玉木さんは、東京と新潟に多く、全国におよそ19,900人いると言われています。最後に「ん」をつけると「たまきん」になることが不人気の理由と言われています。

花水さんは、未鋳型、東京、大分に多く、全国におよそ320人いると言われています。「はなみず」という読み方が不人気の理由になっています。

馬鹿さんは愛知県に最も多く、全国にわずか10人しかいないという珍しい苗字です。一般的には「バカ」と読みますが、ここでは「ましか」と呼ばれています。しかし、見た目では「お」を付けることで「お馬鹿さん」と呼ばれそうです。

蛇穴だんは、青森県に最も多く、全国におよそ100人いると言われています。女性から不人気な理由は、「蛇という漢字が入っているから」「「じゃあな」と読めるから」などがあげられています。

霊園さんは千葉県に多く、全国にわずか30人ほどしかいない珍しい苗字です。これから結婚するというときに、いきなり「霊園」という苗字は抵抗があるかもしれません。

馬場さんは東京都に最も多く、全国におよそ139,000人いるそうです。1636年、徳川三代将軍家光公により「馬場」は造営され、流鏑馬（やぶさめ）や馬の調練・弓射など旗本たちの馬術の稽古場のことを「馬場」と呼んだそうです。女性から不人気な理由は、「ばばぁ」に聞こえるなどがあげられています。

浮気さんは滋賀県に最も多く、全国におよそ150人いると言われています。滋賀県守山市浮気町(ふけちょう)が起源（ルーツ）で、 語源は水の豊かな土地で早朝などに水蒸気が浮き上がって見えるからきています。「浮気（うわき）」というイメージが付きまとうことが不人気な理由です。

小俣さんは東京都に最も多く、全国におよそ18,600人いると言われています。俣とは国字で中国にはない漢字。 意味はしばしとどまって考えること。 そこから分かれ道を表す様になったそうです。女性にとって、「おまた」という名前は、さすがに避けたいところです。

毛穴さんは大阪府に最も多く、全国におよそ130人いると言われています。鎌倉時代に「けな」の表記で存在していた記録がありますが、現在は「けあな」と呼ばれています。この読み方が女性から不人気な理由となっています。

草井さんは岡山県に多く、全国におよそ210人いると言われています。草井さんが女性から不人気な理由は、「くさい」という読み方にあります。例えば、名前が「かおり」だと、「くさいかおり」になってしまいます。

御手洗さんは、大分県に最も多く、全国におよそ5,300人いるそうです。御手洗は、本来は「みたらし」と読み、「日本国語大辞典」には「神仏を拝む前に、参拝者が手を清め、口をすすぐための場所」とある。 伊勢神宮では、内宮の近くを流れる五十鈴川の河原が御手洗で、参拝者はここで手を清めて参拝したとされています。女性から不人気な理由は、「おてあらい」と読めるからだそうです。

二股さんは京都に多く、全国におよそ450人いると言われています。女性から不人気な理由は、二股というイメージの悪さと言われています。