多くの映画やアニメで警備犬や護衛犬など、悪者役として描かれ怖い犬種のイメージが強いドーベルマンですが、そのイメージとは裏腹に非常に優しく、穏やかで甘え上手な犬種と言われています。ファンからはそのギャップがとてもかわいいと評価されています。

スタンダードダックスフンドは特徴的な短足胴長の体型で、口先はやや長め、筋肉がよく発達した垂れ耳のかわいい犬です。 被毛は各サイズとも、スムース（短い）、ロング（柔らかく長い）、ワイアー（硬毛で長い）の3種類です。 原産国ドイツでは3サイズとしており、FCI国際畜犬連盟に登録されている犬種標準書でも同様です。